【投資】なぜ「超短期売買」が有利なのか「その2」

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【投資】なぜ「超短期売買」が有利なのか「その1」の続きです。

「その1」はこれ。

Dabo's life in KL, Malaysia

たまに「なぜ【超短期売買(デイトレ含む)】が良いのか」を書くことにしています。最近、このブログを読むようになった方もいら…

まずこのシリーズは「お金持ち」には関係ありません。お金持ちは好きにすれば良し。(笑)

ただ「積極的に【資産を増やしたい】と思う方々」には良いかもしれない。

しかしながら「投資方法」って「手法」も「考え方」もいろいろあって、どれがベストと言えることじゃないと思うのです。そして「自分の性格に合う」ことが大事で、他人のマネをしてどうにかなることじゃないはず。

それも踏まえて、一つの考え方として「超短期売買は有利」という話をしていこうと思います。

興味がある方はまず「その1」を読んでいただきたいし、これまでの数日間に相場に関して書いている中で、これから書くことのポイントはほとんど書いてしまっているのもご了承ください。

定収入は非常に大事

改めてこれを書きますが、「十分な定収入」、あるいは「十分な資産」がある方はどんな手法、考え方でも良いと思うんです。これはイヤミで書いているわけじゃなくて、「余裕がある人はリスクも取れる」ってことなのね。だから「ハイリスク・ハイリターン」を狙っても良いと思うんです。

でもまだまだ「発展途上」であったり、「資産倍増計画」を持っている場合はそう簡単には「リスクは取れない」んですね。かと言って「リスクのないところに利益もない」のは事実で、「ローリスク・ハイリターンというのはあり得ない」と思います。ではどの程度の「リスク」なら受け入れられて、どの程度の「リターン」を目指すかですが、これもやっぱり「定収入がある、無い」では大きく違うはず。

そしてですね、もし十分な定収入、十分な資産があったところで、それが「いつまで続くのか」という問題があるじゃないですか。例えばかつて「東日本を基盤に大きな収入、資産を持っていた」としても、311の原発事故で「着の身着のまま【それを放置して避難しなければならない】」なんてことも起きた。あるいは他の災害でもそうだし、いつ来るかわからないけれど「必ず来る」と言われている首都直下型地震もそうだし、あるいは「有名で健全な大企業の大株主」だとしても、今の時代、まさかの「倒産」「没落」なんてことも起きる。

こういう時に「十分な定収入、資産もなくなる」ことが起きる。

そして問題はですね、「十分な収入や資産」がなくなった時に、【元に戻るのはかなり難しい】ってことなのね。

失った定収入を取り戻すのは簡単ではない

資産も同じですが、まずは収入じゃないですか。もし日本が沈没しようと、今住んでいるマレーシアから突如逃げなくてはならないようなことが起きても同じだし、地球規模の震災、戦争が起きてもそうだけれど、「何が起きても【収入が確保できれば大丈夫】」でしょ。それで食いつなぐことも出来るし、復活することも可能。

ところがですね、「どんなに【長期投資の達人】だとしても、復活は不可能に近い」ってことなんですよ。

収入も無い、資産もないような状態に放り出された時に、「どうやって長期投資をする」んです?

これは災難に合わなくても「失敗に失敗を重ねて、資産の多くを飛ばしてしまった」時も同じ。

一般的にはそういうことってなかなか想像できないだろうとは思いますが、私が長年生息していた【中小企業の世界】ではそれが頻繁に起きるんですよ。別に災害でもない、戦争が起きたわけでもなく【取引先が潰れた】【円高になった】【新技術に追いつけない】【人件費が高騰した】【人が集まらない】なんてことは頻繁に起きるのね。また意外に「経理担当に会社のお金を持ち逃げされた」なんてのも少なくない。

どちらにしても「売上が上がらない」「利益が出ない」「赤字が増える」なんてことは日常茶飯事で、その大きな波にいつも翻弄されるようなことがあるわけです。

でも「これがあれば食いつなげる」というのが一つでもあれば、また再出発が出来る。そしてその一つの技術だけで定収入を得るどころか「資産を増やす」こともできるかもしれない。

