【旦那の捨て方】をAIが教えてくれる時代 & 【相場】の優位性

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全くわけのわからん表題ですが、この日記のジャンルは「相場」です。(笑)

AIが我々の世界を大きく変えるであろうことは間違いが無いようで、最近、AIに関するニュースや話題を目にすることも増えてきましたね。

これからどんどんそれが加速して来るんだろうと思いますが、面白いニュースがありました。

「ゴミの捨て方」を教えてくれるAIサービスがあって、そこに「旦那」と入力したら素晴らしい回答が出たらしい。

「旦那捨てたい」に神回答 横浜市「イーオのごみ分別案内」、AIがまるで人生相談 「的確な答え」と話題

答えは

 《本当に!!「人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する」ってアルマン・サラクルーは言っていたよ。忍耐力を鍛えてみたら、どうかな。》

だそうです。笑っちゃいましたが、こんな時代になったんですね~~。

我々みたいな年寄りは「AIが変える世界」を現実のものとして見ることはないのでしょうが、我が家の次男坊は結構気にしていて、今は「会計監査法人」に勤めてそこそこ頑張っていますが、「この業界もAIで大きく変わる業界」だと認識していて将来の身の振り方を考え出している様子。

実際にIBMの「ワトソン」を導入して、保険業界が大幅な人員整理をしたなんてニュースも出ていますし、今までの「ロボットの出現で単純作業が減った」とか「産業革命で大きく社会構造が変わった」なんて以上のことが起きるんでしょう。ましてやロボットも自己学習する時代で、「豆腐も扱える」動きが出来るようになったんですってね。細かいもの大きなもの、不定形のもの、硬さの違うものも自分で判断して「人間と同じように扱える時代に入った」と。これは認識技術の発達によるらしいですが。そんなロボットがAI搭載で動くとなったら恐ろしいなんてもんじゃないですね。

一体どんな職種が淘汰され、どんな職業が必要となり、また創出されるのか私にはわかりませんが、そういう討論会、説明会が学者、技術者、実業界等のトップが参加してあちこちで行われ始めているのもネットを見ているとわかりますね。

この動きに「乗る」のか「逃げるのか」で若者の将来も大きく変わるはずで、若い人たちは将来を見据えて今、向かう方向を決めないとかなり大変なことになるんじゃないでしょうか。

でも「私の業界は人間でしかできないから・・」なんて思っても、そういう業界に仕事を失った人たちが殺到するわけで、またそれとてAIなりロボットを連れて入ってくる人もいるわけで、安穏とはしていられないんじゃないですかね。

---ここからは相場の話。興味がない人はスルーしてください。---

私事ですが、なぜ私の長男をマレーシアに一緒に連れてきて「トレーダーにしよう」と思ったかというのは、こういう将来の読みもあるからなんですよ。息子は日本での就職も決まっていたわけですが、コネも無ければ特殊な技術や才能があるわけでもない息子が、ましてやAIやロボットが本格的にあらゆる分野に入ってくるこれからの時代、そして格差がますます大きくなるであろう時代を考えますと、私も古い考え方を変えるべきだと思ったのです。

私って結構古い考え方を持っていまして「ものづくりが仕事の原点」だと思っています。製造業には一度もタッチしたことさえない私ですが「製造業が世の中の基本」という考えを持っていまして、「金融」も駄目だと思うくらい。ましてや「相場のトレーダー」なんてのは(多くの人が考えるように)どうしようもない人間がやるものだと(笑)。副業は全く問題ではないにしろ、それを生業とするってのはどうかと思うのは今も同じ。

この相場の世界は「実績」のみが重要で、経験も技術も全く関係ないんですね。何十年やってますなんてのは「私は60年生きてきました」というのと同意語であって、「だから?」でお終いの世界。結果として「銀行通帳の数字」だけが重要視される世界。

こういう世界に若者が入っていくべきじゃないと思っていますし、歳を取っていてもそこにずっぽり浸かったままなんてのは「何のために生きているの?」と思うんです。相場が趣味だってのならそれは良いですが(こういう人かなり多い)。

ただ「金儲け」という一点だけをみた場合、誰にでも公平公正に「チャンスがある世界」でもあるんですね。そりゃ簡単じゃないのは当たり前で、もし例えば「ラーメン屋」でもなんでも、どんな仕事でも「そこそこ出来るようになる」には大変な努力と【運】が必要。だから相場の世界とて同じで勝ち組に入るのが簡単なわけでもない。

ところがですね、「あるレベルに達する」ことが出来れば、「そこから大きくなるのは簡単」ってことなんですね。これが他の職業と大きく違う点で、もし「ラーメン職人」「寿司職人」あるいは「公認会計士」「弁護士」としてそこそこの力が着いても、それで「食える」ことはあっても、その収入を5倍、10倍、20倍にするなんてのはめちゃくちゃ難しい。不可能と言っても良いくらい。

