韓国の「文在寅大統領」は何を考えているのか。我々の想像を超えている可能性があるかもしれない。

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どうも韓国の大統領が文在寅氏に変わってからいろいろとおかしなことが起きていますよね。

「これで終わり」と決めた慰安婦問題もぶち壊して蒸し返そうとしているし、北朝鮮とのやり取りも北朝鮮サイドに立っているように見えるし、俗にいう徴用工に対する賠償も、そして今回の(攻撃用)レーダー照射に関しても何か常軌を逸していると感じます。

どうして常軌を逸していると感じるかと言うと、我々は韓国は自由主義社会側であり、アメリカと同盟を組んでいるし、北朝鮮の核廃棄にも賛同しているし、日本とは同盟を組んではいないけれど味方であると考えているからじゃないですかね。ここに我々の大きな勘違いがあるのかもしれない。

そして文大統領の言動、韓国の変化を見ていると、その韓国の根本的な立ち位置を変えようとしているんじゃないかと思えてくる。

実は前に紹介しようと思った評論家のコラムがあったのですが(今は見つからない)、その評論家は「文大統領は米韓同盟の破棄」を目標としていると書いていました。でもそれは韓国から言えることではなく、まずは日韓のつながりを切るところから始め、次に、韓国から米軍が撤退するように仕向け、最終的には米韓同盟の存在意味をなくしていく方針だろうと。

まさかと思いますが、最近、それもあり得るんじゃないかと思うんですよ。

思想的には北朝鮮に近いのはわかっていますが、北朝鮮と韓国のつながりも我々が想像している以上に近いのかもしれないし、文大統領は「北朝鮮の主席報道官だ」なんて言われるぐらい、北朝鮮の肩を持つ。

この理由は「南北統一を夢見ているから」なのは間違いがないにしろ、その道筋と統一後はどうあるべきかを彼がどう考えているのかは闇の中。

レーダー照射事件ですが、あれも報道されていない大きな注目点があるはずなんですね。

彼らは「遭難した北朝鮮の船を探していた」と最初に言っていました。だからすべてのレーダーを使ったと。しかし防衛省の動画でわかったことは、「遭難した北朝鮮の捜索は終わっていた」のがはっきりした。彼らのすぐ近くに北朝鮮籍と思われる船舶があり、それに韓国のボートが接近しているのは見えたから。

ここで誰も不思議に思わないことがあるわけです。

遭難した北朝鮮の船、彼らがいた場所って日本のEEZ内で、日本の本土に非常に近いところ。つまり、もし「北朝鮮の船が遭難した」とするならその第一報は日本の海上保安庁なり海上自衛隊が受けるんじゃないですかね。遭難信号が出ればすぐにわかる。

でもそれはなかったわけで、ではどうやって韓国海軍は「北朝鮮の船が遭難したことを知ったのか」が問題

これは「北朝鮮から救助の要請があった」と考えられるし、でも北朝鮮の船は本国に遭難をどう知らせたのか。もしかしたら「帰る予定なのに帰ってこない」ということから遭難したのかもしれないと北朝鮮は判断したのかもしれない。

どちらにしても「韓国海軍は日本が知らないところで北朝鮮の船の遭難を知り、救援活動をしていた」のが事実。それも「日本本土に近い日本のEEZ内」で。

ここで言えることは、北朝鮮とは密な連絡、約束事が存在するのだろうということ。そして場所から言って、韓国軍が北朝鮮籍の不法操業を日常的に支援していたのかもしれないということ。そして、瀬取りにも韓国海軍が協力していたのかもしれない。

そしてそして、実は遭難船を救助していたのではなくて、麻薬やキャッシュのやり取りをしていたのではないかということさえ考えられる。

どちらにしても韓国艦船は日本の哨戒機を見て「ヤバイ」と思ったのは間違いが無いように思うんですわ。だからどうしても追い払いたかったのだろうと。それには「攻撃用レーダー照射」が一番なわけです。自衛隊の哨戒機が危険な飛行をしているとするなら、それを無線連絡も出来たろうにそれもしない。哨戒機からの無線による問い合わせにも答えなかったのはなぜか。

