唐揚げは好きですが、何十年も同じ様な味付けのものを食べ、自分で調理実験をするようになってからも3種類ぐらいしか作れず、なんだか食べ飽きた感があります。
ユーチューブで世界中のレシピを見ていると本当にいろいろあって面白そう。でもそのまま真似しようと思うまでのものは決して多くはない。
ということで鶏の手羽が冷凍庫にありまして思いつきでも良いからいつもと違うものを作ってみようと思いました。
それも「揚げる」のではなくて、最近ノンフライヤー(エアフライヤー)で油が非常に少ない揚げ物(?)が良いと思うようになりまして、これで作ってみようと。ただ数が多すぎてエアフライヤーでは作れず。
ということでオーブンでやってみることに。
解凍した手羽中ですが、まず流水で良く洗いました。そして水気を拭き取ります。
どんな味付けにしますかね。フト頭に浮かんだのは和風ではなくてケンタッキーフライドチキンに似た味付け。というか完全な洋風ですね。
鶏には味はつけず、バター液にしっかり味をつけます。小麦粉+ミルク+卵+塩コショウ+水をベースにスパイスを色々。オレガノをちょっと強めでタイム、ローズマリなど。そしてスパイシー(辛い)のが良いと思って辛子ソース(スリラチャ)を入れました。
混ぜて味見をしてみると結構美味しくて、欧米の味。(笑)
この中に鶏肉を入れてしばし放置。
そして若干味付けした小麦粉をまぶします。
これを10分ぐらい放置しますと粉が慣れてきますので、そうしたらまた小麦粉を二度付け。それを200度に予熱したオーブンに入れます。
オーブントレイにアルミホイルを敷いてオイルも塗ってくっつかないようにします。
この時にどうしようかと思ったのは「オイルスプレー」を掛けるかどうか。そういうレシピも結構あるんですが、手羽は脂肪分も多いのでそれでどうにかなるかもしれないと思いました。ですので普通に揚げる状態でそのまま焼くことに。
とりあえず(中に火は十分入った)20分後に取り出してみました。
小麦粉が白いままです。どうしよ・・。
しょうがないしこのまま手羽を裏返してオーブンはGrillにして焼こうと思ったのですが、手羽がアルミホイスにくっついて上手く取れません。(T_T)
衣が剥がれちゃうじゃないか~~~。(T_T)
イライラしつつ裏返して最後の焼きをGrillにして10分ぐらい。
衣が取れちゃっているのが残念だ~。
火の通り加減は良いんだけどなぁ・・・。小麦粉がこんな白いママ残るとは思わなかった。
息子 「この白いのは小麦粉?」
ダボ 「そだよ」
息子 「生じゃん」
ダボ 「生じゃないの~~~。食べる分には大丈夫だ」
息子 「ふ~~ん」
と半信半疑の息子と食べましたが、味は良かったんですよ。ケンタッキーとは違うけれど「欧米か?」みたいな(古いギャグだ・・)。そしてジューシーで良い感じ。
ところが衣が・・・・。
カリッとするどころか厚いところは結構硬い。硬すぎ~~~~~~~。水気が無い分、硬くなってる。(T_T)
ジグそ~~~~~~~。
これってきっとオーブンで焼かずに油で揚げれば良かったかもしれない。でもそれって粉が油を吸うってことで、それじゃうまくない。
しかしなんでオーブンシートを使わずにアルミホイルを使ったのかなぁ。油を敷けば大丈夫だと思ったんだけど・・・。
オーブンで焼くにはそれなりの衣の作り方が必要で、普段、油で揚げるものをそのまま焼いても駄目だというのはわかった。きっと粉をまぶすんじゃなくて、バター液に浸けたものをそのまま天ぷらみたいなままで焼けばよいのかもしれないけれど、バター液がデレ~~っと垂れるはずだし。
どうすれば良いんだろうか・・・。ヨメさんに聞けばどうするべきかわかるのだろうけれど、きっと「あんたってバカね」の一言が付くはずだから聞かない。(笑)
アイデアはあるので、それで近日中にリベンジしましょう。
でも味はオッケイ。これが上手く行けば我が家の唐揚げは随分変わることになるはず。油っこさだけは皆無で、もちろん油で揚げていないからだけれど、健康的だしいっぱい食べても全然、お腹はもたれないし、オーブンで焼く(ノンフライヤーで焼く)良い方法が見つかれば凄いことだと思う。
しかし残念でした~~~~。
食べながらアホで考えが浅かった自分を罵り続けていたらあっという間に息子と完食。(笑)
食べた後のお腹の感じが揚げ物を食べた後とは全く違うのが良かった。
研究しよう~~~~。