鶏大好き人間ですが、それと同じぐらい「鳥の胸肉」が嫌いでした。
でも前にも書いたように「胸肉の良さ」っていろいろあるんですよね。高蛋白でカロリーが低いってことより、私は「疲れを取る」働きがあるイミダペプチドという栄養素、ためしてガッテンでも被験者にマラソンをさせてこれの効果を実証していましたが、私はこれに非常に興味があります。
でも胸肉って美味しくない。
過去には胸肉を低温調理して作ったハムを常備して、炭水化物抜きの食事をしていたことがあるんですが、そういうことをするから余計、嫌いになるんでしょうね。
でも好きになることが出来たら良いなとは思っていたわけです。
そんな時に、「水晶鶏」を胸肉で作ってみました。薄切りした胸肉に「片栗粉」をまぶして茹でるだけ。味付けやソースはいろいろ。
これが美味しいなんてもんじゃないのでびっくり。
その後、何度も作っていますが、付け合せの野菜やソースでかなり幅の広いバリエーションができるのね。
最近わかったことですが
◯ 片栗粉は少量でも大丈夫
前はそれこそ唐揚げを作るときのようにたっぷりと片栗粉をまぶしていたのですが、それの10分の1ぐらいでもしっとり感は十分に得られるのがわかりました。これって結構嬉しくて、片栗粉って甘くない砂糖みたいなもんで、炭水化物の量が半端じゃないんですね。だから少量で大丈夫というのは助かります。片栗粉はまぶすのではなくて、調味料と一緒に混ぜ込みます。
◯ 味付けは濃い目のほうが良いかもしれない
胸肉は「お酒と塩」を混ぜ込むだけなんですが、多少ははっきりした味付けをしたほうが良いように思うようになりました。でもこれはそもそも胸肉が好きじゃないからそう思うのかもしれなくて、味付けは薄くしたほうが胸肉の味がしっかりわかるのは間違いなし。
あとソース、タレですが、中華風が一番合ってると思います。「醤油+酒+みりん」に蜂蜜、ごま油、ラー油。そして「コリアンダーを散らす」。コリアンダーが苦手な人は多いと思いますが、これがあるのと無いのでは料理そのものが違うと感じるほどの違いがあるように思います。白ネギがあれば刻んでソースに混ぜたらもっと美味しいはず。
しかし、簡単で良いわ~~~。あっという間に作れますし。
野菜はやっぱり「モヤシ」が合うし、キュウリがあったほうが良いと思います。まさに一般的な「水晶鶏」で、試行錯誤の上であのようになったんでしょうね。モヤシはさっと茹でて、熱いうちに「塩コショウ」「チキンパウダー」「ごま油」を合わせて冷蔵庫に入れておく。キュウリは塩水に浸けなくても薄切り、細切りで良い感じ。
そしてやっぱり「冷やしたほうが美味しい」と思います。つまりですね、冷蔵庫で数日間は保存できるってこと。面倒がなくて良いと思います。
これ良いわ~~~。