【日本】国内旅行代金の半額を補助 & 我が家の理想

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これって凄くないですか?

日本のコロナ対策の中で、これが一番凄いと私は思いました。

感染拡大の影響を受けた観光業や飲食業の支援策「Go Toキャンペーン」について、7月下旬以降、県内での移動を対象に始め、8月以降は、県をまたぐ移動も含めた全国的な展開を準備していることを明らかにした。

「Go Toキャンペーン」では、旅行商品の購入飲食店の予約などによりクーポン券などがもらえて、旅行では代金の半額(1泊あたり最大2万円)が補助される。

こういうのがあるなら1ヶ月ぐらい日本全国をプラプラしてみたいなぁ。

気になるのは「飲食店の予約等」の部分。これが半額で「県をまたぐ移動も含めた全国的な展開」だとしたら凄いことになる。でも普通の飲食じゃなくて「旅行商品」ってことなんだろうけれど、業界ではいろいろ考えるんじゃないですかね。「東京ツアー」だって旅行商品なわけで「浅草をプラプラ。その後は有名店5店舗共通クーポンを使える」とか。中国人がかつて銀座を闊歩したように「銀座買い物ツアー+ホテル(ウィークリーマンションを含む)+お食事+タクシー・ハイヤー(利用も可)」なんてのがあれば海外在住の日本人でも問題なく使えると思う。単に「食べ歩きツアー」だって旅行商品ですもんね。

でもあの手この手を考える業界人が出てきて、「これも旅行商品か?」なんて政府が問題にするようなのも出てくるのかもね。

半額は凄いと思う。

「航空券+ホテル+食事」で1-2泊からでもOKとなれば、出張でも使えるし、凄い経済効果になるはず。

でもまさか「外国人の利用も可」なんてことになるんだろうか。

どうせなら「外国人の入国制限」がある内に使わないと観光地はもちろん各大都市も恐ろしい人数が押し寄せることになりますよね。

「ホテルの予約ができない」「店の予約も取れない」「観光地は大混雑」なんてことになりそ。日本人だけでも凄いことになるんじゃないですかね。

でもなぁ・・・。

消費税減税をやれよ~~~~~~~~~~。

「リーマンショック級のことが起きたらやらない」と消費税増税時に言っていたのが「リーマンショックより大変なこと」が起きたわけで、8%に戻すのは当たり前だし、経済効果を考えたら5%にするってのもアリだと思うんだよね。

景気回復には「高額商品」が売れないと駄目なわけで、消費税を5%にしたら不動産業界、自動車業界も凄いことになるんでしょう。

でもそれでも「もっと大事」なのは【弱者救済】のはずで、そもそも収入が途絶えた、激減した人たちをどう救うか。消費税減税をしたところで「ものを買うカネがない」人たちは救われない。たとえ景気が良くなろうと、失業率が減ろうと、光が当たらない人たちはかなり多いはず。

今回のコロナ騒ぎで私が感じたことは、世の中は「感染するかしないか」に注目していて、あるいは「営業できない企業、店舗の声」は大きかったけれど、「職を失った人、収入が激減した人」の声はもみ消された感じがするんですよ。それどころじゃない、みたいに。

これはマレーシアも同じで、「解雇通告を受けた」という友人の話を聞くと心が痛む。

彼はこれからどうやって生きていくんだろうか。

日本でもどこでも「コロナを理由に【人員整理をした】企業、店舗は多い」はずで、ましてや借金も増えた状態、資産、社内留保も減ってしまった状態でそうそう「人を雇うことに積極的になるのかどうか」は疑問。経済の回復時に人員確保が何よりも重要だとしてもです。

「New Standard」の考え方は「個人より企業の方が真剣」のはず。

日本政府が考えることって、今までも「大企業優先」「正社員を前提」としているように私には見えるわけで、そして「組合」も【正社員を守る方に動く】のが何年も前から見えていて、救われない人たちが今まで以上に大量に出るんじゃないですかね。

私自身は「自己責任論者」ですから、「切り捨てられてもしょうがない」とは思うんですよ。でもそれは「自分の場合」でしかなくて、日本全体を考えたらそれじゃ済まない。

「援助します」と言って「援助しない」のが見える。

私も日本政府から援助されたのは「失業保険」「健康保険」の利用ぐらいなもので(でもこれは【保険】でしかない)、【日本の政府、自治体に援助された経験はない】と考えています。どんなに苦しかろうが、売上も上がらない、利益も出ないなんてことがあっても「自分の責任でしょ」でしかなかったし、その通り。これって私も親父も、親族を見回しても皆、同じ。

