なんだか牛肉をガッツリ食べたいなぁと思っていたところに、読者からコメントをいただきました。「本物の和牛を売っているWmartでA5和牛の肩バラを買ってすき焼きにしたら美味しかった」というレポートでした。
いいなぁ・・・・・
おーし、私も久しぶりにWmartに行って、何か面白そうなのがないか探そうと思ったのですが、Wmartは和牛、Wagyuが欲しい場合には良いと思うものの、何度かブログに書いているように、最近、私は脂に強く反応するようになってきまして、「赤身肉」を食べたいとは思わないのですが脂が少なほうがよいなぁと思っていたので、最近ちょっと気になっている「肉屋」に行ってみることにしました。
スリハタマスにある「Blue Cow Butcher」というお店。Cafeも併設していて「Blue Cow Cafe」とも呼ばれている店。
ここはオンラインで肉類が(豚も)買えますし、宅配代行業者の「Honest Bee」もこの肉屋を扱っています。そして彼らは「塊肉」をいろいろ持っているみたいなんですよ。リブアイ、サーロイン、ランプ、トップサイドはもちろんのこと、豚肉の塊肉もいろいろ。Gammon Hamもあって、いかにも肉屋っぽいのでいつか買ってみようと思っていました。
店はスリハタマスで家から近いですし、まずは一度行って見てみようかと。
店に入るとショーケースが並んでいて、奥の方にはテーブルがいくつもあり食事ができるようになっている。食事が主体の店みたい。
肉類はさほど多くはありませんでした。
ちょっとがっかり。
「ローストビーフ用のブロックが欲しいんですが・・・」
と聞いたところ、冷蔵庫にいろいろある様子。
まずは狙っていた「ランプ」を見せてもらいましたが、塊は大きいなんてもんじゃなくて6キロ以上ありそうな塊。外から見ても肉質は全くわからず、またもちろんそれを好きなように切ってくれるのですが、ローストビーフにするとしたらどういう風に切ってもらうかイメージが出来ませんでしたし、「リブアイ」も見せてもらいました。ショーケースの中に並んでいる「切ってあるリブアイ」は、まぁ、普通の「サシが多くはない」リブアイで、ローストビーフならこれでも良いかなと思いましたし。
冷蔵庫から出してきたリブアイも4キロ位ある大きさですが、切り口がよく見えないのでサシの入り具合は見た目ではわかりません。でも全体的にはさほどサシが入っていない感じがしたので、ローストビーフならこれで良いかもしれないと思ったんですよ。
キロ単価はRM177ですから美味しければまぁまぁの値段ですし、気になっていた肉屋ですし、とりあえずこっちの方を買ってみようかと。半分に切ってもらいました。
ところが~~~~~~~~~~~~~
「これで良いか?」と見せられた切ってもらった肉の切り口を見て唖然・・・・。
真ん中に脂身がしっかりあって全くサシが入っていないリブロース。
これって、かつて27年前にゴールドコーストに渡って、「こういうリブロースしかないのか・・・」とがっかりした、まさにあの肉。
でも切ってもらったのに「これならいらない」って言えないじゃないですか。しょうがないので買ってきました。
オーストラリアから部位ごとにパックされて送られてきたものを切ったのがわかります。
切り口はこんな。こういうリブロースは最近、見たこと無いぐらい美味しそうじゃない。
こりゃうまくないなぁ・・・。
でも自分が悪い。一体自分はどんな肉が欲しいのかがはっきりしていなくて、「サシが多く入っていない肉」を欲しかったのに、その通りにサシが入っていなくて文句を言っているんですから。
要は、リブロースにはサシがしっかり入っているような牛の「ランプ、トップサイド」あるいはブレードなどの部位を欲しかったってことなんですね。
それも、これで価格がキロ単価RM177ってことはかなり高いんじゃないかなぁ。見た目は大手スーパーで売っているRM100ぐらいの肉と似たようなもの。
見た目で美味しさはわからないにしても、なんだか大失敗の予感。orz
2キロ弱の大きさですが、とりあえず半分ぐらいをローストビーフにしてみますかね。それとも3センチぐらいの厚さに切ってステーキにして食べてみる?
そして駄目だったら残りはミンチにするか・・・。
高いミンチになるなぁ・・・・。
最近、脂が多いと「オエっ」と思うようになってきて、じゃぁどういう肉が良いのかが自分でもよくわからないんですよ。見た目では美味しそうに思う肉がだめになってきていますから、「見た目は美味しそうじゃない肉」の方が合っているのかもわからない。
もしかしたら、今までは全く食べたいとも思わなかったテンダロインが良いのかもしれない。和牛・Wagyuのテンダロインを試してみますかね。
でも不思議なのは、トンカツはいまだにロースカツが美味しいと思う。(笑)
なんだか私の肉探しは振り出しに戻ったような気がしています。