私みたいに明日もしれぬ中小企業の世界で長年生きていますと、それが大事なのがよく分かるんですよ。そしてそれが無いと「一生、波に翻弄される」ことになるのね。またどういう技術かってのも大事で、「大きな資金、長い時間」がないと【実を結ばない】ような技術じゃ駄目なのは誰にでもわかる。そういう技術があっても「ゼロからのスタートは出来ない」わけだから。

だから投資も同じで、「長期投資の技術」は非常に大事だけれど、【長期投資しか出来ない】としたらどうなるのかってのは誰にでもわかるはず。

私はここは非常に大事だと思っていて、「サラリーマンをやりながら投資をする」人って結構多くて、その「投資からの利益」が大きくなると【サラリーマンはやめちゃおうか】なんて考える人は少なくない。きっとサラリーマンをやめても「投資からの収入は増える」かもしれない。これは今、大流行の【ネットで儲ける】のも同じ。

ところがですね、「定収入は捨てた」わけですよね。これが後になってジワジワと影響が出てくる。そして「投資がちょっとうまく行かなくなった時」の【精神的ダメージ】が非常に大きくなるのね。定収入も無く、投資もうまく行かなくなった時って「このままだったらどういう将来になるのか」考えただけで夜眠れなくなるのが普通。ましてや家族もいて、子供の教育費にお金が掛かる世代だとかなり落ち込むはず。でも「再びサラリーマンとなるのは【難しい】」のね。そりゃ「引く手あまたの人」なら違うでしょうが、一般的には「前と同じ仕事」「前と同じ収入」を得ることは出来ない。

そして実際に定収入どころか資産もゼロ、あるいはマイナスになったらどうするんです?

長期投資がうまいという自信があっても「手持ちのお金は10万円」だったらどうするのか。あるいは1000万でも良いですが、それを長期投資に回して家族がちゃんと生きていける利益を出せるのかどうか。

でも定収入があればどうにかなる。

超短期投資は【定収入】になりえる

超短期投資と書いていますが、これは一日の中で何度も売買する【デイトレ】【スキャル】、そして「2,3日」「1週間」程度の時間軸の中で結果を出すトレード法を意味しています。

超短期売買は【低資金】でも問題ない

これは非常に大事な点で、低額で出来ますし、誰でも参入できる。でも【低額で、小さな利益を得てもしょうがないだろう】と思う人もいる。でもこれは大きな間違いで、「低額」だけれど【回転数が非常に多い】ことを忘れちゃうまくない。

例えば私がデイトレに投入している資金は「総投資用資産の30分の1」でしかないんですよ。でもそれで十分過ぎるくらい。

特に私は小心者ですから「大きく投資する」のが怖いのね。すぐに冷や汗が出て、手はベトベト、心臓がバクバクしちゃうタイプ。「リスクにも弱い」んですよ。だから「少額投資」で「小さな利益」を狙うタイプ。その代わり【回転で稼ぐ】のね。

たとえば日経225の先物売買をするとしましょう。私は大証の日経225はもう10年以上触ってもいないからよくわからないのですが、必要な資金(証拠金)は1ロットあたり90万円ぐらい(ミニはこれの10分の1)。これは証券会社によって違いますが、大体そんなもんじゃないでしょうか。ただこれは最低必要な額でしかなく、実際には余裕を見てこれの2倍なり3倍なり口座に用意するのが普通だと思います。

そして日経225先物1ロット(枚)を売買するということは、日経225が2万円だとすれば、2000万円を売買するのと同じことになります。ミニならその10分の1。これが最低額です。

つまり最低単位の1ロットを売買するのは、2000万円投資するのと同じなんですね。そして日経225が10円動くと1万円の損得になります。100円動けば10万円の利益、あるいは損。

これを一日に5回売買したとしたら、一日に1億円の売買をしたのと同じことになる。これを毎日繰り返すわけですから、年間に200日だとしても200億円を動かすのと同じなのね。

こうやって考えるとええ~~と思いますが、ミニならこれの10分の1。ま、それでも大きいですが、「投資必要金額は小さいからとバカにできない」のね。日経225のミニでも年間の売買総額は数億~数十億円になるわけで、でも必要な額はミニなら100万円以下なわけです。50万円でも十分かもしれない。

