同じコンドの同じ作りのユニットを探していて、Unfurnishedで今より階層は低いもののここでいいやと決めたのは前に書きました。
手付金一ヶ月分を入れてオーナーの返事待ちだったのですが、なんだか様子が変なんですよ。すぐにオーナーがサインをするかと思ったら、来週だの、明日だのと時間伸ばしをしている。
私サイドのエージェントいわく、このオーナーちょっとおかしいねぇという話になったのですが、どうも数カ所の不動産屋に話を持っていっているようで「我が家より条件の良いテナント」を探しているんじゃないかと。
そうならそうで、「私の条件はこれ」と言ってくれればこちらも考えるのに、時間伸ばしをするっておかしいですよねぇ。
そして話の中で、契約日の1週間前には鍵が欲しいと願い出ていたのですが、これが簡単に却下。契約日より前に入りたいっていうんじゃなくて、鍵だけ貰えれば引っ越しも楽にできるじゃないですか。でも駄目だと。
じゃぁ、二日前は?と聞いたらそれも駄目。
契約開始日の朝に鍵を渡すっていうんですわ。
じゃぁ、契約開始日を数日間前にすればよいのですが、「こんなケチなオーナーは珍しい」と私サイドのエージェントは言うわけです。
オーナーはインド人。どうもインド人は細かい金に五月蝿いらしい。
そんなことを聞くと、住んだ後の修理だのなんだので面倒なことも起こるような気がするわけです。エージェントもそれを言う。
じゃ、やめようかとあいなりました。
でも他に部屋が無ければどうにもならないわけで、早速、一軒見てみることに。
その部屋は借りるつもりだった部屋よりまだ階層が下なのですが、行ってみるとまるで問題はない感じ。そしてですね、オーナーが住んでいた部屋なんですよ。だから良い家具、調度品が揃っているってわけでもないのですがそこそこいい感じ。オーナーと会って話したら良い感じのチャイニーズマレーシアン。オーストラリアと行ったり来たりしていて、今後はオーストラリアに多く住むので貸すことにしたと。
我々もオーストラリアから来たわけですからいろいろ話をしたのですが、ゴールドコーストにも家を三軒持っているそうな。でも彼はメルボルンで家族とともに住むと。クアラルンプールにも賃貸用の部屋を多く持っているようで日本の会社にまとめて貸しているとのこと。
やっぱりやり手なのは話をしていてすぐわかるわけで、論理的で決断がかなり早いタイプ。でもけち臭い感じはなくて、「気持ちよく住んでもらいたい」ということでフローリングも全部張り替えると(水が漏れてダメージを受けた過去があるそう。でも見た目ではわからない)。そしてあれもこれも綺麗にしてくれるし、テレビも二台買うし、他になんでも要望があれば言ってくれと。
そして部屋の準備ができれば契約開始一ヶ月前でも鍵を渡してくれると。(笑)
良いオーナーだなぁと感心したのですが、さすがやり手で、「やることはきっちりやるけれど、払うものはきっちり払ってくれ」というタイプなんでしょう。レントも高め。今の部屋より10%以上高くなる。そしてその金額って(物価の高い)ゴールドコーストを発つ前に借りていた3BRよりも高いし、私が過去に払ったことのない金額。(T_T)
ま、しょうがないかと思っているのですが、部屋の修理じゃなんじゃの日程の関係もあって、まだ決定していません。
早く落ち着きたいなぁ・・・。
考えてみると、今借りているコンドは本当に良いのを見つけたと思います。高階層だし家具は全部揃っているし(新しいユニットは家具付きだけれどそれなりに買わないとならない)、良いものはないけれど全く問題なし。それでいてレント代は不動産サイトで調べても安め。
ラッキーだったんですねぇ。