ビットコインの先物がCMEに上場されましたが、前に書いた情報で間違えていたところがありました。
1ティックは1ドルと思っていたところ、そうではなくて5ドルでした。1ロットは5ビットコインなので、1ティック(5ドル)動けば25ドルってことですね。どうもすいませんでした。m(_ _)m
ただし、ビットコインが100ドル動けば、先物では500ドル動くのは同じ。
CMEのビットコインのスペックなどはこのページで確認(クリック)。
出来高ですが、全く駄目で先物は4限月立っていますが(今の時点では1月、2月、3月、6月)、直近の1月ものでも出来高がなんと727しかありません。デイトレをスムーズにするにはこの100倍はないと駄目で、寂しい限りです。
上場してから今までの出来高の推移ですが、こんな感じ。
ビッグプレイヤーが続々と参入するかと思ったら全く駄目ですね。ま、考えてみれば仮想通貨は価格に裏付けのない商品ですから、まともなビッグプレイヤーは入ってこないのかもしれないと思ったり。またもし仮想通貨に投資することを考えたにしても、ビットコインは多くの仮想通貨の一つでしか無くて、これに集中するのは意味がないのかもですね。
でもチャートとしては面白いなんてもんじゃないのね。練行足ならこんな。簡単すぎて笑っちゃいますよね。でも一番下が出来高ですが、これじゃ危なくて売買できない。
出来高が少なくてもティック足で見れば、実際に売買された値でチャートが描かれるわけですが、これで見るとあまり面白くないですね。5ティック足です。(笑)
上のチャートとほぼ同じ時間帯です。
ビットコインが、仮想通貨が先物市場でどういうことになるのかは全くわかりませんが、今の時点では「触らぬ神に祟りなし」としか思えません。出来高が少ないってことはスプレッドも大きいわけで、これじゃどうにもならず。チャートの右端を見てください。Bid と Askがでていますが、スプレッドが60ドル(12ティック)もある。(@_@)
ま、トレード対象は山のようにありますから、これに固執する必要は全くなく、将来的に面白くなるようならその時、考えれば良いかと。
ちょっとパラメータを変えて見るとこんな感じ。せめて出来高が10倍あって、スプレッドが20ドル(4ティック)ぐらいになればトレード可能かもですね。
一勝負、先物1枚で1000-2000ドル狙い(笑)。でもま、それってこのビットコインのスペックが1枚5ビットコインと大きいからそういうことになるだけのはなしで、他の先物で10枚売買するのと大して変わりはないってことですね。ビットコインのマージン(証拠金)も3万ドルぐらいですから。
でもいつの日か出来高も増えて、10枚ロットぐらいは問題なく売買できるようになれば面白いことになる。でもそれって鉄火場以外の何物でもないし、そんな風にはならないんじゃないかと。でももしその時が来たら黙って見ている訳にはいかない。(笑)