もし年に一度売買する長期投資専門の人がいても、数億~数十億を動かす個人ってなかなかいないと思います。でも先物のデイトレーダーならそれが普通なのね。

小さな値幅を取るのを目標とする

年間に数億~数十億も売買したら、利益も大きいかもしれないけれど損も大きいだろうと誰しもが考える。それは全くその通り。ただし、デイトレだとすれば、一日の値動きの幅って100円以内なのが普通。その中で「数十円」を狙うんですよ。10円抜きでも構わない。ただそれを何度も繰り返すだけのこと。

「狙いが小さければ勝率は上がるのか」というと【そんなことはない】というのが正解ですが、私は「大きな値幅を狙うよりは簡単」だと思っています。

値動きは「大きなトレンド」だとしてもそれは「小さな波の集合体」なわけですよ。そういう波がいくつもいくつも押し寄せて、そしてトレンドを形成し、またそのトレンドは消え、新たに出てくる。これの繰り返しなわけだけれど、長期投資の場合はその波を何百何千、トレンドもいくつもいくつも乗り越えていくわけですね。そして最終的に勝つのか負けるのかわかるわけですが、短期の場合は「波一つ」「トレンド一つ」で結果を出すのが普通。

つまり、「先の先まで考える必要はない」ってこと。そして一つの勝負は短時間に終わるし、明日、世界が滅亡しようが、大震災が起きようが関係ないわけです。これが長期投資との大きな違いでしょうか。

投資回数が多いから練習には最適

やっぱり経験って大事なわけですが、普通、株式投資をする人たちって10年で何回ぐらい売買するんでしょうか。もしかしたら10回以内って人も多いかもしれないし、「かなり売買する」という人でも100回ぐらいじゃないですかね。

でもデイトレの場合、この売買経験って1週間程度で経験するってこと。普通の人が10年で経験することを1週間で経験するって凄くないですか?

当然、手法も考え方も違うから同じ様に比べることは出来ないのだけれど、出撃から撤退に至るまでに「損切りはどうする?」とか「利確は?」とか、「想定とは逆に動いたけれどどうする?」とかそういう「判断を迫られる経験」を多く積めるのは良いことだと思うんです。

チャート分析をする人も同じで、株式の長期投資をする人と、デイトレをする人とでは「勉強の進み具合」「経験の積み重ね」のスピードが何十倍も早いのね。いや何百倍かもしれない。

続けるかべきか止めるべきかを決めるのもすぐにできる

私は、短期でも長期でも【チャートの見方は同じ】なんですよ。だからデイトレと長期投資の違いといえば【掛かる時間が違うだけ】なのね。こういうタイプだとデイトレって経験を積むには最適なわけですが、「経験を積めば勝てるのか?」となるとそれは関係ないのね。やっぱり大事なことを一つ一つ覚えて、クリアしていかないハードルはいくつもあるのは同じ。でもそれを「短期間でできる」というだけのことで、そうすれば勝てるのか?となるとそうは簡単には行かないわけです。

でも経験を積むというのは「勝てるようになるには大事なこと」だし、投資経験が3年もないのに莫大なお金を稼ぐ若者が近年どんどん出てきていますが、そういうことなんだろうと思います。彼らが得た技術を長期投資で得ようとなったらそれこそ何十年も掛かるのかもしれない。

でも逆に、何年か続けても勝てないとなれば、「あきらめも付く」んじゃないですかね。

これもまた重要な点で、長期投資の場合、「自分には投資は合ってないみたいだ」と気がつくのに10年、20年、「月謝を払い続けた」なんてことも起きるのね。

また、いつまでも勝ったり負けたりが延々と続く場合も、「根本的なところがわかっていない」からかもしれなくて、すぐに方向性を変えるとか、「すっぱり止める」とか結論を出しやすいのも短期売買の良いところだと思うんです。

短期売買は「いつでも」できる

たとえば本日2020年6月7日の日経平均を見てください。

貴方は長期投資専門だとします。そして今はポジションを持っていない。さぁどうします?買います?空売りします?

