マレーシアには「嘘」「適当なこと」を平気で言う人が多いと思う

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マレーシアに上陸して1年以上経ちましたが、「この人の言うことは信用できない」と思うことが結構ありました。

身近なところでは「道を聞いた時」とか。

「XXXはどこにありますか?」と聞くと、「それはここを真っすぐ行ってすぐ右側」とか親切に教えてくれる人は多いのですが、その情報は全く間違えていたり。

銀行でもこれに似たようなことは何度もあって、「XXXはこうです」とか「XXXは大丈夫です」「今週中にはできます」なんて話が全く違っていたり。「話が違うじゃないか」なんて後で言っても「私のせいじゃない」という言い訳に終始する。昨日、CIMBで新規口座を開いたときにもそれを感じました。

道を間違えて教えたり、適当なことを言われてもしょうが無いケースはあるけれど、銀行でもこれって本当に困る。正直な所、銀行によっては「スタッフのレベルが明らかに違う」のが見える場合があって、その時には「この人に聞いても無駄だろうな」ってのは予想がつくんですが、CIMBとかHSBCのVIP担当でけっこうしっかりしている【風】のスタッフも似たり寄ったり。

これって長年住んだオーストラリアも似ているところがあって、家の修理を頼んだ業者が「14時に行きます」なんてのがその時間になっても来なかったり、「来月中には完成します」なんてのが数ヶ月もずれたりなんてことは普通にありました。でもこれは昔のゴールドコーストであって、大都会は違うし、またゴールドコーストも段々と変わって来ました。

でもマレーシアに来るとあの当時のゴールドコーストそのもの。いや、それ以上。あてに出来ないと思うことはかなり頻繁にある。

でも海外に住むってことはその地の常識に従うしか無いわけで、ま、こんなもんなんだろうと諦めていました。

ところがですねぇ、ある取引に関して、私側の代理人が私にウソを付くことを薦めることがあったんですよ。冗談だろ?と思ったのですが、「その程度の嘘は嘘じゃない」って言うんですわ。それを言うことによって、双方が納得してすんなり話が進むなら良いじゃないかと。

嘘も方便ってのがあるのはわかるし、私は決して石部金吉じゃありませんが、「明らかな嘘をつく」ことには慣れていないし、そういう生き方はしてこなかったし、これからもしたくないわけですよ。

でも私の代理人は「私の発言」としてその嘘を相手側に話し、取引をどんどん進めてしまいました。

ま、確かにそれが嘘だろうと事実だろうと大した問題はない内容なんですが、私としては非常に気分が悪い思いをしました。

そしてある時ですね、その代理人が「先方はこう言っている」とか「相手側の代理人は悪いやつだ」と【ほんとかよ?】と思う場面も出てきたんですよ。本当に相手側はそんなことを言っているとは思えない内容なんです。細かいことをここに書けないのが残念なんですが、その時、まさに「私に嘘をつけ」と言ったのと同じことを、その代理人は「私に対してもやっているんだろう」と思ったわけ。

おかしいなぁと思って、相手の代理人に直接電話して雑談をしながらなんとなく話を引き出してみると全く違うことを言っているのね。

これで私の代理人は「私に嘘を言っているのが確定した」わけです。

その代理人って本当によくやってくれるのだけれど、「話を進める、決める」ためにその都度、適当なことを私にも相手にも言っているのがわかりました。

でもその代理人を切ることはできない。

次にはこんな展開もありました。その代理人いわく、「相手の代理人は悪いやつでこんな不当な要求をしてくるから取引はやめよう」ということが過去にあったのですが、それとは別の相手で取引が決まった時に、かつて彼が言った「不当な要求」を私に請求して来るんですよ。

ちょっと説明が面倒なのですが、「あいつはこんな請求をしてくるからやめよう」と言ってやめたのに、次の取引ではそれと同じ内容を飲んで、その分の余計な支払いを私に要求してきたってこと。

つまりですね、前に「不当な請求」があったときに、私は「スムーズに取引を終えるためにはしょうがない、飲もう」と言ったのを彼は覚えていたんでしょう。「ダボにはこういう請求をしても大丈夫なんだ」というのに彼は気がついた。だから前はそれを理由にして取引を中止したのに、新しい取引では「いかにも相手が言いだしたようにして、私に余分な支払いを求めてきた」ってことなのね。この請求は相手側が出してきたように、あるいはそれが「マレーシアの常識」みたいな言い方を次の取引時には言うようになったってこと。

