今までブログには書いていませんでしたが、「様々なオイルを使って調理する実験」をこの1年ぐらいやっています。
昔から使っていたのは「カノラオイル」か「オリーブオイル」ですが、その後「ピーナッツオイル」「米(ライスブラン)オイル」あとは何だっけ、特徴がないので忘れた。(笑)
で、ココナッツ油も買っておいたのを使って、初めて「いつもの鶏の唐揚げ」を作ったんですよ。
でも揚げながら思ったことは
「美味しい匂いがしない」
ってこと。揚げている時の匂いが全く違うのね。変な匂いってほどじゃないにしても「慣れない匂い」で決して食欲をそそる匂いではない。
そして揚げている状態の「シャバシャバ」が延々続く感じ。シャバシャバも多い。
こんなことってあるんですかね。
そしてさほど大量の唐揚げを作ったわけじゃないのに、揚げた後が「かなり濁る」のね。
揚げた量はこれだけです。
で、揚げ終わったらこれ。もう捨てたくなる状態。こんなもんですかね。
でもこれって汚れじゃなくて、小麦粉のはずで、時間が経てば沈殿するんでしょう。
沈殿した。(笑)
今回は「骨付きの鶏肉」で「ケンタッキー風の唐揚げ」にしました。
私は唐揚げにも実は凝っていて、素揚げから竜田揚げまで、「素材の味付け」、「衣」、「ソースを絡めたり」、粉は「小麦粉、片栗粉、コーンスターチ、米粉」をそれぞれ混ぜたり、単独で使ったり。また衣は「バター液」にしたり「粉をまぶすだけ」にしたり、「バター液+粉をまぶす(ケンタッキー風)」にしたり。
その都度、油の汚れ方が違っていて、「米粉だけのバター液」で揚げると「パリっとする」し【油の汚れが殆どない】、コーンスターチの「硬く揚がる」のも良いから、「小麦粉は少量もしくは使わない」ことが多いんです。でもケンタッキー風では「小麦粉+卵+牛乳」でバター液をつくり、それに小麦粉をしっかりつけるやり方です。(これを二度浸けすると衣が厚くケンタッキー風に近くなる)
で、「小麦粉をまぶす場合」は【油が汚れやすい】のはわかっているんですが、今回みたいに少量の唐揚げであれだけ汚れるのは初めての経験。
私の勘違いじゃないと思うのですが、どうなんでしょうか。
そして「油に投入」してから、最初は「シャバシャバ」するのは何でも同じにしても、それがずーっと続いたのが不思議。
「粉をまぶす」と汚れやすいのは当たり前ですが、今回のような経験を過去にした覚えがありません。これって後に沈殿する、取り除くことができるにしても、「揚げ続けていたら【焦げる】」んじゃないですかね。
ココナッツオイルで粉はまぶさずにバター液だけで揚げたらどうなるのか実験をしようとも思うのですが、「なんとなく違和感がある【揚げている時の匂い】」を思うと、あんまり使いたくないなと思ったり。
食べてみたら風味が違うのかどうか、これが大事ですが・・。
全く問題がありませんでした。ココナッツの風味があるのかと思ったらそれもなさそう(私はベロも鼻も性能が悪いにしても)。
ココナッツオイルって使い回しがうまくできなければ高いものにつくし、「衣はバター液」ならあそこまで汚れないにしても使い分けなんか面倒。
多分、今後ココナッツオイルを使うのは「買った2リットル」を使い切ったら、もう無いかな。
ヨメさん?
私がココナッツ油で鶏の唐揚げを揚げている最中にキッチンに来て、「良い匂いじゃないわね」というのは言っていた。でも食べて「美味しくない」とは言っていないし、私も美味しくないとか、違和感があるとは思えず。逆にニュートラルな味じゃないかなぁ。
でも結局はコストは高くなりますがオリーブオイル(バージンオイル、エクストラバージンオイルは使わない)で揚げるとさっぱり揚がるし(天ぷらも美味しい)、米油(ライスブランオイル)は身体に良いそうだし(製法にもよるらしい)、ピーナッツオイルは「高温に強い」し「うっすら良い香りもつく」「栄養価も壊れず高い」らしいし、私の場合は「調理実験で高温を使う」こともあるので必需品。
ということで我が家での【揚げ物に使う油】は
1 オリーブオイル
2 米油(ライスブランオイル)
3 ピーナッツオイル
4 カノラオイル
で決まりかな。
ココナッツ油が駄目ってことじゃなくて、私の場合は「他の油より良いところが見いだせない」というだけのこと。
実は今、「身体には悪い」にしても「ラード(豚の脂)」を使うと炒めものも美味しいので、それを揚げ物にも使って「とんかつ」を作ってみたい。でもどうせなら「背脂」の方が「ラーメンの背脂チャチャッ」も抜群に美味しいし、脂が抜けきった「カス」も美味しい食材になるので、背脂を入手したいのだけれど、これが簡単には行かないのね。
「TTDI」に行けば簡単に手に入ると思っていたのだけれど、「背脂」という文字、「写真」も見せて注文したのに「普通のお腹の脂」だったんですよ。あのマイケルのお店ね。ちなみに背脂は皮下脂肪、腹脂は内臓脂肪。
あのロースにくっついている「固めの脂、背脂だけが欲しい」のだけれど入手法がわからず、我が家では殆ど使わないロースに脂がしっかり付いているものを買って、脂だけ切り取ろうかなんてバカなことさえ考えています。
ロースに脂が付いているけれど、こういうのも「分厚い背脂の部分を掃除しているはず」で、それが欲しいのだけれど・・・。単に「背脂」というより「皮付きの背脂」と聞いたら良いかな?皮はあとで剥がせば良いし、皮は皮でクラッカーが作れるし。
どなたか「背脂の入手」に関してなにか情報、アイデアはありませんか?