「Ninjatrader」でFXをトレードする場合の注意点 【相場】

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読者からメールをいただきました。

とりあえずNinjatraderを動かしてみようと思い、ソフトはダウンロードできたものの、【FXデータが入らない】」と。

ちょっとややこしいのですが、Ninjatraderってチャートソフトであるのと同時に、チャートから注文を出せるようになっています。つまり、

「Ninjatraderに対応したブローカーを使う必要がある」

んですね。それはいろいろありますが、Ninjatrader自身がブローカーもやっています。というか、大手のブローカーの下にぶら下がった「サブブローカー」という形なのでしょう。

ですからとりあえずNTを動かすには、NTで「デモアカウント」を作らないとなりません。ここがややこしいのですが、Ninjatraderというブローカーが存在するわけではなくて、FXならFXCMとかForex.comを使うことになります。でも窓口はNinjatraderであって、FXCMやForex.comに直接申し込んでも使えませんし、すでに口座を持っていたとしてもNTを使えない(はず)。

実際に売買するには様々なブローカーを使えますが、とりあえず動かすにはFXの場合はデモアカウントを作ってこの二社からデータを取るしかないと思います。

私はFXCMのデモアカウントからデータを取っていますが、それと同じようなことをしようとした「日本在住の読者」からFXCMに繋げるための詳細が書かれたメールが来ないと。

調べてみるとFXCMそのものは日本からの客を受け付けていないとのこと。

この辺は私にはさっぱりわかりませんが、日本からの場合はFXCM経由でNTを使うのは出来ないのかもしれない。

さてどうするか。

FXCMではなくてForex.comはどうなのか。ここも私にはわかりません。

でもとりあえず動かしてみるのなら「先物データ」は取れるはずですので、それで「まずは動かしてみる」のも良いと思いますし、あるいは

「どうせデモアカウントなのだから、【他のメルアド】やたとえば【マレーシアの住所】を使ってみる」のも手じゃないかと。これは嘘の情報を記入することになりますが、その辺をどう考えるかは皆さんの自由。

では実際に売買する時にはどうするのかですが、ここで一つ「頭を切り替えていただく必要がある」ということを書いておきます。

一般的にはブローカーに口座を開き、そのブローカーが提供するチャートを使い、データもブローカーから、というケースが多いハズ。ただこれはFXでは普通ですが、先物の場合はちょっと違います。

◯ チャートソフト
◯ データベンダー
◯ ブローカー

この3つは一切関係がない別々のものであるという認識を「基本」と考えたほうが良いと思います。またFXデータは無料なのが普通かもしれませんが、先物データは有料なのが普通です。そもそもそのデータを出している「証券取引所」も有料ですし、データベンダーはそれがビジネスですから「彼らと証券取引所」の合わせたものがデータ料金として考えないとなりません。

ですから好きなチャートを使い、好きなデータベンダーを選び、好きなブローカーを使えるということ。これが基本。

でもブローカーを通してデータを受け取るケースは多々あります。当然その場合でもデータ料金はかかりますし、でもその場合は「チャートから注文が出せる」利点がある。

しかしそこにコダワリがなければ、チャートを見ながら売買注文は「ブローカーのソフトを使う」ということもありうる。

私はそれを基本と考えていまして、データの入手、チャート、売買が一つになっていることのほうが稀であると考えています。

私はInteractive Brokersをブローカーとして使っていますが、この場合はかなりややこしい形になります。

◯ Interactive Brokerにデータ料金をしはらう(先物とFX)
◯ 他のデータベンダーからも先物データを買ってそれをNinjatraderで表示する。
◯ FCXMのでもアカウントからFXデータを手に入れNinjatraderで表示する。
◯ Interactive BrokersのソフトにAPI接続でNinjatraderを接続し、そこから売買をする。

おそろしくややこしいでしょ?(笑)

本来、Interactive Brokersにもデータ料金を払い、データが入ってくるわけですから(それがないとそもそも売買も出来ない)、そしてなおかつNinjatraderが接続されているなら、データもそのまま取れるはずですよね。

でもInteractive Brokersのデータには問題があって、「リアルタイムのティックデータ」は配信されますが、「過去データは1分データ」なんです。ですからティック足や練行足を使わずに普通に「一分足、5分足、あるいは日足」しかチャートに表示させない場合は、Interactive Brokersから入ってくるデータだけでOKということ。

一つだけ皆さんの頭に入れておいて頂きたいのは、

◯ チャート
◯ データ
◯ ブローカー

この3つは「バラバラで関係ないのが当たり前」だということ。FXしか知らない方にはピンと来ないかもしれませんが、これを前提に考えないと先物ではなくてFXだとしても簡単にはいかないはず。

とりあえずデモアカウントでNinjatraderを動かしてみたいとなれば、上に書いた方法を取るなり手はあると思います。

ああ、データを売っているデータベンダーは何社かありますが、「一ヶ月以内は無料で解約可能」としているeSignalみたいなところもありますので、1ヶ月以内に解約するつもりでそこと契約してみるって手もあります。

では実際に売買する場合にはどうするのか。

◯ データはデータベンダーから買う

◯ チャートは分析のみに使う

◯ 売買注文はブローカーのソフトを使う

これを基本に考えれば、好きなチャート、好きなブローカーを使えることになるわけです。

でも中にはInteractive Brokersのように彼らのソフト(チャートも表示できる)にNinjatraderをぶら下げて連携して動かすことも出来る。でもこれは「たまたまそういうこともできる」と考えるべきで、どこでもそれが可能かというとそんなこともない。

 
 
 

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