もし私なら「全く手が出ない」「どうしようもない」と思います。見ているだけで終わり。そしてこれから来るであろう「押し目」を確認して、反転時に「買いに入るか」考え、あるいは「押しも深く」トレンドが変わる可能性が見えたとすれば「売り場探し」を始めます。でもそれがいつくるか全くわからないのね。2ヶ月先かもしれない。あるいはその時に「押し目らしい押し目がない」とか「反転して一気に下がりだした」時も「出撃は簡単に決められない」んですよ。

ということは下手すりゃこれから半年以上、「何もしないで見ているだけ」で終わるかもしれない。

この「待つ」というのは大事なことで、「自分の好きなパターンにハマった」と思わない限り、出撃してはならないのね。

だから待つのは良いんですよ。何もしなければ「利益もなければ損もない」わけですし。

でも「収入がない」となればどうやってご飯を食べる?家族をどうやって養う?

長期投資の難しさって、私はここにあると思うくらいです。「いつ出撃するのか、いつ撤退するのか、いつ利益、損が出るのか【全く予想もつかない】んですね。だから「長期投資で生活は出来ない」と思うわけです。これは「投資対象を広げれば、チャンスも増えるだろう」と思いがちだけれど、そうは簡単にいかないのはやってみればすぐわかる。

さて、短期売買の場合は?

ここで日経225先物の1分足を見てみましょう。

これは大阪の日経225ではなくて、シカゴCMEのNikkei225。6月7日24時間の動きです。

日足を見ると「さてさて、買うべきか、売るべきか、見ているだけにするべきか」と悩む場所でも、一日の中には普通に売買チャンスはいくらでもあるのがわかるはず。

これは日足で見た場合の「どんな位置でも同じ」なのね。3月20日前後のように「日経225はどこまで下がるんだ?」と思うような日でも、その一日の中では売買チャンスはいくらでもある。

この「いつでも出来る」というのは素晴らしいことで、逆を言えば「いつでも遊んでいられる」のね。気が乗らなければ何もしなければ良い。そして明日は明日で普通に動くわけだから、やる気が出ればやれば良い。

短期売買は世界中の「どこでも」「どんな経済状況下」でもできる

これは短期売買に限りませんが、「証券取引」ってのは【経済の根源】ですよね。これは先物もFXも同じで、【世界のどこにいても出来る】わけですがこれって凄いことなんですね。私は他の仕事で似たようなものを知りません。

まぁ、ネットがあれば良い仕事って他にいくらでもありますが、「客はどこにいるのか」が問題になるはず。つまり客の状況によって左右されてしまう。

ところが証券取引は買い手と売り手の【場所】は関係ないんですね。それぞれがどこにいようと、またどういう経済状況だろうと全く関係がない。そして短期売買の場合は、「世界経済がどんな状況でも関係ない」んですね。

例えばネットビジネスをしていて、顧客が日本、アメリカが中心であったとする。もし日米に何かが起きて自分はマレーシアに移ったとしても、日米の影響を受け続けるじゃないですか。これはどんな仕事でも同じ。

ところが証券取引はそれも関係ないんですね。

国の経済が破綻しようが、大災害で沈没しようが消滅しようが、「証券取引」は未来永劫続くと考えて間違いがない。

もし自分が着の身着のままどこかへ逃げなくてはならないとしても、その場所から「証券取引所」にアクセスできる限り、どうにかなるってこと。特に「短期売買」は、もし世界が市場初めての大暴落になろうと、全世界が好景気に湧こうと全く関係ないわけです。日経平均が5万円になろうと、1万円になろうと、「日々、取引が続きそれなりに動いている限り、利益を出せるチャンスが有る」ということ。

でも長期投資では、証券取引所が開いていてもそれが出来ないわけです。日経225が5万円、2000円、どちらでも構わないって長期投資ではありえない。

私の師匠筋に当たるトレーダーですが、25年ぐらい前にIBMを退職し、退職金も含めて5000万円を株式投資で失った。でも彼は5万円を握りしめて再挑戦し、復活したような人。

