デイトレだろうが短期トレードだろうが長期だろうが、私のチャートの見方は同じだといつも書いています。考え方は単純で基本的なトレンドフォローです。ややこしい見方もしませんし、「効率」を何よりも重視しますから、上がるか下がるかわからない遠い将来を考え、読み、期待することも一切ありません。ドローダウンも基本的には認めませんし、ナンピンは絶対にしない。
どういうチャートを作ってどういう見方をして、どう売買するかってのは「海外の掲示板」を見ると情報満載ですね。日本みたいに「俺のやり方は誰にも教えない」というのではなくて、多くのトレーダーが集まって「こんなのどうよ?」と見せ合い、評価しあい、皆で良いものに作り上げていくという文化がそこにある。そういうふうに作られた「システム」がいくつも存在していますので、初心者は悩むこと無くとりあえずそこで勉強するのが一番だと思います。でも注意しないとならないのは「そういう場は日本にはほとんどない」ということ。だから英語ができないと困りますが、そういうところで使われている英語って決まっているんですね。テレビや映画の「恋愛もの」「裁判もの」とは全く違いますから英語に弱い人でもすぐにわかるようになるはず。
また市販されているものもいろいろあるんですね。
ではそれらが本当に使えるのか、勝てるのかというとなかなか難しいものがあって、そのシステムの長所や欠点がわかるようじゃないとどうにもならないわけです。でもこればかりは時間を掛けていろいろ勉強し経験しないと良いのか悪いのかもわからないし、自分がそれを使ってみて「結果」を見るしか無い。でも自分がちゃんとそれを使えているのかどうかはわからない。
例えばですね、もう何年も前から気にして見ている業者があるんですよ。非常に簡単なシステムなので、全くのド素人の息子には良いと思ったんです。やっぱり市販のものは「どう使うのか」というところのフォローもしっかりしているのが普通ですから。
この業者は前にも紹介したことがありますが、この業者です。
こんなチャートで売買するシステムです。青の丸印のところが出撃場所。
私が見てきた6,7年の間に彼らもどんどん進化しているのですが(チャートもかなり変わってきている)、この業者の良いところは「毎日の成果を動画で説明する」「場が開いている時間にリアルタイムで会員を含めて情報交換が出来る」でしょう。また数人で運営されている会社ですが、皆さん結構歳を取っているのですが非常に熱心にメールやスカイプでいろいろ教えてくれます。こういう手取り足取りのちゃんと面倒を見てくれる業者ってアメリカは結構あるのね。システムを売りっぱなしで「後は頑張ってください」みたいなもので勝てるようになる人はごく僅かしかいませんし。
こういう会社のシステムが本当に有効なら、それを使うのが何よりもの近道ですよね。たとえ料金が100万円でも安いもんです。
ところが問題もあるんですよ。
ま、どこでも同じって言えば同じですが、「良い話しかしない」ところや、今まで過去に彼らが使っていたインジケータの中に「リペイントするもの」があったり。リペイントするインジケータって何かわからない人は検索して調べてみてくださいね。でもリペイントをするインジはイカサマだというのも間違えていて、リペイントするというのがわかっていればそれなりに使いみちはあるんですね。つまり、過去データを見ると「全ての売買ポイントでそのインジケータは反転している」のが普通ですから、これだけあれば勝てるじゃんって思っちゃうのね。でもリペイントってことは時間が過ぎてから「前の表示を書き換える」ことが起きるわけで、過去データだけ見ればばっちりなのは当たり前なのね。
でもそういうものであるというのがわかっていれば、例えば「ロング」のシグナルが出たとしましょう。そしてそのシグナル通りに「ロングポジションを持ち続けていた」としましょう。ところが動きがおかしくなってフト気がつくと、過去に戻ってある時点で「ロング保持のサインが消えてショートのサインが出ている」ことがある。これを多くの人はインチキだ~~と騒ぐわけですが、逆に、そういうサインが出た時には「何がなんでも撤退する」と決めれば良いだけなんですね。ドテンすべき場所かもしれない。
でも出撃サインが出たはずなのに、いつのまにかそれが消えて書き換えられたりしますから、慣れないと使うのは難しいものが多いですが、どういうときにリペイントするのか、リペイントした時にはどうするべきかわかっていれば使いみちはあるわけです。