雑音が多かったとか英語が下手だったとかいうけれど、聞こえていたのは間違いがなく、哨戒機が無線連絡をしようとしていたのは自分たちであるのは状況から絶対にわかるはずで、「コースト」という言葉が聞こえたからコーストガードを呼び出していたのだろうなんて馬鹿なことを言っていますが、「俺達はコーストガードではない、韓国海軍の船だが」という連絡を入れることも可能なのにしなかった。

つまり、あの海域で彼らがやっていたことを知られたくなかったってことでしか無いんじゃないですかね。

また軍艦が他国のEEZ内に入る場合、公海だから何をしても良いってことはないはずで、韓国艦船は「国旗も軍旗も揚げず」「無線連絡もせずに【任務】を遂行していた」のは間違いがない。

おかしいじゃないですか。この根本的なところをメディアは指摘しない。なぜ?

私は我々が想像する以上に、韓国と北朝鮮は近づいていて、そして日本とは距離を置こうと考えているとしか思えないんですわ。それがまさに慰安婦問題、徴用工問題も同じ。

結局ですね、文大統領が何を狙っているのかと言うと、「日韓併合前の輝かしい朝鮮時代」に戻そうとしているってことじゃないですかね。

そもそも韓国という国の成り立ちを我々日本人は知らなさすぎると思うのだけれど、韓国の憲法を見てもわかるように、彼らは「日韓併合」を「日本による侵略」という定義をしているんですね。でも実際は、日本が武力によって侵略したわけでもなく、日韓併合は「国際法に則った併合」であったわけで、世界はそれを承認した。当然、朝鮮の指導層も「日韓併合を要望し、歓迎した」。

ただし、それは好きこのんでそうしたわけでもないのは当たり前で、しかし、朝鮮の混乱を抑えるにはそれしかなかったという時のリーダーの苦渋の決断だったんじゃないでしょうか。

でもそれを韓国は認めない。売国奴が日本と組んで国を売り渡したという判断で、その当時の政府は「中華民国の上海に臨時政府を置いた」ことになっている。そしてそれが正当な朝鮮の政府であって、日韓併合はあくまで日本が侵略して居座ったことになっている。そして戦後、その臨時政府が朝鮮半島に戻ってきたという筋書き。

彼らのそう思いたい気持ちは私もよく分かるのだけれど、その臨時政府は臨時政府の体をなしておらず、戦後、朝鮮は「戦勝国の中に入りたかった」けれど、米を含む連合国諸国はそれを認めなかった。ここは「ポーランドの亡命政府」と大きな違いで、臨時政府を認めなかったってこと。そして太平洋戦争でなんら戦勝国側に貢献していないという判断。これは当たり前で、当時の朝鮮人は日本人であって、ゲリラ活動もなく、日本とともに連合国とは敵対して戦っていたわけですから。

自分たちに都合の良い側にいつも着こうとする国。

日韓併合時はどういう時代だったかというと、「いい時代だった」という韓国人はかつて非常に多かったのは私もソウルオリンピック前には何度も韓国に行っていたのでわかる。年寄りの多くは日本語を話すのが普通で、彼らの印象は決して悪くなかった。でも併合時代を知る人達は今は殆どおらず、「植民地としての苦難ばかりがあった」ことになっている。でも韓国のインフラを整備し、学校も各地に作り、多くが文盲だったのも改善され、人口も爆発的に増えた。文明開化したのは日韓併合に寄ると言っても過言ではないけれど、それを認める韓国人は今はいない。

だから日本に対しては「恨み千年」だし、当時の日本に協力した人たちの子孫まで「事後法(新しい法律で過去を裁く)」で糾弾し、財産の没収をする。

ただ私としても彼らの立場になれば、いくら発展して豊かになろうと、「祖国を消された恨み」は未来永劫残って当たり前だと思うし、併合してよかったねとはならない。また併合がなくても「自分たちの力でもっと発展できたはずだ」と勘違いするのも愛国心があれば当たり前かもしれない。そもそも日本も併合しないと日本の安保上問題があったからで、彼らの為を思って日本が併合したわけじゃないのも間違いがない。

