(重要)「バターフィッシュ(Butter Fish)」は駄目だわ。食べないほうが良いと思う。

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

前の日記にスーパーで冷凍の「バターフィッシュ(Butter Fish)」を買ってきて食べたことをリポートしましたが、その中にも書いた心配していたことが起きました。

「消化できない油分が含まれている」

ってこと。

日本では「アブラソコムツ」と「バラムツ」は販売禁止になっていますが、それは魚に含まれる油分が「ワックスエステル」と呼ばれるもので、それを人間は消化できないから。つまりそのまま出てくるってことですね。

「アブラボウズ」の油分は「トリグリセリド」で違う成分ですが、似たようなものらしくて多く食べないほうが良いと言われている。

さてマレーシアで売っている「バターフィッシュ(Butter Fish)」ってどんな魚なのか。これはパッケージにはButter Fishとしか書いていませんから、正体はわからず。ただ一般的にはButter Fishの学名は「Odax Pullus」と言われていて、日本のバラムツ、アブラソコムツ、アブラボウズとは違う種類。

でもマレーシアの「バターフィッシュ(Butter Fish)」が何かはわからない。バターのような滑らかさで「脂が乗っている」から「バターフィッシュ(Butter Fish)」と呼ぶだけかもしれない。

でも起きたことは同じでした。こういう報告はネットの中を見るとごっそりあって、世界中でそれが起きています。

私は食中毒になることってほとんどなくて、危ないものを食べても、一緒に食べた全員が食中毒になっても私だけは大丈夫という身体ですが、この魚の場合は食中毒とはちょっと違うんですね。

もし「油分が多い食事をして、その油分がそのまま消化されずに出てくる」ことが起きたらどうなるか。それを想像してみてください。この魚を食べるとそれと同じことが起きるってこと。

これから汚い話を書きますが、「バターフィッシュ(Butter Fish)」を食べた後、すぐにお腹の具合が怪しくなるということはありませんでした。ただ後にいつもの時間にいつものお手洗いに行った時に、下痢に近い状態でした。

そしてですね、お尻がヌルヌルなのがわかりまして、即、シャワーを浴びました。

もしも胃腸の弱い人だとすぐに下痢状態になるかもしれませんし、この油分が出てくるってのは非常にうまくなくて、「オナラをしたつもりでも違うものが出てくる」んです。(@_@;)

かつてダイエットのために「脂成分を消化しない薬」を医者に処方してもらって飲んでいたことがあります。どんな作用かわかりませんが、食べた肉でも魚でも揚げ物の油でも、油脂を消化しないので「油抜きダイエット」ができるんですね。デブの治療用に使われる薬。

これを一時期飲んでいたのですが、その時を思い出しました。

普通に食事をしても、「油成分」がそのまま出てくるんですわ。それは「黄色の油」です。そしてお尻はヌルヌルになって、油を塗ったような状態になるのね。だから必ずシャワーにはいらないと駄目だったのですが、上に書いたように「オナラは厳禁」なんですよ。ほんのちょっと「プッ」と出すつもりが、ピュ~~~っと油が出てくることになる。(笑)

このバターフィッシュを食べるとそれとほぼ同じことが起きる。(@_@;)

きっと大量に食べなければ大丈夫なんでしょうが、「バターフィッシュ(Butter Fish)」の試食を一緒にしたヨメさんに聞いたんですよ。

ダボ 「お腹の調子はどう?おかしくない?」

ヨメ 「なんでよ~~~」

ダボ 「俺さぁ、ちょっと下痢気味なんだよ。あの魚のせいだと思うんだけれど」

ヨメ 「ええええ~~~~~~、私も下痢してる~~~~。なんなの?あの魚」

ということでカクカクシカジカ説明したのですが、その可能性もあるのを知っていて買ってきて、ヨメさんに食べさせたことに、まぁ怒ること怒ること。(笑)

ヨメさんは食中毒になりやすいし、胃腸も丈夫じゃありませんから。それを知ってて、よくそんなものを食べさせたとご立腹。

でも私は「可能性がある」と思っていただけで「確証はなかった」のは間違いがないと言い訳。(笑)

またこれは決して食中毒ではないわけで、消化されない油脂でお腹がゆるくなるだけのこと。

実際の所、この「バターフィッシュ(Butter Fish)」が何ていう魚かわかりませんが、マレーシアではかなり流通しているのは間違いがなくて、寿司屋でも出しているし、バッフェの日本食コーナーに「バターフィッシュ(Butter Fish)」の寿司が並んでいることも多い。そしてスーパーでも普通に売っている。

この「バターフィッシュ(Butter Fish)」を見分けるのは簡単で、身が「真っ白の乳白色」ですから、我々日本人にしてみると「こんな真っ白な魚の身って見たこと無い」のが普通ですから、必ず違和感を感じるはず。

例えばこんな。

回転寿司やバッフェの定番と言って良いかもしれません。

「ああ、こういうの見たことある」って人も多いんじゃない?これって大トロみたいで、大好きだという人もいるかもしれない。

私がスーパー(ビレッジグローサー)で買った冷凍物はまさにこんな感じで、乳白色の真っ白。

これを冷蔵庫で自然解凍したら、黄色っぽい変な色に変色し、ドリップが嘘みたいに多かったのは前の日記に書いた通り。これです。

ただし「バターフィッシュ(Butter Fish)」は日本のマナガツオ科の魚を指すことも多く、多分、それはイボダイだと思うのですが、イボダイを出している店もあるので、バターフィッシュの全部が全部ヤバイとは言い切れない。でもマレーシアで流通しているものは、私はイボダイだとは考えていません。

またこれは食中毒みたいに「あたる人とあたらない人がいる」というものじゃなくて、「人間には消化できない成分がそのまま出る」という現象は誰にでも起きる。もしなんともない人は人間ではないのかも。(笑)

またギンダラやCod類、Seabass類は似たような色ですから間違いやすいですが、ギンダラやCod類、Seabass類がナマのまま提供されることって殆ど無いし、売られているものは冷凍モノばかりですし、CodはCod、SeabassはSeabassと書いてありますから大丈夫だと思います。「バターフィッシュ(Butter Fish)」はButter fishと書いてあると思って間違いがないはず。

皆様、ご注意を~~~~~~~。私は食べた日の次の日、そしてまた次の日も油がでました。(笑)

便秘気味の方はちょっとだけ食べると絶好調になるかもしれませんが・・・・。(笑)

 
 
 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