年の初めだからこそ「日本の将来」を考えてみる

NO IMAGE
古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

明けましてお目出度うございます。本年もよろしくお願いたします。m(_ _)m

さて、正月早々、時事ネタで申し訳ないですが、年の初めであるからこそ遠くから俯瞰して世の中の大きな動きをしっかり見て、今年の方針を決めたいと思っています。

皆さんは、国際政治アナリストの伊藤貫氏をご存知だろうか。

このブログで何度か紹介したことがあるけれど、アメリカ在住の伊藤氏の分析、読み方って私にとっては非常に参考になります。この時期に彼が日本に来てこのような対談に出てくれるってのは本当に嬉しいと思います。

彼が普通の評論家、アナリストと違うところは、「長い歴史を俯瞰しつつ現在、未来を見ている」ってところ。見方が近視眼的じゃないんですね。そしてアメリカ在住で、アメリカの情報を的確に捉えた上での彼の考え方は日本人の「井の中の蛙」とは違う。世界、アメリカから見た日本を語れる数少ない専門家の一人じゃなかろうか。

今の世界情勢、というよりか世界に多大な影響を与えるアメリカ、中国は今後どうなるのか。そしてアメリカべったりだけれど、地理的には中国に非常に近い日本はどうなるのか。

シナリオはいくつか考えられると彼はいうけれど、アメリカと中国が世界を二分する時が来る可能性は非常に高いというのが彼の読み。中国の本質にアメリカ、世界が気がついてこのままでは大変なことになると中国つぶし、歴史の転換が始まったわけですが、きっとそれは簡単には行かないだろうという彼の読み。つまりかつてのヤルタ会談と同じことが起きて、アメリカとソ連が地球上に線を引いたの同じようにまた線が引かれるであろうと。当然、そうなれば日本は中国の勢力圏内となり、アメリカは日本の保護者という立場から外れる。(この時、日本が持っているアメリカ製の軍備は無能化される)

恐ろしいと思いますが、彼の言う4つのシナリオの中でそれが一番、可能性が高いと。

またトランプ氏とは一体どういう人なのか、なぜアメリカではあれだけの支持率を取ることが出来るのか、我々日本人には理解できないアメリカ人の特性も説明している。

この動画では、「日本の保守層はもっとしっかりしなければならない」「韓国や中国、北朝鮮を悪くいうだけで自分たちがどうあるべきか考えていない」「アメリカと歩調を合わせていれば大丈夫という幻想に囚われている」というところで話が終わっていて、ではどうするべきかの一番大事なことには一切触れられていません。

でも彼は昔から「核武装論者」ですから、そういうことなんだろうと私は理解しています。と同時に日本はもう大国ではなく、大国に挟まれた小国としての生き方を模索しないとならないのでしょう。

 
 
 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