信用できないな・・・と思ったんですが、これは私が悪いのね。

支払うべきではないものでも「支払っても良いじゃないか」という私の本音を代理人は知ってしまったわけだから、払う必要が無いときでも「支払うべきだ」「それが常識だ」というように変わってしまったってこと。そしてその支払を手にするのはその代理人そのものなんですよ。

以前は「あいつは不当な請求をする悪いやつだから取引はやめよう」と言っておいて、次回は自分がそれを私に請求したということ。

こういうのって当然許したくないわけで、今回その代理人が「常識だ」ということに関しては調べればすぐ分かることですから調べて「これはどういう意味なんだ?」と迫ることも可能ですがやめることにしました。

代理人を立てるってことは「自分には出来ないから代理人を立てる」わけで、その代理人を信用するしか無いし、多少騙されてもそれは「必要経費」だと考えることにしています。弁護士や公認会計士がそういう「不明なこと」はしないと思いますが、所詮代理人を立てたらまかすしかないわけで、泣き寝入り決定。

でももしかしたら、代理人が言う「常識」は本当に常識なのかもしれない。

では前回はそれを請求してきた相手側の代理人を「悪いやつだ。取引は止めよう」と言い出したのに、次回は私に支払えというのには【違う理由】があるのかもわからない。

意外に前回は代理人同士での「儲けの折半の方法」でもめて話が合わなかっただけなのかもしれない。つまり前回は「自分の取り分にならなかった」から相手を「悪いヤツ」と決めて話を潰し、次回はしっかりそれを独り占めしたのかもね。(笑)

これって本当にうまくないことで、取引そのものは決して悪くないのに、間に入った代理人が「自分の儲け」が思うようにならないと「話そのものを潰す」ことになるってこと。逆を言えば「代理人が自分の儲けをしっかり確保」できれば、私にとって不利な取引でも代理人は進めるってことなんでしょう。

特に不動産の世界ではこういうのは普通のことなんでしょうね。特定の物件しか薦めない不動産屋は「その方が儲かるから」なわけで、「貴方のため」なんて言葉を信用することは出来ない。でも本当に「客の立場」で考えているケースもあるから困るのね。だから代理人には「法定の手数料以上のもの」を支払って本当に代理人として動いてもらうことをするケースがありますよね。日本人相手の不動産屋にはそういうところもあるでしょう。成約したらXX円、頂戴しますってところ。

あれって法定の手数料以上のものを取るわけだから、本来はおかしいのだけれど、本当に客の立場で動いてくれるならそれもアリだと思うんですよ。でもそういうプラスアルファのものを請求して「貴方の立場に立ってちゃんとやります」ってのが単なるそういうビジネスモデルでしか無いってケースもよくあるのね。ゴールドコーストには何度か不動産投資ブームがありましたが、そうやって日本人客を取り込んでうまくやっている業者はいくらでもいました。法定の手数料以上のものを支払うのだからちゃんとやってくれるはずだという客の心理をうまく利用していた。中には法定の手数料だけで、通訳もするし、本当に客の立場で動いてくれる不動産屋もいたけれど、それを見極めるのって簡単じゃないのね。

こういうことってマレーシアに限らずどこでもあることなんだろうけれど、マレーシアの場合、「嘘」とか「適当な話」「作り話」が簡単に見えるような気がするわけです。

騙すならもう少し上手く騙してくれよな~~。(笑)

いや、騙すと言う言い方はちょっと違うか。結果的には嘘、適当な話だったとしても私は悪意らしい悪意はかんじないんですよ。逆に「その場を繕う」とする善意なのかもしれないと思うくらい。皆がいい気持ちでいられたほうが良いわけだから。

でも最終的にはその時の話のようにはならなくて問題が出てくるわけだけれど、問題が問題化したときにどうにかすればよいという理屈もあるような気がするんですよ。

先日なんか「XXXは何日には終了する。もしかしたら2、3週間早まるかも」なんて言われて、こっちとしては喜んじゃうわけですよ。こういう風に言われれば、「少なくともXX日には終了するだろう」って思っちゃうし、あわよくばもっと早くに・・って思うわけだから。

でも実は「約束の期日を守ることさえ難しい」というのが後でわかるのね。これって事前にそれがわかってイライラし続けるより、その時になって「イライラする」方が得なのかもしれない。(笑)

なんだか調子の良い営業マンの口車に乗せられてしまうようなことがマレーシアでは頻発しています。

私はかなり慣れてきたけれど、息子やヨメさんはまだ耐性が出来ていないようで、「大丈夫って言うんだから大丈夫じゃないの?」なんて言うわけですよ。私が「あの言葉は信用しない方が良いぞ。駄目なときを想定して準備しろ」っていうと、私が彼らに怒られる。(笑)

 
 
 

     
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