この業者がそういうリペイントするインジケータを使っていたのが分かりましたが(今のチャートでそれは使っていない)、彼らの説明を聞いていると「(過去チャートを見ながら)ほら、ここで出たサインはばっちりでしょ」みたいな言い方をするんですよ。つまりリペイントしていないような説明なのね。
私はこれは詐欺と同じだと思って、メールで聞いてみたんですよ。「あのインジケータは名前は違うけれど、巷で出回っているXXXXと同じで、リペイントするんじゃないですか?」と。その答えはすぐに帰ってきて、「その通り」ですと。でもそれをなぜ使うのか、どう使うのかの説明は一切なしでした。
このときに、この業者は駄目だと私の中で結論づけたのですが、でもその後、6,7年も見続けています。(笑)
というのはですね、使える部分もあるってことなのね。そういう良い点だけを拾い集めれば良いだけの話で、何十万円も払ったのだからそのシステム通りにトレードすれば勝てるはずだ、なんて考えるほうがアホだと言って良いくらい。
彼らは毎日動画をアップロードしてその日のポイントを説明していますが、これを見てください。チャートの説明は0:49辺りからです。
青印が彼らの言う「出撃ポイント」です。これって全然駄目なのがパッと見てわかりますかね?
このチャート設定自体は私は決して悪いと思わないのですが、彼らのルールに問題があるのね。この動画から抽出したチャートの画像ですが、青丸が出撃場所です。要は下げトレンドの中の「戻りを買う」ことを続けているわけです。
なぜこんなことになるかというと、中段にBBMACDを使っていますよね。彼らは独自に名前をつけていますが、中身はBBMACDです。
彼らは「ある一定の数値を超えた場所で反転したら出撃」というルールがあるのがわかりますよね。つまり、「売られすぎ、買われすぎ」を重視しているということ。
こういう考え方って初心者にありがちで、この考え方でストキャスだろうがなんだろうが使うと、「負けることが多い」のね。言葉を変えれば「トレンドになると負けだす」ってこと。この辺のことがピンと来ないとこういうインジケータは使えないのですがわかりますかね?
売られすぎだの買われすぎだのそういう言い方をするトレーダーは多いですが、トレンドが出来た時には「その状態が延々続く」のが普通で、インジケータは上や下に張り付いたままクネクネ動くわけです。で、それを見て出撃すると負けが続くのね。
「ある数値を超えたら買いだの売りだの」で勝てるとするならば、負ける人はよっぽどの馬鹿ってことになりませんかね。これは0ラインを超えてからの反転とか、80ライン(20ライン)を上から(下から)抜いてきたらそこが出撃場所だなんてのも同じで、「数値に拘ると絶対に勝てない」んですよ。
何よりも大事なのは、私は「数値ではなくてパターン」だと思っていて、そんなのは誰に教わるわけでもなくて「過去チャート」をしっかり見るだけで、こういう動きがあるんだ・・なんてことは誰にでもわかるわけです。
でもこの会社の人達はそれを理解していないのね。
また上昇でも下降でもエリオット波動で言う「第三波」は絶対に狙わないと駄目な波動なんですが、それも彼らは無視しているし、「反転しそうで反転できなくてもとに戻ったところ」って最高の出撃場所なんですが、彼らはそれも見ないのね。そしてダイバージェンスも全く考慮しない。そもそもトレンドを軽視しているようにしか私には思えないんです。
つまり、私にはこの会社って「チャート好きの素人集団」に見えるんですよ。でもそれを何年も続けていて、ウン十万円という価格でシステムを売っている。
でも面白いのは、いつもろくでもないところでサインを出すのかというとそういうこともなくて、良いところでも出るんですよ。でも彼らの基本は「買われすぎ、売られすぎ」からの反転を狙うのを重視していますから、「外れることも多々ある」し、この売買方法ってのは「逆張り」だというのがわかりますでしょうか。でも逆張りは当たると大きいのね。気持ちも良いし。(笑)
でもそれを追い求めるのが初心者の常で、だから安定して勝てないんだと私は断言します。
そしてこの会社は初心者丸出しであるということ。
でもねぇ、彼らの作るチャートそのものは私は良いと思うんですよ。使い方を作った本人が間違えているだけだと思うわけです。
つまりですね。良いチャートならそれを手に入れるだけでも十分ってことなんですね。でもこのチャートを手に入れるのにン十万も払うのが良いとは思いませんが、彼らのチャートを自分で作れるようになるまでどれだけ時間がかかると思います?またその自分で作ったチャートが実際に使えるチャートどうか、どうやったら初心者にわかるんです?