自分がいつどんな理由で破綻したり裸になるかはわかりませんが、もしそうなっても「自分は再起が出来る」という自信、技術を持つことは非常に重要だと思います。

人生が激変する「まさか」の出来事はいつか必ず起こる

災害だの戦争だの倒産だ、あるいは大事故にあったり大病に掛かったり、「そういう大事件」が起きることを常に想定して生きている人ってかなりの少数派だと思うのですが、それは「運良く幸せに生きているから」だと言っても過言じゃないと思うんです。世の中ではかなり頻繁に「自分を取り巻く環境が激変する」ことはあるんですね。

だから「平常時を基本」に考えていると、ちょっとしたことでつまずくことが起きる。

世の中には倒産だの破綻だのとよくありますが、それを事故の様に思ったら駄目で、それに遭遇する確率ってみなさん同じ様にあると私は思うんです。また「倒産」なんてのを聞くと、「よっぽどヘマなことをやったんだろう」なんて思いますが、実はそうでもなくて、「ちゃんとやっているのに【まさかの事】が起きる」のね。そしてそれに対処できなくて「まさかの倒産」になったり。

倒産、破産、人生を棒に振ることになった人たちって結構世の中には多いですが、「まさかそんなことになるとは想像もしなかった」という人が大半のはず。中小企業の倒産にしても、「まさかの出来事」で倒産することが多い。今回のコロナ倒産、閉店、廃業も同じ。

だからと言ってそういう事が起きるのを常に想定する必要はないかもしれないけれど、「そういう事が起きたらかなり大変なことになる」という自覚は持っていたほうが良いと思うんですよ。そして「何が起きても再起が出来る自分であろうとする覚悟」が大事。自分だけならまだしも家族を道連れには出来ませんから。

そういう面からも「短期売買で稼ぐ能力」を見る必要があると思うんです。

長期投資が得意。それはそれで良いでしょう。短期売買は嫌い。それも良いでしょう。でも「やろうと思えば出来る準備」「短期売買で稼ぐ能力」は絶対に無駄にはならないし、ある日ある時、自分や家族がそれで助かることもあるというのは心の隅に忘れずにおいておく必要があると私は思います。

もし自分が「裸」になる時が来たらどうするか。

それを想像して、どう家族で生き延びるか、どう再起するのか、そんなことを考えてみるのも大切だと思います。

ここで大事なポイントは、「長期投資のノウハウ(ファンダメンタル分析)で短期売買で勝つのはほぼ不可能」「短期売買が出来れば、それを長期投資に応用するのは可能」という点。その原点にあるのが「チャート分析」。チャート分析は元々、「日足」を利用した中長期用に開発され、長い歴史を持っているんですね。

短期売買の場合は「波乱こそがチャンス」となる

コロナ騒ぎになってからの株式市場を見ていてどう思います?3月は「やっぱり凄い下げだなぁ」と思ったし、その後の上げは「なんでこんなに上がるんだ?」と思う。でもそんな風に気軽なことを言っていられるのは「持ち株がない」からであって、もし金融資産の多くの部分を株式で持っていて、あの3月を迎えたら真っ青なんてもんじゃなかったはず。「さて全て投げるべきか」「我慢しよう」と悩んだ人は半端じゃない数いたはず。

また反騰も異常なほどの上げ具合ですが、これで勝てた人って、「安いところで株を買える資金があった人」ですよね。

これも二種類あるはずで、「余裕な資金がたまたまあった」のか「下げたところで【投げ売り】したので資金はへったけれどあった」人。投げ売りしなかった人は「持ったままで良かった~」と思うだけで利益はない。

つまり今回の上げで利益を出した人って、「安いところから始めようと思った人」ぐらいなんですね。一般的に、株式投資をする人が「多くの資金を寝たままにして持っている」ことは稀だし、「投げ売りした人」が買い戻すのもこれまた勇気がいるし、より多くのお金をつぎ込むのも簡単ではないし、いわゆる株式の長期投資をする人で「今回の下げ、そして上げで利益を出した人」はかなり稀であると言えるんじゃないですかね。また「底値で買った」にしても、総投資金額から見ればほんの一部でしか無くて、全体的には大した貢献をしていないってのが実情かもしれない。

