去年、このブログのアクセス数がかなりあることから「収益を狙う」のも良いんじゃないかと読者からサジェスチョンを頂き、実験をしたのは何度か書いている通りです。
収益化にはいろいろあって
1 広告を表示するだけ
2 広告をクリックしてもらう
3 広告の品を「購入」してもらう
などがあるわけですが、私が実験したのは上の1と2の2つです。ですから俗に言う3の「アフェリエイトで利益を出す」というのとはちょっと違う。
結論としては
「簡単ではない」
という当たり前の結果で、このブログのアクセス数が多いというのも「比較的に」という意味であって、「収益化」を考えるには全然、全く、お話にならないほど少ないのがわかりました。
そもそもこのブログのアクセス数が多いと「勘違い」したのは「ぶろぐ村で表示されるPV数」を基本にしたからなわけで、一般的に言われるPV数とは桁が違うのがわかりました。ぶろぐ村では「月間50万PV」ぐらいと表示されるのですが、Googleのツールを使いますと月間3万から5万でしかありません。
この違いってなんだか私には全くわからないのですが、巷で言う「PV数」ってGoogleのPV数を言うはずで、数字が大きなぶろぐ村のPV数で考えたら駄目なんですね。
もし本当にこのブログのPV数が月間50万PVもあるのならそこそこ「収益化」も面白いのですが、実際のこのブログのPV数では、
「良い月には2万円、平均すると1万円弱」
という感じ。ぶろぐ村で表示されるPV数が本当なら、これの10倍は行くわけで、「これなら面白いかも~♫」とスケベ根性を出したわけです。なんら新たなことをしないで良いんですから。(笑)
基本的には「アクセス数が大事」だと思うわけで、収益を出しているブログは
◯ タイムリーな話題
◯ 普遍的な話題
を混ぜて、「読者が読みたいものを書く」のが基本。
ここが何よりも大事で、「自分が書きたいことをダラダラ書くブログ」ではアクセス数が上がらないってことなんでしょう。当然、収益化なんておこがましい。
またこのブログでは「いつも見に来てくれる読者を重視」して書いていますし、「より深いこと」を書くのが私のスタンスですが、これも「収益化には結びつかない」んですね。
「常連さんではなくて【検索やリンクで飛んでくる一見さん】をいかに集めるか」が勝負所。
だから「マイナーな話題」(海外ロングステイなんてのも超マイナー)ではなくて、「世の中が湧いているような話題」「関心を持つ人達が多い話題」じゃないとアクセス数が全く増えない。つまりこのようなブログで収益化を考えるのは冗談でしょ?ということになる。(笑)
「書きたいと思わないことでも書く」ぐらいのつもりがないと、収益化は無理じゃないんですかね。常に世の中を見渡して「話題」を探し、グーグルなどの検索語で「何がトップになっているか」なんてのも見ながら内容を考えないと駄目なはず。自分が得意な分野があっても、しかしそれがマイナーな分野であったならどれほど頑張っても収益化は無理じゃないですかね。
でも積極的に収益化を考えないにしても、「書き方」ってのも大事なのが分かった。
そういう意味でもこのブログって駄目で「思いついたまま書きなぐるブログ」なんてのはお話にならないんですね。
その点、若い人たちは「常識」を知っているブロガーが多いと思うのですが、「ブログがどうあるべきか」ってのをきっちり押さえているブログが多いと感じます。「ブログの見え方」も大事で、それをきっちり考えているブログって結構ありますよね。
これってアクセス稼ぎが目的のブログじゃなくても同じで、アクセスは少ないジャンル、話題だとしても、押さえるべきところはちゃんと押さえたブログが多くなってきていると感じます。
つまり収益化を考えるのであるならば、アタリマエのこととしてやるべきことってたくさんあるし、収益化を積極的に狙わないにしてもきっちりブログは作るべきだというのが良くわかりました。とにかく、私のこのブログはそういう意味でも全く駄目なのね。現在ではスマホのアクセスが非常に大きな割合になっているのに、「スマホで見た場合」を重視していない、どこをどういじるべきかわからない、なんてのはお話にもならない。
そういう技術的なことも含めて考えるべきことってたくさんあって、ましてや「書く内容を変えないとならない」とすれば「このブログの収益化は無理」というのが私の結論。
でも「収益化」そのものを目的に新たにブログをやるってのもありかもしれないと思いました。
でも競争はかなり厳しくて、かつて収益を上げていた人でも「維持」は難しいようだし(オワコンだという人も少なくない)、コンサルタントとして「ノウハウを売る」ようなことを始める人も半端じゃない数に見えます。つまり「収益化を考える人達」は決して情報交換をする仲間ではなくて「お客様」になっているのも感じます。
ネットの中を探すと「コンサルタント」がごっそり。すごい数。
でも確実にがっぽり稼いでいる人もいるのも間違いがなくて、最近ユーチューバーの中にも「海外を放浪しているわけのわからない人たち」が急増しているのがわかる。またブログでも「どうやって生活しているんだ?」なんて思う不思議な人もかなり多い。マレーシアにもそういう人たちがいますよね。
だから諦めること無く頑張ってみるのもありなんだろうと思ったり。
これってある意味、マレーシアには多い「年金生活者」にはぴったりかもしれない。将来もある若い人たちがこういうビジネスを本業とするのが良いとは思わない(副業としては最高)古臭い私ですが、悠々自適なロングステイヤーだからこそ、こんなことに興味を持つのも面白いかもしれない。
◯ すでに退職していて時間は十分にある
◯ 生活に必要な基本的な収入がある
◯ 古臭いにしても「経験は豊富」
なんですから、一般的なブロガーやユーチューバーより条件は良いかもしれないですよね。
私は今まで多くの(自称)コンサルタントのメルマガを見たり、ユーチューブで勉強してきましたが、今はもうほとんど見ていません。「このブログで収益を上げるのは無理」という結論が出ましたし、やらないとならないことが他にありますから。
でも今でも「チャンネル登録」を残しているユーチューバーがいます。「まなぶ」というユーチューバーです。
興味がある方はちょっと見てみるのも良いかも。ブログだけで月収300万円稼いでいるとのこと。
彼の過去動画も参考になるものが色々あると思います。
英語のユーチューブチャンネルですが、ここも世界的なこの業界の基本的な考え方がわかって面白いと思います。
頭が古いジジババには理解し難いことですが、近年、「多くの普通の人達」が月収数百万という収益を出している。月収数十万円台は話題にもならない。これってちょっと前までは全く考えられなかったことだと思います。
だから自分がそれをやる、やらないは別にして、世の中の動きを知る意味でもこの手の世界を垣間見るのは良いと思っています。
これって実はトレードも同じで、今までの「投資」という概念から外れたところで多くの人達が利益を生む時代になったんですね。
本当に面白い時代になったと思います。
先日シドニーの次男坊とスカイプでチャットをしていたのですが、次男坊は「俺も株式投資を始めようと思う」というので、私は「やめろ」と言いました。「ギャンブルなんてやるもんじゃない」と。
でも彼は「ギャンブルじゃなくて投資だ」というんですよ。
私は「皆が考えている投資が、そもそも私に言わせるとギャンブルと同じなんだ」「しかしギャンブルではない株式投資方法もある」と、これを次男坊に理解させるのになんと5時間以上掛かりました。(笑)
金融、統計、会計のプロの次男坊が、一体何を始めるのか楽しみです。