マーケットの動きが早すぎる

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しかし世界は混乱してますね。マーケットの値動きが凄い。

ドル/円ですが、105円に壁があったのを一気に突き抜けて101円台まで進んだ。

石油(WTI)も凄い下げ。

アメリカダウも瀑下げ中。

日経225も暴落中。

円が棒上げしたということは、リンギットは暴落となりますが、これまた凄い。24円を割って23円台に突入。

でもまぁ、「こりゃ大変だ」というのはそういう方向を向いたポジションを持っているからで、例えば株式で言えば空売り、株価指数で言えばショートポジションを持っているトレーダーは祝賀会をやってるでしょう。

マレーシアでも「リンギット資産」を多く持っている人は真っ青でしょうが、リンギット資産を多く持っていない人は「ニヤニヤ」しているはず。

デイトレーダーにしてみると「盆と正月が一緒に来た」ようなもんで、歓喜しているデイトレーダーは多いはず。

さて、私はというと、どれも全て「蚊帳の外」で、ふ~~~~ん、そう動いているのかと冷めた目で見ているだけで、私にはほとんど何の影響もありません。

私の考え方としては、これをチャンスと見て大きく勝負するべきという考え方は皆無で、チャンスは明日も明後日も、来週も再来週も、今日と同じ様にやってくるのだから、決めたことをしっかりやることが大事で「大物狙い」をするといつか魔が差すのね。このへんの欲望をいかにコントロールするかというのも長い目で見れば非常に大事で、「儲かる時には儲ける」のも良いですが、私は「安定」と「予定通りに階段を上る」ことを重視します。

ま、この辺の考え方はいろいろで、やっぱり自分の性格を加味して決めないと駄目なんですね。

ちょっと参考までにチャートを出しますが、これがニューヨークダウの日足。

でも実際にトレードする先物はまた別で、「YM」というシンボルで、ほぼ24時間売買されています。

マレーシア時間で表示した5分足。

またトレード用に使うチャートはまた別で、最近ブログには出しませんが、Ninjatraderというソフトで、表示も「ローソク足」ではなくて「特殊な練行足」を使っているのはいつも書いている通り。

ですから本当に投資対象も手法も、チャートの表示方法もトレーダーそれぞれで全く違うし、アメリカ市場ではNikkei225の先物も円建て、ドル建てとありますし(取引高は小さい)、自分がやってみたいトレード法をなんでも試せるのが凄いと思います。

また同じ株価指数でも、上の例のYM(ダウ)、S&P500ミニ、Nasdaqミニもあって、同じアメリカ市場なのにまるで「動きの癖」が違うんです。なおかつドイツのDAXでもイギリスのFTSEでも世界中の先物、金融商品にアクセスできますから、自分に合うものがきっと見つかる。

なおかつサヤ取りとか裁定取引も得意な人にはチャンスがいろいろあるだろうし、現物+先物+オプションでリスクを減らしながら小さな利益を積む方法とかいろいろあるはず。

またほとんど眠らない市場ですし、自分の都合の良い時間帯を選ぶことも出来る。(でもほとんどの動く時間帯は決まってる)

こういう何でもありってのはそれだけ混乱するのも間違いがないですが、私が何度も書いているドイツのBundの出会いもアメリカ市場の延長線で見つけた最愛の先物ですし、「足場をアメリカに移す」のはメリットが多いと思います。

もちろん為替の先物、FX、CFD、株式、ETF、債券もなんでもOK。

日本にはそれらのマーケットにアクセスできる「Interactive Brokers」という証券会社の支店があるはずですし、そこに口座を持つだけでも面白いかもしれない。

私は株式のことはよくわからないのですが、日本の株式中心で売買するにしても、同じ銘柄がアメリカ市場でも上場されているものがありますから、「日本の市場が閉まっている時」でもアメリカで売買できるというのは大きなアドバンテージじゃないですかね。

夜中に世界でなにか起きても、日本の市場が開くのを待つ必要がないのですから。でも銘柄はなんでもあるわけではないし、様々な制限や不便な点もあるんでしょう。もちろん違う市場に上場されているものは「別の銘柄」と同じですから、日本で買ってアメリカで売るようなことは出来ないはず。

アメリカの市場を見ると、「未開の土人がニューヨークへ行った」みたいな驚きがあるし、逆になんでもありってことに振り回されることもあるはずですが、世界の多くのトレーダーはそういうところであの手この手を駆使し戦っているのを忘れてはまずい。

また「俺はローカルマーケットが好きだ」なんて人も、台湾インデックスとか北欧の株式市場にもアクセスできるから面白いと思います。マイナーな市場の動きって、これまた特徴があって、私も一時は台湾インデックスに凝っていた時期もあります。

実は「香港インデックス」が非常に面白い動きをします。でもリアルタイムデータを入手することも難しいのね。ましてや自分の好きなチャートソフトを使って、好きな証券会社でトレードというワガママは出来なかったり。

世界は広いなりに不便もあって、その中で「秘密の稼ぎ場」なんてのも見つかるかもしれません。

私がドイツのBUNDにハマった時も、Bund?それなに?と言われたくらい。ヨーロッパでは知らない人はいないドイツの国債ですが。

是非、トレードで悩んでいる方がいらっしゃったら、ちょっと違う世界を覗いてみるのも良いと思います。特に、大証の日経225先物をやっている人は、日経225は独特の動きがあって実はかなり売買しづらいなんてことも海外を見ればわかる。例えばドイツのDAXの値動きは「日経225が1円刻みだったらこんな動きかな?」みたいな感じ。もちろん1ティック抜きでも利益が出るわけで、様々な手法が編み出せるはず。

それと日本ではマイナーな各国の国債も面白いと思います。日本国債もそうですが、取引量は莫大なのね。でもああいうのは超大型株みたいな鈍い動きをする。これを面白くないと見るか、小幅掬いにはその方が良いのか、それもトレーダー次第。またもし10桁を動かすトレーダーでも国債ならキャパが大きいので、「FXだと自分の注文で値が動いちゃうんだよね」、何ていうこともない。

どちらにしても、今のように大きく動くときこそ、自分の頭の天辺から足の先までしっかり点検して、原点に戻って考えてみる良いチャンスだと思います。

私もこれを一つのチャンスとして、是非ともどうにか成長したいと思っています。そのキーワードは「アメリカの株式市場」ですが・・・。私には難しそう。もしかしたらYM(ダウの先物)のスイングトレードから入ったほうが良いかなとか。ま、今のところは I have no idea です。(笑)

ああ、今のマーケットの解説ですが、この「及川幸久氏」のがわかりやすいと思います。


 
 
 

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