「リンギットへの両替時期?」

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コロナウィルスの経済的影響もあるんでしょう。為替が動いていますね。

両替時期なんてのはどれだけ勉強し、悩もうが、それがわかるのならビル・ゲイツぐらいの資産は作れるわけで、両替を定期的にしないとならない場合は本当に困りますね。

我が家は「米ドルをリンギに両替する」というのがいつものパターンなのですが、そろそろ両替しないとならない時期になりました。

悩んでもしょうがないとは思いながら、仕事柄常にチャートは見ているわけで、そろそろ両替時期と判断しました。

いつも書いている通り、かなり大雑把に言うと、下のチャートの赤丸、緑丸が両替のタイミングだと考えています。ただ、トレンドを考慮しないとならないので、このインジケータ(ストキャスティクス)のボトムピークがベストのタイミングだとは言い切れない。

ただし、少なくとも言えることは、「将来のことはわからない」にしても「直近の過去よりは良い」ということは起きるので、「それだけでも十分」だと考えています。

今がまさにその状態で、トレンドを考えるのであれば、リンギットは下がっていますから、米ドルなり円をリンギットに替えるのは「待ったほうが良い」ことになりますが、「為替交換で利益を狙うわけではない」「生活費を両替する」となれば、このタイミングは悪くないと思います。

「少なくとも、過去2週間に両替するよりかは良い」わけですから。

MYR/USD Daily

ちなみに対円ではこんな動き。

ただ「トレンドは続く」とした場合、この場所は「一息ついた場所」だけであることも多く、更にリンギットは安くなることは多い。それはここに出ている範囲のチャートを見てもすぐにわかること。

でも「将来を予測するのは簡単ではない」わけで、そして「生活費は常に必要」であるからして、極論を言えば「昨日より今日替えたほうが良かったら大成功」という考え方で良いと思ってます。「先週よりか良い」「今月に入ってからは良い」ことが起きれば文句なしだと思っています。

ただし、やっぱりトレンドは大事で、インジケータのトップボトム、あるいは反転場所を「為替交換時期とする」にしても、【トレンドの向きを考慮した、両替額の増減】を考えるのも大事だと思っています。

「リンギット高のトレンドの時には多めに(早く両替するという意味)」、今回のように「リンギット安のトレンドの時には少なめに(両替時期を後にずらす)」のが良いと思います。

今回はリンギット安のトレンドに沿ったボトムの位置ですが、トレンドはリンギット安なのは明らかなので、両替の額は程々にと考えています。でもここで反転してトレンドが変わるかどうかはわからない。ま、もしリンギットが上昇に転じた時には「下手くそ~~、馬鹿野郎~~~」と自分を罵ればOK。(笑)

ただ、大事なのはトレンドだけじゃなくて、円なら円、米ドルなら米ドルが「世界的に見て、今、どういう位置にあるか」「そのトレンド」も重要で、リンギットとの関係だけを見ていても駄目なんですね。

ただこういうことを考えるのも面倒だと思うのなら、「思いつきで両替するのではなく」、「ドルコスト平均法」が良いんじゃないですかね。

ドルコスト平均法って、一般的には「決まった金額で少しずつ買い増していくという投資方法」と言われる手法ですが、私達の為替交換で言えば、「交換の頻度を多くして、一発勝負をしない」考え方で、例えば「毎週、決まった曜日に少しずつ両替する」ような考え方。

これってリスク分散には最適で、リンギットが上昇トレンドに入って毎日高くなっていると「なんでまとめて両替しなかったのか。俺ってバカじゃないか」と思うのが普通。でもその逆もあって「毎回、為替交換をするたびに儲かっているような気分」になるわけで、「為替とは常に上下を繰り返す」とするなら、私はこの方法が良いんじゃないかと思っています。

この方法を取ると、今はリンギットが安いのか高いのか、トレンドはどっちに向かっているのかとか、そういう煩わしいことから開放されるし、「これからはリンギットは下がるだろう、上がるであろう」と真顔でうんちくを言う人の話に耳を貸す必要もなくなるし、「一発勝負はしない」わけですから、結果的にはその方が良い結果が出るなんてことも起きる。

と同時に、私が思うロングステイの生き方として「為替に合わせて生活を変える」ことが大事ではないでしょうか。

誰しも自分の中で「このぐらいで交換できれば良いな」と思う値があるはずで、それ以上の値で替えられたらそれは喜んで使わずに貯金をする。そして「安い値」でしか両替出来なかった場合は、「預金を充当する」なんてことはせずに、安くなった為替に合わせて生活費を落とす。

これが心穏やかに過ごせる海外ロングステイの基本かもしれないと思っています。

ただ「海外で生活するのだから【その国の通貨を多く持つ】という考え方」に私は反対なのはいつも書いている通り。ただ主な資産や収入が円建ての場合、「円で持っていてもしょうがない」と考えるのは普通で、悩ましいところでありますが、基本的なマレーシアリンギットの性格として「世界経済の変化の影響を受けやすい発展途上国の通貨」、「海外では通用しないローカル通貨」ということがありますので、私としてはそういう通貨に大枚をつぎ込むことはしません。

でも私達家族がオーストラリアで生活していた当時、「私は豪ドルと心中するつもり」とこのブログに書いていたことがあります(今現在は米ドルに命を賭けてる 笑)。でもそれは「オーストラリアに住んでいたからではない」のです。ただ、豪ドルは世界の景気変動に非常に敏感なボラティリティの高い通貨であり、投資対象としては面白いかもしれませんが、それを基盤に生きるのは問題があるかもしれない。でも利回りは7%程度稼ぐのは簡単だったし(これは過去の話ね)、そして【為替変動をヘッジする方法がある】というのがポイントだと思います。

でもマレーシアリンギットにはヘッジをする術がない。FXも存在しない(前にはあった)。いや、厳密に言うと無くは無いのですが一般的ではない。これが私がマレーシアリンギットに入れ込むことが出来ない最大の理由と言って良いかもしれません。それとマレーシアリンギットの利回りは「日本より良いのは間違いがない」にしても、私に取ってはその程度の利回りではマレーシアリンギットを選ぶほどのメリットとは思えないのです。

では他の基軸通貨で良い利回りを得られるのか?

ここが我が家の大問題であり、だからこそ毎日四苦八苦しているわけです。

そして世界情勢を見ると、低金利時代は私が死ぬまで続くとしか思えないし、もう私には「春は来ない」「死ぬまで自力で稼ぐしか無い」と諦めています。(笑)

 
 
 

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