米朝会談はどうなるんですかね~

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米朝会談が迫っていますがどうなりますかね~。

北朝鮮が核を手放すとは思えないし、またそうだとしてもとんでもない時間が掛るだろうし、その間にトランプ氏も安倍氏もいなくなるのは間違いがなくて「次の大統領」「次の首相」によって対応も変わって来るんでしょう。次期大統領がオバマ氏みたいに軟弱で理想論ばかりで何も決められない大統領だったら大変なことになるし(イラン合意みたいになるかもしれない)、今まで通りの弱腰日本の次期首相もうまくない。一度の会談で多くが決まるとは思えませんが、長いロードマップを示されても困りますよねぇ。

トランプ氏の言動には振り回されっぱなしで、一体彼が何を考えているのかわからないのは多くの専門家の話を聞いても同じ。

ただ彼はディールをする人であって、それこそジキルとハイドを使い分けて相手を揺さぶる性格なのは間違いがなくて、だから彼のその時その時の言葉に振り回されてはならないんでしょう。北朝鮮に対して強い態度で出たかと思えば、歩み寄るようにも見せて、本心がどこにあるのかわからず。

ただ我々日本人からすると「核廃棄」「ミサイル」と「拉致問題」が気になりますが、北朝鮮問題を俯瞰して見てみると「今は戦争中で休戦しているだけ」というところが最大のポイントで、まずはそれの解決、決着を着けなければならないってことじゃないんですかね。戦争中なのに諸問題を解決することは不可能。

つまり、核廃棄、制裁解除や和平も「戦争終結」が先であって、今回の米朝会談も「どう戦争を終わらせるか」が中心になるんじゃないですかね。

核廃棄、ミサイル廃棄も「戦争終結」の条件であって、制裁解除の条件じゃないでしょう。ここははっきりしないと駄目なところじゃないですかね。日本は戦争当事国じゃないからここを読み間違える。

また北朝鮮側の条件もあるはずで、我々が想像している日米が考える「理想」の形で押し切るのって無理があるんじゃないですかね。でもそれを北朝鮮が受けないのなら物別れになるということでよいのかどうか。だからなんらかの妥協ってのはあるんでしょう。と同時に、北朝鮮の今までの動きからして、もしまた「元の木阿弥」になったとしたら金王朝の存続も難しくなるんじゃなかろうか。だからどうしても何らかの決着を着けたいのは実はお坊ちゃまかもしれない。トランプ氏としては、また日本としても、前の「トランプ氏の書簡」にあったように、「その気になったら話し合いましょう」で(今のところは)良いはず。

多くの人の心の中には「北朝鮮を潰してしまえ」という気持ちがあるとは思うのだけれど、現実的にそうはいかないんじゃないですかね。でもそれは北のお坊ちゃまもそう考えていたからこそ今まで強気だったはずで、彼の心変わりの第一の要因としてはやっぱり「本当に攻撃されそうだ」と読んだことにあるんじゃないかろうか。制裁が効いているのは間違いがないにしても、お坊ちゃまが怖いのはそれじゃない。

でも「物別れになったらどうなるかわかっているんだろうな?」という態度はトランプ氏は一切出さない。

ま、それは当たり前であえて言うことでもないのかもしれないし、トランプ氏が先日発言した「最大限の圧力という言葉はもう使いたくない」というのも、日本ではこの言葉が独り歩きしてトランプ氏が妥協するんじゃないかなんていうアホ新聞社もいましたが、あれって「最大限の圧力という言葉をもう使わせないように変わってくれ」というメッセージのはず。でもトランプ氏はジキルとハイドを使い分ける。

もしそこを北朝鮮が読み間違えて「核廃棄には時間がかかる」と言えば、「お前、わかってないじゃないか」と激怒するのかもしれないし、逆に「(世界が受け入れられる)早さで廃棄する」とお坊ちゃまが言えば、儲けもの。つまりボールは北朝鮮側に投げられているわけで、お坊ちゃまの出方一つで大きく動きが変わるんじゃないですかね。

なーんてことを外から見ていると想像しますが、米朝の高官が何度も打ち合わせをしているわけで、もうすでに大筋はきまっているのかもですね。

どちらにしても「戦争終結」というところがメインの議題になるんじゃないかなぁ。

とは言うものの、それが本音か?というとそうじゃないはずで、戦争終結、将来の南北統一を願っているのは脳天気な平和主義者だけで、韓国の右派も各国は「現状維持で核の放棄だけをすれば良し」ってことじゃないんですかね。

どちらにしても日本は朝鮮問題の当事者でもないし、日本にとっては「拉致問題」は大きな問題だけれど、「世界の中の朝鮮半島問題」と比べれば優先順位は下がってしまうし、日本の代表でもないトランプ氏がそれを「伝えること」はできても「解決する」ことなんか出来ないし、そういうトランプ氏に日本が喜びそうなことをお坊ちゃまが言うわけもない。

