面白くなってきました。
連帯ユニオン関西生コン支部に再び強制捜査が3月18日にあったと。これは二度目で、一度目は去年、MK物産という会社に被害を与えたということだったけれど、今回の強制捜査の理由はわからず。もしかしたら森友学園関係かもしれないという「うわさ」がある。
森友学園に関して前から情報を取っていた人は「生コン」という名が端々で出てきたのはご存知のはず。これは連帯ユニオン関西生コン支部の略称で、労働組合ではあるもののあまりにも過激なので共産党傘下から追い出されたいわくつきの団体。森友学園問題で騒ぎ出した時に、森友の残土処理を請け負っていた会社の社長が変死(自殺として処理された)したのを覚えていると思うけれど(工作員と噂される社員が嘘の証言をした)、それに生コンの関係が囁かれていたけれど真相は闇の中。
この極左と繋がりがあり、資金を得ているのが辻元清美であり、そして福島瑞穂であり(これは収支報告書を見ればわかる)、野田中央公園の土地売却問題(14億円が2000万円になった)に絡んでいたのが辻元清美であり、森友学園問題でも生コンと共に名前は出てきていた。
財務省が聞き取りの中で、今までとは全く違うルートに「忖度をした」話をしだしたというのと、この強制捜査と関係があるのかないのか。
しかしこれがややこしいのは、この団体はあっち系で大阪のタブー、戦後最大の闇と言われるあれに関係しているから、マスコミがスルーするということ。あっち系とは何かわからない人は検索してみるなり、関西出身の人に聞けばすぐわかるはず。
これって本当に国民としては困るわけで、野党が籠池氏に接見していろいろ話を聞き出したりしていますが、森友学園の問題が出てきた時にも話題に出てきた「籠池氏の弁護士」がいますよね。彼は籠池氏に代わって近畿財務局と話をしていたはず。つまり、籠池氏はやり手だとしても、国を相手に丁々発止する作戦立案の能力があるわけじゃなくて、「こう動けばこうなる」と入れ知恵をして籠池氏を動かした参謀がいるわけですよね。
だからその弁護士にしろ、森友学園に関わった企業群を調べるといろいろ見えてくるものがあるはずなのに、マスコミも野党もそれはやらない。でも下手に動くと「タブー」にぶち当たるというややこしいことがある。そしてそれを追及すると、ヤブヘビになってどうしたって辻元清美の名前が出てきてしまう。
ところがあの上西小百合元議員ですが、あの変な女か・・・と思いますが、彼女が動き出しているんですね。
なんで上西小百合が?と思いますが、彼女は維新の元議員で、まさに森友学園が彼女の地元で視察にも行っているしいきさつを知っているんですね。その彼女が「安倍総理も昭恵夫人も全く関係ない。問題は違うところにある」と言い出していて、彼女が持っている情報を公にするつもりの様子。彼女のツイッターにそれが書いてある。
これから佐川氏の国会証人喚問も始まりますし、そこで何を言うか全くわからないものの、あちこちでいろいろ動き出していますね。
8億円の値引きに関しても、新しいニュースが出てきましたね。
学校法人「森友学園」への国有地売却問題で、ごみの撤去費用として約8億円を値引きする方法は、土地を所有する国交省大阪航空局が近畿財務局に提案していたことが分かった。一部の野党やメディアが主張する「政治の関与」が怪しくなってきた。同学園の小学校予定地の隣にある、同規模の元国有地、豊中市「野田中央公園」との類似性も注目されている。
このニュース「「森友」国有地問題の核心、8億円値引きは大阪航空局提案 小学校予定地と「野田中央公園」の類似性」
段々と今回の問題を「安倍打倒」に結びつけるのは難しくなっているはずで、でもそれではマスコミも野党も困るわけで、どうなりますか。
なぜそこまでして安倍打倒に拘るのか?
答えは簡単。「改憲阻止」それだけでしょう。
ただ今回の事件がややこしいのは、安倍政権と敵対関係にあるのは左派だけではなくて、財務省も安倍政権を「目の上のたんこぶ」と考えていること。敵対関係と言うと大げさだけれど、消費税増税、財政健全化、日銀の方針に関してももう何年も前から「安倍VS財務省」の関係がある。だから財務省が必ず安倍さんを助けるかと言うとそうでもなくて、「助けるふりして追い落とす」作戦を持っていても全くおかしくない。これはあの老練の太田充理財局長の言動にも垣間見ることができるわけで、和田自民党議員が過激なことを国会で言って叩かれているけれど、和田議員にはそれなりの理由がある。
この三つ巴の戦いが今回の事件なわけで、それも我々が知りたい「真実がどこにあるのか」というより「どういう方向へ風を向けるか」で勝敗が決まるわけで、そっちの方へ動いているのを感じます。評論家の須田慎一郎氏が立憲民主党の幹部の「忖度も無かったのはわかっているが、安倍打倒に向かう」という言質を取ったという話もあって、真実と嘘とプロパガンダが錯綜している状態。
「民意」をどう動かすかで勝負は決まる。真実なんてどうでも良いのは毎度のことかもしれませんね。
そして外野も一生懸命動いている。
「安倍やめろ」コールを官邸前でやっているデモ隊も、なぜか「自治労」とか団体の旗を掲げていて、決して一般の国民がそれに参加しているわけではない。でもマスコミがそのデモをニュースで流すときには「数は何倍も増やし」「旗や垂れ幕は映り込まないようにし」、「普通の国民が集まっているように見せる」のは今までと同じ。そして彼らは太鼓を叩き、歌うように安保法制のときと同じフレーズ「安倍やめろ」を繰り返す。組織化された人たちが騒いでいる。
こういうことが起きているというのはテレビと新聞しか見ない人には絶対にわからないのね。
今、世界ではいろいろ起きていて、当然、日本がうまくない立場になっているのは北朝鮮問題、貿易問題も同じ。これを放っておいて良いのか?
野党も左派も、安倍さんを引きずり下ろしたところで自分たちが政権を取れるわけでもなく、安倍さんの支持率は下がっても野党の支持率は上がっていないという体たらくで、一体、この日本をどうするつもりなんですかね。
安倍さんを退陣させたいのはそりゃ理解は出来ますよ。恨み骨髄でしょう。でも安倍さんを倒して彼らに、そして国民になんの利益があるのか。今の時点で自分たちの支持率が上がらないことをどう考えているのか。真相解明という旗を立ててやっていることは的外れでただただ国を混乱させるだけ。これに何の意味があるのか。それに乗せられて国民は森友問題ばかり気にして、国会では大事な議論が何もなされず、日本という国家はこのままで良いのか?