【相場】なぜ「練行足」を使うのか

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練行足の使いやすさは何度か書いていますが、昨晩、それが顕著にわかる動きがありましたので紹介します。

マレーシア時間の3月9日21:30ですが、この時、ありとあらゆる商品が大きく動きましたね。為替はそうでもなかったですが金(ゴールド)の動きは数秒間に怒涛のごとく動きました。ま、あれじゃ手動売買では追いつけないと思いますが・・。

FXをやっている人が多いようなのでこの時USD/JPYがどの様に動いたかを出します。

下のチャートは一分足。上のチャートは練行足。動きが早かったので1分足でもヒゲが長くこれに着いていくのは至難の業だと思います。では練行足ではどうだったか。黄色矢印の範囲は同じ時間です。

練行足では動きのスピードが早いだけで「売買ポイント」はわかりやすい。

練行足は値動きだけを見ますので、時間は関係ないんですね。だから大きく動けばそれは分解されて見やすくなるし、逆に動きが小さい時には圧縮されて見えるわけです。

例えば今回の21:30分に大きく動く前はどうだったかというと、ヨコヨコの全くおもしろくない動き。これを一分足で見ていた場合、出撃しますか?私なら見ているだけ。

19:00から21:30までの2時間半の動きですが、下の一分足ではダラダラ動いているだけ。でも上の練行足では「上げ波動」として出ていますから、ここで出撃が可能なのはおわかりになるはず。

実はこの時間帯は具合が悪くて寝ていて実際の値動きは見ていません。起きてからチャートを見てびっくり。(笑)

トレード手法は人それぞれですが、私の手法は多分、世界一簡単で単純と言っても良いと思います。いわゆるトレンドフォロー型で波動の方向と力に着いていくだけ。一般的にはこれを「モメンタムトレード」と呼びます。このチャートはその方法に適した作り方をしているので、他の手法を取る方はこれじゃ駄目だと思います。一緒にやっている(初心者の)息子は「プライスアクション」を見るのが好きなようで普通の分足も一緒に表示させてみていますが、その方法だと逆張りが多くなりますし私の教えているのとは違う方向性なのですが、それが良いと思うならそれでやらせるしかありません。経験を積んでいつか痛い思いをすれば私の言うことを理解できる時が来ると思っていますが。(笑)

どんな手法を取ろうとそれで安全にそして安定した利益を積み重ねられるなら全く問題がないわけですが、私にはこれしか出来ません。

もし練行足を使ってみたいと思ったら、是非使ってみてください。FXをトレードする人はMT4を使うケースが多いと思いますが、MT4では基本的に練行足は表示できないと思ってください。また分足よりティック足も非常に見やすいと思うのですが、ティック足もMT4ではちゃんと表示できません。いや、表示できるよという人もいるでしょうが、あの手この手を使わないと表示できないチャートなんて意味がないわけです。

何をするにもそれなりの時間なり経費なりを掛けてセッティングをして、道具も選ばないと駄目なのは一緒じゃないでしょうか。

ある程度、利益が出るようになったらいろいろ試してみたいなんておっしゃる方も前にいらっしゃったのですが、それは時間の無駄だと思うし、まず不自由な道具を使って勝てるようになるんでしょうか。つまり、わざわざ難しいことをやっているとしか私には思えないのです。

トレードがうまくなればどんなチャートを使っても勝てるということは起きるかもしれませんが、その逆はあり得ないと思ったほうがよろしいかと・・・。

チャートから何を自分は読み取りたいのか。それがはっきりしていればおのずと使うべきチャートも決まるはずです。もちろんMT4には良いところもあって、MT4じゃなければ駄目だという人も世の中には多いわけで、それはそれで一向に構いませんが、もし私と同じ様なモメンタムを見てトレードするタイプだと練行足がベストだと思います。私はNinjatraderを使っていますが、他のソフトでも練行足じゃティック足じゃの表示は基本的な機能なのが普通です。もしMT4が好きだとしても、ぜひ練行足やティック足を他のチャートで表示させて、MT4と並べてやってみたらいかがでしょうか。

こういう私もMT4で時間足を表示させて見ることは少なくありません。(笑)

長い時間軸で大きな流れ、ウネリを見るとしたら私はMT4の方が使いやすいと思っています。

 
 
 

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