一週間ほど前にこのブログのアクセスログを見たところ、以前とかなり変わっていることがわかりました。
○ 一日に訪れる読者数は1400~1600人程度で、これはなぜか安定している。
○ 検索で来る方が全体の4分の3。1年前と比べて50%増えた。
○ 常連の読者が全体の4分の1。1年前と比べて半減した。
常連さんの数が半減したという事実に私としては結構、落ち込んでしまうわけです。このブログは多くの方の興味があることを書いていないということであり、半数の読者が来なくなったってことですから。
これって商店だとしたら大変ですよね。お客様、売上が半減したってことですから。でもフラッと来てのぞいていく通りすがりは5割増えている。(笑)
ここにも問題があって、その通りすがりの方たちを捕まえて常連客にすることが全くできていないってことなんですね。
そしてこの数週間にも今までとはかなり違うことが起きています。それはクリック数の激減。このブログをブログ村に登録してから10年以上経ちますが、こんな低いクリック数はなかったと思うほど低い数字が突然出てくるようになり、そんな数字が普通に出てくるようになりました。本当にこの1-2週間の出来事です。これってクリックをしてくれていた方々が申し合わせをしてクリックをやめたようにさえ見える数字の変化です。
私のブログは情報提供ではなくて日記だと開き直っていますが、それにはっきり「ノー」を突きつけられたような感じがします。本当に申し訳ありません。
謝る必要なんてないのかもしれませんが、常連さんがわざわざ来てくれるってことはそれなりに皆さんの有益な時間を費やしてくれているわけで、でももうやめたと決めた方が半数いるってことなんですね。私が書いている内容ってずーっと似たようなものですから、最近、特に変わった、変えた意識は私は全く持っていません。でも半数の常連さんが去っていった。
クリック数って「評価」だと思うし、それは確かに読者がその日記をどう思ったかのバロメータなわけですが、私のクリック数って「総アクセス数は非常に多い」ことを考えると、面白くもなんともないと思う読者の方が圧倒的に多いってことなんですね。そして常連さんのアクセスも半減したのもはっきりしている。
なんだか私としてはイエローカードを出された感じ。あるいは一回目の不渡りを出して、もう後はないぞみたいな。(笑)
でも本当にこの1-2週間の動きって急激な変化が起きていまして、クリック数が激減したのと同時に、全体のアクセスの中の常連数もまた下がってきているんです。
私としてはランキングの順位が下がることより、常連さんが半減していることの方が気になります。
でも常連さんが、一体どんな日記を読みたいのか、どんな内容に興味があるのかが全くわからないんですよ。
普通は「どの日記にアクセスが多いか」で判断するんですが、アクセス数でいうと「料理関係」ばっかりなんですよ。
たとえば「たった今の時点」で何人アクセスしていて、どのページを読んでいるのかがわかるのですが、こんな感じ。
今、9人の読者がアクセスしていて、皆さんが読んでいるページは以下の通り。
特に「低温調理」に関係しているところへのアクセス数が多いのですが、私としては低温調理なんてどうでも良いとは思わないものの、それを書きたくてブログをやっているわけじゃないんですね。
レストランに例えれば、メインの料理には誰も興味を示さないのに、なぜかお客さんはデザートに興味があるみたいな。(笑)
ですからそれのアクセスが多いからと言って、低温調理に関してもっと書こうなんてことは考えない。
受けが良い日記を書きたいとは思わないのですが、離れていった半分の常連さんのことを思うと申し訳無さでいっぱいです。
本当にすいませんでした。m(_ _)m
ご期待に添えていないことを本当に申し訳ないと思っています。
でも常連さんが何を求めているのかってのが、アクセスログからはわからないので困っています。
実はですねぇ、私は凝り性でオタクっぽい性格なのは読者の方はすでにご存知だと思いますが、本当はもっと突っ込んだことを書いたほうが良いかなとも思うんです。
これはトレードに関しても調理実験にしても、あるいはガジェットにしてもそうなんですが、「一般論」ではなくて「もっと突っ込んだ詳しいこと」を書きたいと思う。これは時事に関しても同じで、巷ですでに言われていることとか、多くの人が知っていることじゃなくて、「もっと詳しく知りたい人」の為に書くほうが良いんじゃないですかね。あるいは「へーー、そんなのがあるんだ?」というような啓蒙。
