安倍さんも小池さんも「協力してください」というべきじゃないと思うわ

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

【LIVE】安倍首相 緊急事態宣言で会見~私たちの暮らしどう変わる?~

安倍さんの会見、小池さんの会見をここから見ることが出来ます。


しかし安倍さんは前回もそうだけれど、良くメモも見ずにあれだけ長いことしゃべれるなと感心したりして。

なんてことはどうでも良いのですが・・・。

会見の内容そのものになにか問題があるようなことは、私は一切思わなかったのですが、気になることが一つ。

それは安倍さんも小池さんも「協力してください」と何度も言う。

これって日本的には当たり前なんだろうけれど、海外に住んでいる我々にはおかしく聞こえるんじゃない?

協力してくれって、「誰を助けるために協力するのか」と問われれば「自分自身」。

「貴方は貴方を助けるために協力してください」っておかしいよねぇ。

日本って「貴方を助けるのは貴方自身。貴方の責任です」とは絶対に言わない。

だから国民は「いつまで経っても他人事」だと思うし、「協力?そうだなぁ、考えてやるか」なんてことにもなる。

マレーシアもオーストラリアも、「活動制限を守らないのは【公共に対する攻撃だ】」という考え方。これは要請、強制に関わらず、考え方は同じ。

安倍さんも小池さんも、国民、都民は「お客様」みたいな扱いをしているのと同じ。

それじゃ付け上がるのは当たり前じゃないですか。だから「保証をしてくれるなら良いよ」なんてことになる。

「貴方を守るのは貴方自身。それをやる気があるなら【政府も自治体もお手伝いします】」てのがあるべき姿だと私は思う。

ただし、もし我々が我々の意志に反して「日本」あるいは「東京都」という【人間動物園に勾留されている】【飼われている】としたら、あるいは政府の要望で仕方がなく日本に住んでいるのであれば、「協力をお願いします」と言われるのもわかる。

政府も自治体も、「貴方自身を助けるにはどうするべきか。貴方が決めてください。」というのが筋で、協力してくださいというのは「国民、都民」が政府や自治体にお願いすることだと私は思う。

日本は「主人公は誰なのか」がメチャクチャだと思う。また「緊急事態宣言」は「コロナと戦うため」じゃなくて、本来はやらなくて良い政府の勝手な要望みたいな。安倍さんは「皆様のお力をお借りしたい」っていうけど、選挙演説と一緒みたいな。大体、喋り過ぎかもね。要点がボケた感じもする。

だから「自己責任」という観念がなかなか芽生えずに、「常に政府に文句を言う」なんてことが起きるんでしょう。あるいは「憲法9条を守れば平和だ」とか、「国を守るのは自分だ」という意識も生まれてこない。

常に、誰かが何かをしてくれると思ってしまう。

なんなんですかね、これって。ここはガツンと意識改革を狙うべきだと思うなぁ。「そうか、これは俺達の問題で俺たちがどうにか解決しないとならないことなんだ」という自覚を促さないでどうすんの?と思う。

 
 
 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。