だから買ってもどうにもならないと言えばその通りなんですが、でもチャートを買うだけでも意味があると私は思うんですよ。自分の知識や経験を活かせるチャートなら良いはず。
ところがですね、知識や経験があると、「このチャートを買わずに、ほぼ同じものを自分で再現することは可能」なのね。どんなインジケートをどんなパラメータで使っているかは大体想像はつくわけです。
だからそういう人は「買う必要もない」し、もっとうまく使えるということ。でも再現できない人は買うしか無いし、でもそういう人にはそのチャートを使いこなせない。
このジレンマがあるわけですね。
実は私が使っていたMT4チャートのインジケータとテンプレートを配布していたことがあるのを覚えている読者は多いと思いますが、今でもたまに「配布してもらえませんか」というメールが来るんですよ。
でも配布はしませんし、大変失礼ですが、「このチャートを見てどんなインジケータをどんなパラメータで使っているのかわからない人には、結局は使えないんです」とお答えしています。だってパッと見てそのインジが何かわからないってことはそれの長所欠点もわからなければ、なぜそのパラメータなのかもわからない。これじゃ使いようがないじゃないですか。でも私はあればあったでどうにかなるかと思って配布をしたのですが、結局は皆さんの役には立てなかったと思っています。多くの人は「魔法のランプ」でも手に入れて、それを使えば勝てると単純に思っていたはずで、逆にそう思わせてしまうことのほうが皆さんにとってマイナスになると私は考えました。でも私のチャートからインスピレーションを得た人は、私に連絡もせず勝手に似たようなものを作ってどんどん利用しているはず。私もそうやってやってきたわけです。
それを言われれば、ダボの馬鹿野郎、もったいぶりやがってって間違いなく思っているはずですが、チャートそのものを手に入れて使いこなすのは簡単じゃないってことなのね。
それは今日紹介したディメンショントレーダーも同じで、ましてやその会社が使いこなせていないという馬鹿なことが起きているわけですから、全く買う必要が無いとも言える。
でもこのチャートは使えると私は思うわけです。
こういうのっていろいろあるんですよ。だからその会社を信じること無く「利用しよう」と思えば利用価値があるものは世の中にいくつも転がっているのね。良いところをあちこちから頂いて作っているのが私のチャートでもあるんですよ。いらないものは省いて、他に有用なインジケータを足してみたり、パラメータを変えてみたり。
話は変わってあの秒速で1億を稼ぐと有名な「与沢翼氏」ですが、ユーチューブで彼の売買中の動画を見て「この男は半端じゃなく凄い」と思ったのはこのブログに書いたことがあります。たった2,3年の経験であそこまで出来るのかと私は嫉妬しつつ感心して見ていました。
そして彼は自分のシステムを売りに出したのね。というか長期セミナーを開いた。
もしそのセミナーを受講して彼と同じことが出来るようになったら、あのウン十万円の受講料も安いと思うんですが、セミナーを受講しても無理だろうなと感じたんです。(実は今でも息子に受講させたほうが良かったかもしれないとは思っています。無駄ではないはず。)
彼の売買時の動画を見ていると、チャートを重視していないのがわかるんですよ。それの説明はその時の日記に書きましたが、彼のチャートは結構単純で同じものを再現するのは簡単で、彼も使っていたMT4で私も似たようなものを作って彼が動画で出した日時のチャートを見てみたんですよ。すると彼が実際に売買しているポイントは「チャートを無視している」としか思えなかったのね。本来なら「上昇トレンドを読んだとしても、ロングポジションがあればとりあえず利確するべきところでロング出撃をしていた」り。そういう売買をするならRCIなんて表示させる必要はないわけです。つまり、彼は「上昇すると読んで」「その動きに乗り遅れないように、目先の高値に飛び付いた」ってことでしょう。ま、これはこれで決して悪いことではないのですが、「チャンスを待つ」タイプじゃないのね。かなりの強引さがある自信家だと思いました。(私はトレーダーとしてはこれは短所だと思う)