韓国には「大統領をやめると皆で袋叩きにする」という不思議な慣習があるように思える。ま、韓国の大統領は権力が集中しすぎている部分があって、汚職も発生しやすい環境があるのかもしれないけれど、我々日本人から見ると「選んだのは誰だ?」という反省が韓国には全く存在しないのが不思議。つまり、悪いやつを徹底的に叩いて「俺は悪くない」という自己防衛本能が異常に高い国民性なんじゃないかと思うけれど、それと同じ動きがありとあらゆるところに見える。

自分は悪くないというところに拘ると、「過去の輝くあの時代に帰ろう(国が誰にも侵されない自分たちの国であったという意味)」となるのも必然じゃないですかね。自分にもある落ち度は一切無視して「素晴らしい自分」に酔いしれる。

南北統一すれば、それは彼らの「原点回帰」でもあるし、南北の民族が力を合わせれば、とんでもなく強力な国家ができるという幻想を持っているんじゃないですかね。そして韓国が持っているミサイル、ロケット技術と北朝鮮の核が合体すれば、東アジアにおいて「日本に代わる大国朝鮮」が出来て積年の恨みを晴らすことも出来る。

これは経済的には彼らはもうすでに日本は眼中にないと言われるぐらい自信を持っているのも間違いがなく、それが日本から無理やりふんだくった技術であろうとサムソンに代表されるように、韓国民は日本人より優れているという自信に溢れているんじゃなかろうか。

だから昨今、韓国の反日というより、日本を軽蔑する侮日に変わってきたような印象があるのも、彼らが自信をつけてきた証拠じゃないかと。韓国の稲穂は実れば実るほどふんぞり返る品種なんだろうと私は思う。

南北統一をして、核を持つ朝鮮が東アジアに誕生すれば、アメリカも中国もロシアも怖くなく、対等に付き合えると文大統領は信じているように思うんですよ。それは今の北朝鮮を見ても「核を持つことがどれほど凄いことか」というのを世界の小国すべてが理解したわけですから。そんなことを夢想しだしたら、日本なんか目じゃない。関係ないぐらいに思うのも理解できるし、それは正解かもしれない。

文大統領の心も頭も目も北朝鮮に向いていて、日本なんか眼中にない。そしてアメリカとも将来的には縁を切る計画を持っているように見えてきます。

彼の悲願は「大国に左右されない独立した朝鮮民族の【核を持った】国の建設」であるのは間違いがないように思うんですわ。

少なくとも昨今の韓国を見ていると、今までのように米韓同盟、日米同盟に支えられた3つの国が協力し合う関係が崩れている、崩そうとしているとしか思えず。

でもアメリカはそれを許すとは私には思えなくて、文大統領が北朝鮮を守ろうとする言動が強くなればなるほど、それが逆の方向に動いて、アメリカにより具体的な北朝鮮つぶしが始まるような気がしています。

韓国が日米と同じ側に立っているという前提で考えるのは、間違いではないにしろ、そこにリスクがあることも忘れてはらないんじゃないですかね。

文大統領は「韓国の三権分立を尊重しろ」と日本にいうけれど、彼は高裁の判事をしたこともない自分と同じ理想を持つ同士を最高裁長官に任命したのは世界が知っていることで、「三権分立を尊重する」という意味が先進国とは違うのを我々は絶対に忘れてはならないと思うんですよ。こういうインチキを平気でするのがあの国で、倫理的にも先進国ではないのに、彼らの言い分をそのまま聞いたらうまくない。

そして文大統領の反対派の粛清(殺すわけじゃない)は政界、官界だけでなく軍部にも及んでいるという情報もある。かつてのクネさん時代の最高裁長官を弾劾しようとしているのも伝わって来ている通り。やり方が中国、北朝鮮と全く同じ。

