「宗教行事」での感染で気になること

スリペタリンの宗教行事に参加して感染したという報告が一番早かったのは、実はブルネイだったんですね。そしてシンガポール。そして再びブルネイで人数が増えた。

5000人と言われていたのが結局トータル16000人で、その内の外国人が1500人。マレーシア人14500人だと。でもこの数字は定かではないようで報道によってブレがある。

どちらにしても外国人が1500人で、その内のブルネイ+シンガポールで13人程度感染者がでたので、比率から言うとマレーシア人は130人は感染している計算になると14日に思ったわけです。

で、15日に発表されたのが190人で、その内の多くはその宗教行事に関係していると。

まぁ確率的にはそんなものだろうとは思うものの、でも私はもっと多いか少ないかのどちらかじゃないかと想像していたんですよ。

だって参加者の総数は16000人ですよ。そしてあちこちから集まった人たちは「グループ」でいたのだろうと思うわけで、たとえば「シンガポールから来た人たちが多く感染した」とか、サラワクグループからは「感染者は少ない」とか、「感染にムラがあるのが当たり前」だと思うわけです。

でも外国人もマレーシア人も「みんな同じ様に感染した」とすると・・・・・、これって「それなりの数のスプレッダーが存在した」ってことになりませんかね。

極端な話し、例えばスプレッダーが一人だとすれば、その周りにいた人だけが感染し、16000人の人たちに均等に感染するってことはありえないだろうってこと。

まぁ16000人がその数日間にどういう行動をとったのかわからないにしろ、均等に感染が広がったとすれば、スーパースプレッダーは決して少数ではなかったってことになりませんかね。

そんなことも考え合わすと、今の時点での発表数字はまだ氷山の一角みたいな気がしてくるわけです。

そして政府も警察も「参加者は検査を受けるように」と促していますよね。でもマレーシア人14500人のうち、出てきた人は3分の1程度の筈。

なんで?と思っていたら、ある村だか地区だか、そこの「まとめ役(?)」が「この地区の参加者名簿は出さない」と言ったんですね。その理由は「誰も症状が出ていないから」ですと。

これって・・・・。まぁ、いろいろ理由は想像できますね。

宗教の世界って、外からは見えないいろいろがあると思うわけで、「宗教行事」もあれだけ大きくて海外からも来るというのは大切な行事だったんでしょう。そして各地区にはまとめ役がいて、皆で参加したのだろうと思うけれど、そのリーダーの力というか、それによっては「感染者を出すと、【信仰心が疑われる】」なんてこともあるんじゃないかと。こういう一大事だからこそ、「一生懸命祈ろう」とか「信仰心が厚ければアラーが守ってくれる」なんて考えるグループも少なくないんじゃないかと思ったり。

政府の反応を見ても、「宗教には距離を置く」のが我々にも見えるわけで、強制力がないどころか「かな~~~り気を使っている」のがわかる。サラワクでは50人以上の集会は中止せよと指示が出されたけれど、モスクに関してはニュースを見ても何もわからない。

先日、国王が「金曜日のお祈りは短くするように」という指示でもない、談話でもない、お願いみたいな発言があったけれど、それだけアンタッチャブルの世界なんだろうと思ったり。

つまり私みたいな外国人がどうこう言う世界ではなくて、きっと感想さえも言ってはならない分野なんだろうと。ましてや批判などをしてはならない。

こうやって書くこと自体、憚れることなのかと思ったり。

でもそれはそれで良いと私は思うわけで、マレーシアが決めることに我々は従うことしか出来ない。

こういう時こそ信仰心を強く持ってできるだけモスクに行こうという動きが出ても、それは素晴らしいことであって批判の対象には絶対にならないと思う。

その結果がどう出ようと、我々はその中で、いや片隅で生活させてもらうことしかできない。

てなことを考えている16日の朝。

 
 
 

     
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