だからやっぱり「大きな動き」って本当に難しいわけで、「高いところで売る」「安いところで買う」ってのは言うのは簡単だけれど、なかなか出来ることじゃない。

ところがですねぇ、短期売買の場合ですと、こういう波乱は大歓迎なんですね。

これは911、311、トランプ大統領戦、イギリスのブレグジットもそうですが、株式市場も為替市場も大波乱。あの中で利益を出すどころか、損を減らすのも大変。

ところが例えば1分足を見ると、「大きな大きなトレンドが連なる」形になるんですよ。

あるいは「世界のどこかで何かが起きた」としますよね。すると株式も為替も大きく動く。

でもデイトレだと全く問題がないどころか、凄いチャンスとなるのね。

世界でなにか起きたとき、それはすぐに市場に出ます。関係者がいの一番に動くから。そして【値動きを見ていると何か起きたのかな?】なんて思うような動きになる。するとツイッターに【XXXでXXXXが起きたらしい】という情報が流れ出す。すると市場もそれに合わせて動き出す。そしてメディアの速報が流れて「大変だ~~」と大騒ぎする時には、市場ではもうそれが「トレンドとして動いている」のね。だからテレビだの次の日の新聞だのを見て慌てた頃にはもう遅いんですよ。でもそれから売りなり買いなりが大きく入ってくるわけですが、デイトレをやっていると「初期の動きに乗れる」のね。その動く理由はわからなくても、値動きにトレンドが出来ればそれに乗るのが仕事ですから。

私がいつも「逆張りは危ない」というのはそれにも関係があるんですよ。「突然下がりだしたから、買い向かってみよう」なんてのは自殺行為となる。

だからデイトレをやっていると「世の中の波乱は怖くない」「逆にボーナスになる」事が多いのね。

何もしたくなければしなければ良い

2011年の911ニューヨーク多発テロのときですが、当時は私はすでにデイトレーダーでしたが、あの日は何もせずに寝ていました。そして朝になってヨメさんが「大変だ~~~」と私を起こしに来てあの事件を知ったわけですが、もし私が長期投資家だったら「大慌て」なんてもんじゃなかったろうと思います。特に日本市場で投資している人たちは、あの第一報が入ったのは夜中のはずで、市場はしまったまま(のはず)。「明日の市場はどうなるんだろう・・」なんて半べそをかいていた人、夜逃げの準備をした人もいるんじゃないですかね。当然、後に自殺した人も少なくなかったかもしれない。

でもデイトレーダーって「ポジションを持ったまま放置しない」のが普通ですから、何かが起きても「他人事」で済むのね。またもしその瞬間にトレードをしていたら「ボーナスがはいる」ようなことがあるのは上に書いた通り。

「明日、来週はどうなるんだろう」なんて心配もいらない。明日は明日で動くのだから、上でも下でも場の動く方に乗るだけ。

でも「ややこしい動きになりそうだ」と思ったら、遊びに行くもOK、寝てしまうのもOK。

「リスク」は「ポジションを持つ時間」に【比例する】

長期投資の基本は「時間を利益に変える」投資だと思うんです。これは金でも不動産でも同じでしょう。あるいは「オプションの売り戦略」もそう。

だから「長く持たなければ利益にならない」のが普通。

しかし長い間には「何が起きるかわからない」じゃないですか。私はそれに耐えられません。

そしてそういう投資も「遊び金」「余剰資金」でやっているなら良いんですよ。「こういう事が起きるのが投資だ」なんて気楽なことも言える。でも虎の子だったり、投資金額が多いとそんなことは言えないはず。

何も起きていないのに、「夜中が怖い」「土日が怖い」「休暇で遊びに行くなんて不可能」「出かける時にはPCとポケットWiFiは必需品」なんてことが起きるのね。ましてや一度でも大暴落を経験するとほとんどの人がそれがトラウマとして残るから、益々「大きな額」「放置する」なんてことができなくなる。

でもデイトレ、短期売買は、短い人は数分、長くても2,3日なんて人が多いから、大きな問題は起きないのね。

短期売買だから利益を大きく狙える

上に書いたことと重なりますが、少額投資、遊び金で投資をやる分にはデイトレだろうが長期投資だろうが気楽なもんなんですね。喜んだり悔しがったり、まさにギャンブルと同じく楽しめる。

