正月と言えば御節料理ですが、今回の正月は「無し」にしました。
料理好きのヨメさんですが、オーストラリアに渡って最初の10年ぐらいは家で何日も掛けて作っていました。そして友人も呼んで子供もたくさんいる中でパーティー(飲み会)をするのが決まりでした。
でも子供も大きくなって家で大きなパーティをすることもなくなってきた頃に、ヨメさんは御節を作るのを止めました。材料を集めるのだけでも大変ですし、数日かかって作っても「真夏のオーストラリア」では保たないのね。すぐに腐る。
そんなこともあって、正月は皆で「日本料理店でお食事」に変わって、それが延々と今まで20年近く我が家の恒例となっていました。それはマレーシアでも同じ。
家で食べるか、店で食べるかの違いはあってもこの30年近く「御節を食べない年はなかった」のです。
でも今回、日本料理店で食べるのもやめようということになりました。
正月らしい、日本らしい、美味しい御節を出す店もあるんでしょうが、我々が知っているお店の御節は満足感が低いのもやめた理由の一つ。でも「どこか美味しい店はないか探そう」という気も起こらず、長年続いた我が家の行事は終わり。
でも一族がみんな集まりますから、元日は皆でお食事。
中華に決まり。(笑)
久しぶりのリッツカールトンの麗苑を予約しましたが、どんなかな?
一時はあまりにひどい料理を2回続けて出されて、麗苑も終わったねなんて全く行かなくなっていたのですが、友人と数回行った長男が「やっぱり麗苑は美味しいよ」というので、その話を信じることにしました。
正月の食事でずっこけると、それがその年を暗示しているようで気になるのですが、ま、いっか。
シドニーから次男坊も来るし、90を超えても病気らしい病気をしないで元気でいてくれる両親。そしてその両親を休み無しで面倒を見てくれている姉。そして我ら夫婦と長男。一族全員がマレーシアで一緒に正月を迎えられることだけでも感謝せねば・・・。