また彼は絶対に下降すると(どういう理由かは言わずに断言していて)、これまたどうしてそこで?と思う場所でショートポジションを取った(彼のチャートからそれを確定するのには無理があると思った)。そして少し経ってから突然上昇したんですよ。詳しいことは忘れましたが、彼はそこで50万円ぐらいのドローダウンを抱えた。でも彼は「ここで何もしなかった」んですよ。普通は逆に動けば「損切り」しますよね。でも彼は損切りもせずに放置。でも下降するという信念は持っているのね。だったら上昇したところで「売り増し」するのかと思ったら何もしない。
結果的に値は下がってきて、彼は45万円ぐらいの利益を手に入れたのですが、私としてはなんとも納得できないトレードだったわけです。利益よりドローダウンが大きいってのはどうなんですかね。
また他の売買で、その時はロングポジションを取っていたのかな。ショートだったか。どちらにしても彼は「その方向性に間違いがない」と言うし、「それを読むのが私の方法の真髄だ」というのだけれどそこのところは詳しくは話さず。でもま、それは当たり前で真髄をユーチューブで誰にでも教えちゃうわけがないですから。
でも問題はその後で、動きが緩慢になってきて方向性が見えなくなってきたんですよ。すると彼は「とりあえず寝ることにします。でもトレール注文を出しておきます」と。
そして次の日に、「寝ている間に利確が出来ていました」とチャートを見せて説明するのね。でもここもおかしいんですよ。彼が利確をする間にそれなりの上下の幅で波動はいくつも来ているのね。つまりトレール注文を出していたのだとすれば、その上下に動く波動で自動的にトレール注文に引っかかって精算されてしまうはずなのね。
ま、そんなこともあって、彼が嘘をついているとは思わなかったけれど、何かおかしいなぁと思ったし、彼のチャートは非常に単純だし、彼のセミナーに参加しても「チャート分析」という点では学べることはないだろうと思ったわけ。というか、基本的な考え方が私とは違うんですね。
でも彼は動画では説明していなかったけれど、実際の「売買譜」を表示していたんですよ。私はその売買譜を頼りに彼がどんなところで売買したのかトレースしてみたんですよ。そうしたらこれが凄いんでやんの。(笑)
彼は上に行くとか下に行くとか彼の真髄とやらで決めて売買に入るわけですが、数回負けた時の撤退の速さ、そして次にはドテンして結果的に利益を出しているのね。つまり彼が最初に読んでいた方向性とは違う方へ動いたわけだけれど、彼は見事にその動きを捕まえて利益を出したんですよ。私にしてみればそこの説明を動画ですべきだと思ったくらい。
面白いのは動画に出ていた彼のチャートを見て私が自分で再現したり、売買譜を見て他の売買に関してブログに買いたからではないと思うのですが、その後の彼の動画は「解像度を落とす」ようになって細かいのが見えなくなったんですよ。まさか彼がこのブログを読んでいるとは思いませんが。(笑)
なんていうんですかねぇ。私が彼に感じることは「天才的な勘の良さ」「身の動きの軽さ」「切り替えの速さ」です。彼のチャート分析に関しては私は何も感じませんでしたが、彼のその生まれ持った能力が凄いと思ったんですわ。そしてあれはそう簡単に真似できるものではないと。だからセミナーに入っても彼と同じことができるように学べるとは思えなかった。
言葉を変えれば「天才ゴルファーにレッスンを受ける」みたいなもので、彼のいう内容より、「一番大事な身体能力に差がある」場合、どうにもならないじゃないですか。それと同じことを感じました。
やっぱり与沢翼氏って凄いなぁというのが私の感想。
そう言えば、彼の動画で「これからは暗号通貨だ」というのも見たことがあります。そこで彼はリップルだったかな、1億円買ったのね。その後の何ヶ月か経ってそのことを私は忘れていたのですが、あれは今年に入ってからだったかなぁ、ビットコインが暴騰してそして急落して世の中が大騒ぎしていた頃だったですか。「撤退しました」という彼の動画がありました。でも彼は結局は10億円の利益は確保したのね。これって下がってきてからの利確のはずで、上昇時の最大含み益は倍近くはあったのかも。
それは動画でもその取引画面を映し出していたので、嘘ではないと思っていますが、あの「判断力」「決断力」「行動の速さ」は私には異常に思えるくらい。(笑)