私に言わせれば「コロナのせいに出来る」のなら「円高等で仕事がなくなった企業、人たち」も同じ様に救えと思うくらい。またかつて日本の花形産業だった「繊維」や「弱電」関係も世界の大きな流れの中で「誰に助けられること無く淘汰された(私のオヤジや親族も同じ)(なぜか大企業には公的資金が入る)」わけで、「それは自己責任」で「コロナの場合は助ける」ってなんだかおかしいような気がしないでもないわけです。

だから私は「税金(直接税)を収めたくない」のです。ましてや日本に住んでいませんし。そして年金もあてにしない。

自分や親族、大事な人達は「自分たちで団結して守る」という考え方。だからマレーシアで所得税がないから「収入が増えた。\(^o^)/」ではなくて、それは「小さな小さなゴミみたいな【ダボ国】の国庫に余裕ができた」という意味でしか無くて、私はそれを自分の金だとは思わないんですよ。「いつか皆を救うことになる原資を増やしたい」という考え方。

今までも「どうしても助けたい親族を助けることが出来なかった」経験ってあるわけで、でも私はその親族に助けられて今があると思うこともあるわけで、「どうにか頑張って、自己責任の世界なんだから自分で生きていくしか無い」と言いたくないんですよ。でもかつて世話になった親族をも見殺しにするしか無くて、「連絡を絶って消えていった(親の葬儀にも迷惑をかけまいと参加しなかった)」こともある。その家族とは未だに音信不通。

こういうことって「家族の中でも起きる」のは世の中を見ていてもわかるわけで、私は自分が歳をとったら「せめて家族、一族を守りたい」と思い続けて今はすでに67歳。まだまだその力はない。でも幸いなことに近親者の中には【まだ】問題を抱えるメンバーは出て来ていない。

これって凄くハッピーなことで、今回のコロナ騒ぎでも「悪影響を受けたメンバーはいない」のは嬉しいこと。でもこれは単に【運】でしかなくて、国が助けようが助けまいが、「一族の中で問題解決できる力」が欲しいと何十年も思いつつ今があります。

でも思うんですよ。国や社会保障に頼ること無く(権利を放棄するという意味ではない)一族で永遠に助け合うなんてことはきっと出来ないのだろうと。そもそも私達が【日本のパスポート】を持っていること、オーストラリアの永住権を持っていること(手厚い社会保障が受けられる)での【有利な点はある】にしてもです。でも私は挑戦したいし、私がそういう考え方なのは子どもたちも小さい頃から「それが当たり前」と考えてくれるようになったことが、もしかしたら一番の収穫なのかもしれない。

子供達が小さい頃から彼らに言い続けてきたことなんですが、「お前の名前には【名字】があるだろ?それを名乗る限り、お前の人生はお前だけのものじゃないということだ」と。そして大人になった彼らもそれは当然だと思っている。人生って「先祖から繋がっているもの」、お金も「金は天下の回りものであって【自分のものではない】」という考え方。

世の中では「自分で稼いだ金は自分のもの」「自分の好きに使えば良い」と考えるのが普通ですが、我が一族にはその考え方がない。面白いでしょ。(笑)

今、私達家族が計画していることは「一族、全ての教育費用」「保険が適用されない治療」は全て【ダボ資金で賄えるようにする】ということ(事業の起業、運転資金利用、借金は絶対不可)。でもそれで使ったら枯渇するんじゃ意味がないわけで、「原資」と「運用益」と分けて運用益だけでどうやってやっていくかが問題。

これって夢みたいな話だけれど、かつては「どの家庭でもそうやって生きていた」のが世界の遠い昔からの歴史でしょ。農家も同じ、商家も同じ。そしてその小さな塊が大きくなり、部落となり、村となり、町となり、そして国が出来たはず。

私達家族が考えていることは「その原点に戻る」というだけのこと。そして「決定権は我々自身が握る」べきことで、いかなる国、政府、自治体にも、当然、いかなる企業、他人にも【決定権を委ねること】はしない。

どうなりますか・・・。

私がいつか寝たきりになっても、どこで野垂れ死にしようとこの夢は捨てずにいようと思う。

 
 
 

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