ところが「利益を大きくしたい」「資産を作りたい」となると、投資金額も大きくしないとならないわけです。これって簡単そうで簡単にはいかないのね。

性格が一番大きな影響があると思いますが、勝率も非常に重要。勝率が悪い勝負に大きな額を投入するのはただのギャンブラーでしかないですから。

でもデイトレで「少額でも勝率を上げる」方向で勝てるようになればしめたもんで、利益を「利益幅ではなくて」「投入額を増やして利益を増やす」ことが出来るようになる。ましてやデイトレの場合、「瞬間芸」みたいもんですから、恐怖もその瞬間だけなのね。

例えば、年収の5%の額で投資をしているとしましょう。気楽ですよね。「儲けたらシメシメ」なんて感じでやれる。

じゃぁ、年収の5倍の額で投資をしたらどうでしょうか。同じ感覚で出来ますかね。

私の場合は絶対にそれは出来ないタイプで、それこそ冷や汗をかいて、手はベトベト、心臓ドキドキとなるわけです。こうなるとまともな判断が出来ないのね。だから「前は勝てたのに最近、勝てないのはなんでだろう」なんて思うようになるのが普通。ましてやそれを何ヶ月も保持したままなんて、想像しただけで気絶しそうです。

でも2,3分の勝負なら、それもどうにかできるのね。ましてやそれを日に数回、毎日やったとしたら、大変な額の投資をしているのとおなじになる。でも狙いは細かく勝率を上げるような手法に持っていくわけです。

こういうことなんです。上の説明でご理解いただけたのではないでしょうか。ただし、これも多くの考え方の一つでしか無く、私はこういう方針でやってきたというだけのこと。

でもね、限界があるんです。

これを読んでいる人は様々な前提を持ちながら読んでいると思いますが、「利益も大きく資産も作れる」なんていうと、あの有名なBNF氏を想像するかもしれない。かれはあの若さで200億円以上の資産を作りましたが、ある時、面白いことをテレビで言っていたんですよ。「60億以上は動かせない」と。

つまり巨大な市場でも大きなお金を短時間で動かすと【自分の注文で値が動いてしまう】ことも起きるのね。

だからデイトレが良いねなんてことになっても、何百、何千億もの巨大なお金を動かす機関投資家はどうにもならない分野。

でもこのブログでも紹介した、ユーチューバーのトレーダーAki氏は一瞬にしても40ミリオン(40億円)もの建玉を持つこともあるから、我々一般的な雑魚が想像するような額なら全く問題ないはず。(笑)

でもやっぱり簡単に儲けることは不可能

どんな業界、どんな分野でもそれは同じで、簡単に儲けられることなんかこの世には存在しない。

ただし、「無駄なことはしない」とか「行くべき方向を間違えない」ことが大事で、だから儲かるというほどのことが無いにしても、「勝てるチャンスが増える」のは間違いがないと思うんです。

「無理をしない」というのも大事な約束事で、例えば「投資金額を大きくする」にしても、【利益を回転させるのみ】と決めないと駄目なんですね。これって結構難しくて、最初の頃に調子良く勝てると「定期をおろして投資に向ける」とか「お金を借りて投資する」とか、そういう風になるのが普通なのね。「遊休地があるから、それを担保にしてお金を借りよう」とか平気でやるようになる。でも相場の世界って不思議なもので、「投資金額が大きくなると【勝てなくなる】」なんてことが普通に起きる。

これは勝敗と「自分の欲望・恐怖」と深いつながりがあるわけで、このブログではそのことをしつこく書いていますが、この「欲望・恐怖」をコントロールできないと駄目だということを理解することが非常に大事。

「欲望・恐怖」を理性で抑え込んでも「心の底から違う声が聞こえてくる」んですよ。それは深層心理であり潜在意識なんですが、「これも自分自身なのに間違いない」からその欲望や恐怖に自分がコントールされてしまってもなかなか気が付かないのね。でも「深層心理、潜在意識は【負ける方向にしか動かない】」と【断定してしまう】のはよいことだと思います。