「法による統治」という概念を持たず「自分の目的のために法を利用する」のが彼ら。でも表向きは「法を守る」体裁を作る。

彼らの言い分をそのまま聞いたら駄目なのは中国も同じで、つい最近、中国の調査船が沖ノ鳥島周辺で海洋調査をし、日本がそれに文句をいうと「沖ノ島は岩礁であって島ではない。つまり公海上で調査をしたまで」と反論。

こういうのを噴飯ものっていうべきで、南シナ海では国際機関が岩礁であると結論づけたところを島であり、領土であると主張して埋め立てた。そしてアメリカのオバマ大統領に「軍事基地は作らない」と約束したのに大型爆撃機が発着できる滑走路を作り、ミサイルまで配置した。つい最近、アメリカの艦隊が南シナ海を通過したら「主権の侵害だ」と騒ぐ。

また私は自分の耳を疑ったのは、中国がアメリカを批判して「保護主義はやめるべきだ」と。これは今でも苦笑いしか出てこないのですが、中国は自由に自由経済社会でやりたいことをやっているのに、中国国内では外国企業はそれが出来ない。させない。どっちが保護主義?

こういうめちゃくちゃなことばかり中国はやるし、それは韓国も同じ。そして北朝鮮も同じ。「法」より「私の都合」を大事にする国々。

どうして朝鮮半島や中国ではああいうダブルスタンダード、嘘、こじつけがごくごく当たり前に存在するのか、私には全く理解不能。

でもそんな時に思い出すのは、福沢諭吉が書いたとされる「脱亜論」(明治十八年)。

「我日本の国土はアジアの東辺に在りと雖ども、その国民の精神は既にアジアの固陋を脱して西洋の文明に移りたり。然るに爰に不幸なるは近隣に国あり、一を支那と云い、一を朝鮮と云う。」

「その古風旧慣に恋々するの情は百千年の古に異ならず……教育の事を論ずれば儒教主義と云い、学校の教旨は仁義礼智と称し、一より十に至るまで外見の虚飾のみを事として……道徳さえ地を払うて残刻不廉恥を極め、尚傲然として自省の念なき者の如し」

そして

「左れば今日の謀を為すに我国は隣国の開明を待て共に亜細亜を興すの猶予あるべからず、寧ろその伍を脱して西洋の文明国と進退を共にし、その支那、朝鮮に接するの法も隣国なるが故にとて特別の会釈に及ばず、正に西洋人が之に接するの風に従て処分すべきのみ。悪友を親しむ者は共に悪名を免かるべからず。我れは心に於て亜細亜東方の悪友を謝絶するものなり。」

と。

「お隣さんとは仲良くしましょうね~~」なんて幼稚園みたいな考え方は捨てて、もし隣にヤクザなり全く道徳観や倫理観が違う人が引っ越してきたらどうするべきか、それを日本人は真剣に考える必要があって、「人類みな兄弟」とか、同じ価値観を持っているがごとく考えるのは間違いだと思う。と同時に、アメリカを頼り崇拝するような考え方もバカ丸出しで、アメリカは日本を助けてくれるなんていう幻想は捨てるべきじゃないですかね。日本の歴代の首相はアメリカべったりだと言われるけれど、そういう日本だからアメリカにとって利用価値があるわけで、同等であることなんかあり得ない。だから利用価値がないとなればいつでも簡単に切られるはず。それを「アメリカ・ファースト」という。

日本もいつか「ジャパン・ファースト」の国になって欲しいと願うばかり。

韓国に対しても、言うべきことは言う、やるべきことはやるという当たり前のことが出来る日本であって欲しいと思う。でもそれをすれば左翼やメディアが政権を叩くというおかしな国。

そういう国であるのを諸外国は皆知っているってのが私は気に入らない。そしてそういう状態を「平和」だと勘違いする左翼や平和主義者、年寄り連中。

私が期待するのは若い人たち。日本の教育界には左傾した人が非常に多く、日教組は私には狂っているとしか思えないのだけれど、そんな中で育ち学びながら愛国心を持つ青年が増えている。

右傾しろとは言わない。でも日本がどうあるべきか、冷静に、そして事実に基づいて考えて欲しいと思う。そして祖国日本を愛して欲しい。ジャパンファーストになって欲しい。

 
 
 

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