結局ですね、暗号通貨がどうじゃとかこれから値が回復するとか、まだまだ楽しみだという人は多くいますが、彼はそういう人たちを横目で見ながらしっかり利益は確保済みなのね。ここが大事なところで、暗号通貨にしても株にしても為替にしても「読みとか予想」が大事じゃないんですね。「眼の前の動きを見てそれを利益に変えていく才能」こそが大事だと彼に教わったような気さえします。
「機を見るに敏」。この言葉が彼を表現するのに一番合っていると思います。彼が事業でも成功するのはこういうことであって、チャートじゃの売買手法だのとは違う部分だと私は思っています。もしこの彼の才能をセミナーから得ることが出来たら凄いと思うんですが、どうなんでしょうか。未だに興味があります。セミナーに入った人たちの後の結果はどうだったんだろうか。
今日は2つの例を出しました。
一つは良いチャートを作りそれを売りに出しているのに、作った本人はまるで使い方がわかっていないという例。
そしてもう一つは「お教えします」とセミナーを開いているけれど、チャートそのものに見るべきものがあるわけでもなく、「彼の才能が凄い」という例。
我々一般人は、この両方共きっちり出来ないわけですよ。チャートづくりだってそれなりに勉強し、経験しないと作れない。そして片や「チャートはお飾り」で場の動きを観察する洞察力、判断力、行動力が大事だという方法。
さて何ら優れたものがあるわけでもない一般的なボンクラはどうすれば良いんですかね。
私としては、「難しいことは考えない(将来を予想しない)」、王道と言われる「基本中の基本だけを大事にする(トレンド重視)」、リスクを極力減らすために「ドローダウンは認めない(動きが逆に動けばとりあえず損切りする)(そしてまた反転すればそこから再出撃すれば良いだけ)」、そして「ナンピンはしない(負けた時には大怪我をする)」という理念のもとに手法を構築するしか無いと思っています。
そしてこれこそが近道だと思うわけです。
ここのところトレード関連の日記が続いていますが、実はこのブログの読者から頂くメールはトレード関連の読者が一番多くて、「是非トレード関連、FX関連の日記を書いてください。楽しみにしています」なんてのを頂くんですよ。でもマレーシアに直接関係がある日記に関しては誰も何も言わない。(笑)
トレードなんてマレーシア情報になんら関係がないだろうと思うかもしれませんが、マレーシアに来てトレードをしている人って結構いるんですよね。ちょっとやってみるかという予備軍もかなり多いのもこうやってブログをやっているとわかるんです。
若い人でもジジババでも「あとほんのちょっとでも収入増があれば・・」というのは多くの人に共通だと私は思っていて、それこそがマレーシアでの生活、将来の生活、本当にやりたいことを出来るのか出来ないのかを考える時の境目でもあるわけで、もしかしたらこれこそが一番重要なことなのかもしれないと思っています。
決して専業トレーダーになる必要もないし、少なくとも海外に住んでいれば「為替」とは縁が切れないはずで、どんな時に為替交換をしたら良いのかとかが少しでも分かれば結構プラスになるはずなのね。為替の交換手数料とかお金の送金手数料とかそういうことに気をもむ人が多いわけですが、そんなことよりもっと大事なことがあるわけで、その知識とノウハウを得るのは必要不可欠だと思うくらい。
でもサラリーマンしかやったことがない人って、「収入はリスクを取って得るもの」「リスクがないところに利益もない」という考えかたが希薄ですのでトレードに関しても「不安」を感じるのが普通。でも実はサラリーマンだって今の時代は将来を読むのは難しい時代で、年金も全く同じ。そこそこ持っている資産だってこれからインフレの時代に突入したらどうなるのかもわからない。だからリスクをとることからは人間って結局は逃げられないんだろうと思うんですよ。だったら大きなリスクを取ってみるか、なんてのはアホが考えることで(笑)、いかにリスクを小さく抑えて安定して利益を出す方法があるのかないのか、そんなことを私は書きたいと思っています。私は若い頃から野良犬みたいな生き方をしてきましたが、そればかり考えていましたし。(笑)