例えば、数日前に写真のタイムラプスのことを書きましたが、タイムラプスなんてのは好きな人はすでにやっているんですね。でもマレーシア関連のブログでは見たことがありませんが、少なくとも写真は好きで良く撮る人は多くいるのは間違いがなくて、そして撮った写真を修正したり見え方を変えたりするのはあたりまえの時代になりましたが、そこまでやらない人のほうが圧倒的に多い。タイムラプスも簡単にできるのを知らない人も多いはず。
これって面倒だからやらない人のほうが多いのだろうとは思いますが、ちょっと手を加えるだけでガラッと変わるわけですよ。だからそんなことを書いたりするのが良いんじゃないかと思ったり。でもそういうノウハウ、それを知りたい人のための情報はネットの中にはいくらでもあるんですね。プロもいろいろ書いています。でも私が気になるのは、「手を入れると大きく変わることさえ知らない人が多い」ってことなんですよ。だからそんなことも書きたいんです。そして興味を持ったら詳しい情報サイトを探して行けば良いんですね。
例えば上に載せた、今の時点でどのページを読んでいるのかにしてもそうですが、低温調理に関してもまとめてあるサイトって皆無って良いぐらいなんですね。そしてやればやるほど疑問が出てくるわけで、そういう人たちがこのブログに飛んでくる。また「鶏レバーの刺し身モドキ」なんてどれだけの人が興味あるのかと思う内容ですが、知りたい人には知りたいことで、ちょっとそこらを調べてもわからない内容なんですね。
ということは、そういう一歩掘り下げた内容を書いたほうが「世の中のためになる」んじゃないかと思うんです。そして「低温調理は面白いですよ~」と啓蒙もしたい。実際に、私のブログを見て低温調理を始めたという人は少なくないし。
上に書いた写真関係も同じで、「こんなことが簡単にできるのを知ってました?」という感じのことを本当は書いていきたい。
あるいはトレードにしても、トレードってのは変わった人たちがやることだったけれど、私は全ての社会人が知るべきノウハウだと思っているわけで、「やってみませんか?」というようなことは常日頃書いていますが、ちょうどコメントに質問があったように「VWAPを使いこなすのが重要」だとか、そんなことも書きたいんです。トレードを知ってる人でも「VWAPってなんだ?」って思うでしょ。でもこれって非常に大事なんですね。
そんなこんなで「一般受けするようなことを書く」のではなくて「それを書いたことによって【一人でも】なるほど」と思ってくれたほうが私は嬉しいんですよ。こういうことを書くと「偉そうに・・」なんて思う方が出てくるのはわかっているのですが、私はエンターテイナーでもないし、暇つぶしの対象になりたいわけでもないんです。また読者を増やし、ランキングを上げることに興味があるわけでもない。本当に「ダボ、それを書いてくれて助かった」とたった一人でも思ってくれたら嬉しいんですよ。
このブログの読者には変わった方が大勢いて、中には「過去ログを全部読みました」なんて人もたまに出てくるんですよ。ま、最近はいささか過去記事の量も半端じゃないですからそういう人はいないと思うのですが、「トレード・相場」「低温調理」関係は全部読みましたとか、何度も読み返したとか、プリントアウトして読んでいます。なんて人も出てくるのね。
さて、私が大事にするべき読者ってどんな方たちなんでしょうか。
「あの時、ダボのブログを読んだことがきっかけで人生が変わった」なんて人が出てくるのが私は一番うれしいわけですが、そこまでいかなくても「なるほど、こうすればこれは解決するのか」とひらめきを得てくれる人が多かったら良いと思うんです。
だからほとんどの人が「つまらねぇなぁ」と思うような内容でも、たった一人でも「そうか、そうやればよかったのか」と思ってくれたほうが私のこのブログの存在価値があると思うんです。
だから常連さんの数も関係ないといえば関係ないのですが、「そもそも読まない」としたら私の思いは誰にも届かないんですね。そして常連さんは間違いなく減っているという事実がある。
このジレンマに悩んでいます。
もし「ダボからこういう情報を引き出したい」と思っている方がいらっしゃったら遠慮なくコメントでもメールでもください。もしそれがほとんどの読者に全く関心がないことだとしても、私は貴方のためだけに書きますから。