でも相場は「技術的には美味しいラーメンを作れるようになった」のと同じレベルで大きくなれる世界。

私が「相場は簡単」だというのはそういう意味なんですよ。初心者が簡単に勝てるという意味じゃない。でも世の中は「ラーメン屋」に例えると、スープの作り方、麺の茹で方を覚えた程度で「どうにかなるかも・・」と思うような人が多いのね。これじゃラーメン屋とて全く使い物にならないし、相場だって同じなんですね。あるいは「ちょっとの経験しかないのに」こりゃ難しい、ダメだなんて思う人が大半。

ラーメン屋だろうが寿司屋だろうが、ちょこちょこっと勉強して経験してどうにかなる世界じゃないじゃないですか。でもなぜか相場の世界をバカにする人が多い様で、ろくに勉強も練習もせずに入ってくる人が多い。で、難しい難しいという。当たり前じゃないですか。未だかつて簡単にどうにかなる職業に就いたことあります?

でもやっぱりちゃんと一つ一つ技術を積み重ねていけばどうにかなるのは他の業界と私は同じだと思っていて、でも有名料理店のオーナーシェフになる人もいれば、駅前ラーメン屋の下働きしか出来ない人もいるのと同じで、当然、差は出てくる。それは相場の世界とて同じで、でもあるレベルに到達すると、他の業種では考えられないことが起きる。これが相場の世界の特徴だと私は思っています。

でも結果的には「銀行残高」のみが重要視されるろくでもない世界で、「パパの作るエビチリは世界一だ」なんて言ってくれる妻も子供もいない。「パパは結局リストラされたけれど、あの高層ビルを見てご覧。あれはパパが作ったんだよ」なんてこともない。

相場の世界が誰の役に立つかと言えば、誰の役にも立たないし、「思い出」も残らない非情な世界。

私は若者だけでなく、こんな世界で一生懸命になるなんて「まともな人間がすることじゃない」と今でも思うんですよ。「相場師」なんて言葉も馬鹿にする意味が入っていて世間はそれを職業とはみなさない。

でもこれからますます不透明な世界に突入するにあたって、そんな「古い常識」が通用するのかどうか。

ここで私の考え方も変わってきまして、それが「息子をこの世界に引きずり込もう」と思うようになった理由。

またAIも進んでくれば相場の世界もかなり変わると思うのですが、現時点では高確率で利益が出ると言われる「HST(超高速売買)」(後述:HSTではなくてHFT)はすでに広まっていて、株でも先物でもそれの取引高がとんでもなく大きくなっている。当然、「自動取引」なわけですが、これが今後どれだけ精度が上がってどうなるのかは全く想像が出来ませんが、まだまだ「人間」が勝てる余地はあるはず。でも将来はわからない。「人間狩り」をする動きをAIが作り出すことはあるはずで、今でも言われているFXの世界の「Mrs Watanabe狩り」みたいなことは増えるんじゃないかと思ったり。

かなり昔から「商品先物」の世界では「チャートの形を作る」ことが言われていて、いわゆる「ダマシの動き」をわざと作るんですね。つまり「それを餌にして釣る」ってことですが、こんなことが頻繁に起こったら「チャート分析」そのものが成り立たなくなりますし、それをAIがやるかもしれないなんてことも考えています。でも大きな市場ならそんなことは起こり得ないとは思いますが・・。

また私は「自動売買否定派」なんですが、これは私が「わからない」「出来ない」だけの話で、でも世の中にはとんでもない数の取引対象があり、時間軸の違いも加味すれば、「自動売買の可能性」も捨てきれていません。「対象商品」X「時間軸」で売買対象を100ぐらい監視して24時間動かしていれば、ある「特定の動き」だけを検出して自動売買するという方法は成り立つんじゃないかと思ったり。そもそも自動売買アルゴリズムで「常に勝てる」ことは無いわけですが、でも「非常に稀ではあるものの、時々出るある動きの検出だけに特化」すれば面白いかもしれないとは思っています。でもそれに打ち込むのは私にとってはまだ先であり老後の楽しみぐらいに思っています。

どちらにしても大きく変わるであろう世の中で生き抜くためには、お恥ずかしい話ですが「なりふり構っていられない」という考え方が私の中では大きく育っていて、まともな世界だとは思っていない業界ですが、あえて長男を引きずり込みました。正直な所、今でも「親としてあるまじきことをした」と思っていますが・・・。

でもどんな世界になっても「金は金」でしかなくて、「金は道具であって目的、目標にはなりえない」と思っていて、「持っている金で一体何をするのか」に焦点を当てて人生を構築したいし、息子にもそんな「夢」や「目標」を定めて「絶対に勝つ」という意志を捨てずにやってもらいたいと思っています。

なんだかわけのわからん日記になりましたね。(笑)

でも毎度のことだからしょうがないか。すいません。m(_ _)m

 
 
 

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