逆に、後々、日本から好条件を引き出したい北朝鮮は「日本は関係ない」という「蚊帳の外論」を続けるんじゃないですかね。そうやって日本を揺さぶったほうが有利になるでしょ。

そしてそれに日本の野党やメディアが大騒ぎして、「安倍氏とトランプ氏は仲が良かったんじゃないのか?」「安倍氏の努力は何の役にも立ってない」と政権攻撃を続けるのだろうと。

最近、石破氏も小泉ジュニアもちょっとおかしな言動を始めたし、安倍おろしも本格的になりそうな予感。

でもそんな分析はアメリカもしているはずで、もし安倍政権がアメリカにとって必要だとすれば、今回の米朝会談には関係がない安倍さんでも立てるようなリップサービスをトランプ氏はするんじゃない?でもトランプ氏が気になるのは日本じゃなくて、アメリカの中間選挙であり、次期大統領選であり、それに有利な話に持っていくのが最大の目的で、ある意味「日本は蚊帳の外」ってのは当たり前ですよね。多くの日本人、政治家もメディアも、日本は安保でもアメリカにおんぶにだっこだから、何かアメリカならやってくれるというバカな期待を持っている。で、それが思うようにいかないと安倍氏を攻撃する。話が違うじゃないかと。当事者意識、自らの手で解決するという気迫がない。

ま、私の予想では我々日本人が喜ぶような話は今回の米朝会談では一切でないと思うのですが、日本抜きの世界に対しては「米朝会談は価値があった」としないとならないはずで、そこに重点が置かれると安倍さんは今後追い込まれる。

え~~~~~~~~~~~~~?まさか~~~~~~~?というような結果が出て欲しいなぁ・・。

かつて金正日の時代に、彼は「条件次第で韓国以上の親米国家になることもありうる」とアメリカに伝えたという嘘みたいな噂がありますが、金一族の本音は見えない。当然、中国もロシアも北朝鮮が親米国家になったら大変だからそれを阻止するし、最近はシリアまでも動き出したのは我々とは全く逆の懸念を持っている国々もあるってことですよね。まさかのまさかですが、著名な信用できる評論家の中でさえ、「核を隠し持った親米国家(イスラエルのような)になる可能性すら否定できない」という声もある。

しかし我々日本人が忘れてはならないことは、そもそも日清戦争、日露戦争に関しても「朝鮮半島」がその火種になっているってことじゃないですかね。そしてその延長線上に大東亜戦争もある。もし朝鮮民族が歴史的に自立した強い民族であったなら・・・・なーんて思うこともあるんだけれど、もしそうだとしたら今の日本も存在しないかもしれないわけで、歴史ってほんの些細なことがきっかけで大きく変わるんだなぁと思いますわ。

私が一番危惧することは、たとえ北朝鮮が核を放棄したとしても米軍の韓国撤退であり、南北の統一。そして朝鮮半島が赤化すること。将来のある日ある時、「実は核を持ってます」なんてカミングアウトされたら日本は終わる。いや、日本という国名は残っても内情は大きく変わる。

この懸念はアメリカも持っているはずで、「核廃棄」「ICBMは未来永劫作らない」ということに「とりあえず」決まっても、信用出来ないわけで北朝鮮をアメリカサイドに取り組むシナリオもあると思うんですよ。でもそうなれば中国ロシアは黙っておらず、それこそそれがきっかけで戦争が起きるかもしれず、あの朝鮮半島ってのは歴史的に本当にややこしい状態にあると思う。だからこそ「今の状態」になったわけで、それでどうにか朝鮮半島は落ち着いていたわけで、「朝鮮戦争はいまだ継続中」という緊張感こそが東アジアの全体の平和に結びついているんじゃないですかね。

もし万が一、将来的に米軍も撤退し、南北統一に向かい、核を持つ朝鮮半島が出来たとしても、日本も核武装しようなんて声はかき消されて(私は核武装反対)、話し合いで平和を~~!!中国と手を組むべきだ!という声がますます大きくなる日本になると私は思う。エセ平和主義者ばかりの日本ですし。でも逆にそれをきっかけに国体、国防、安保とは何かと日本人が目覚めるとか?

そんな妄想をしている私ですが、そもそも元寇の役の時に神風が吹かなかったら今の日本は存在しないわけで、長い世界史の一瞬の間だけにしても日本の繁栄があったことを喜ばないとならないのかと思ったり。

それとも、また神風が吹くのか・・・・・。

---------(後記)-----------

今の韓国の政権は「北朝鮮寄り」だということを全く知らない人が多いのに気が付きました。文大統領って前に何をしていた人なのかもしらないのね。

それに関してそこそこわかる動画がありました。韓国の右派には頑張ってほしいなぁ・・。

 
 
 

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