だからこそ「システムトレードが重要だ」ということになるのは【その1】に書いたとおりですが、投資金額がちょっと大きくなっただけで「違う自分になってしまう」事が起きる。

これを抑え込まないとならないのと同時に、「投資金額を追加してはならない」ことも決めるのは良いことだと思います。

上に書いたように、デイトレ、短期売買は資金効率が非常に良いんですね。それは「証拠金が安い」「レバレッジが掛かる」ということでしかないのですが、それになおかつ【回転を効かせる】から資金効率はかなり良くなる。それこそ「投資総額に対する利益率」なんて、うまく勝てるようになると何百%を超えるのが普通。利回り15%だったら万々歳みたいなレベルじゃないんですよ。

だから「投資額を追加で増やす」ことはする必要がないのね。

「利益を使わずに投資に回す」ことをすれば十分。それどころかそれも実は怖いぐらいで、利益も入れて投資総額が3倍になったから、一回の勝負も3倍にしようなんて思ってもうまく行かないのが普通。本来、「利益を回している」わけだから「失敗しても損はない」のね。でも人間の心理ってややこしくて、「それでもかなりビビる」ようになる。これは「自分がビビっていること」に気が付かない状態でビビる事があるから困るんですよ。

でも「利益を回す」のは重要で、調子に乗って投資額を他から持ってこないほうが良いと私は思います。利益を増やしてそれを回し、途中でそれの多くの部分を「余剰金」として他に貯めていく。これが非常に重要で、時間を掛けて少しずつ投資額を増やしていくようにするのが実は近道かもしれない。でもそれもまた性格によるのね。全額利益金を使っているのだからビビる必要もないのに、かなりビビる性格の人もいれば、「お金をお金と思わないような人」もいる。これはテレビに出たあの有名なBNF氏もそうで、ちょっと普通の人とは違うお金に対する感覚を持っていると感じます。これは実はこのブログで知り合って何度か会ったこともある、かなり儲けているトレーダーも同じで、「お金に対する意識」が常人ではないと感じました。ある投資で数千万円損を出してもケロッとしていたり。

かと思うとビビる上限が凄く低い人もいて、勝てているのに投資金額を全く増やせない人もいるのね。

ま、世の中いろいろですが、「利益を回して、投資額を増やす」のは絶対的なお約束だと思ったほうが良いと思います。

では「その利益を出せなかったら?」ですが、当初、「ここまでは損しても良い」というある程度の投資総額を決めて、そこからスタートする。そして「それがなくなったら、きっぱり止める」。この諦めるってのも大事だと思います。諦めが悪くて、どんどん増やしていくようだと、「この10年でX千万はつぎ込んじゃった」なんてことが簡単に起きる世界。

だから超短期売買で、一トレードに例えば千円、二千円でも良いんですよ。それをいかに確実に稼ぐかに集中する。そして「一日トータル」ではマイナスの日があっても、「一週間トータル」では【絶対にマイナスを出さない】という意気込みが重要だと思います。

そして儲かるようになると「投入額を増やしたい」とすぐ考えるはずですが、実は【増やし続ける方が実は難しい】んですよ。資産を作るにはそうしないと出来ないわけですが、これが意外に「すぐにビビるようになる」はず。

だから(小さいながらも)利益を貯めていって「一週間トータルではマイナスが出ない」のが1ヶ月続き、なおかつ利益を含めた資金が2倍に増えたら、一回の投資金額を30%増やすとか。そして「一週間トータルでマイナスが出たら【もとに戻す】」とか、そういう【厳密な、しかし(増やすことに)恐怖を感じないルール】を作り、それに従って地道に登っていくしか無いと私は思う。

「相場は勝ったり負けたりが当たり前」だと思っている限り、絶対に儲けらしい儲けになることはないはず。

でやっぱり思うようにはいかないにしても、やるべきこと、進む道が決まっていれば、どうにかやっていける。常に悩みながらああじゃこうじゃとやり方を変えてもやっていても時間が過ぎるばかり。システムをあまりややこしくしないのも一つのポイントじゃないかな。

 

     
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