【安倍辞任】には仕組まれた計画があるような気がする

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安倍さんの辞任は「健康が理由」だと誰しもが思う。

8月17日、慶応病院で7時間半の滞在。そして次の週の24日も慶応病院に行き、誰しも「医師から検査結果を聞いたのだろう」と思う。そして、安倍さんはこの日に「辞任を決意した」ということになっているけれど、それを聞いた私達は「病状も悪化し、医師からもかなり厳しいことを言われたのだろう」と思う。

でも安倍さんは「このタイミングしか無いと思った」ともいう。コロナの件で一段落つけるということなんだろうけれど、確かに国家、あるいは世界のスケジュール的にも今なら大きな問題もなさそうだし、忙しい時に突然、倒れるようなことがあったら大変だから、そりゃそうだろうと我々も思う。

でも病院へ行ったこと、健康的にもう無理だという結論を出す【時期】が、「このうまいタイミング」と重なる偶然ってちょっとおかしな気がしないでもない。「辞めようと思うほどの体調悪化って、自分ではコントール出来ない」わけだから一~二ヶ月ぐらい前後にずれるのが自然じゃない?

本来は9月には解散総選挙をするであろうと言われていたけれど、コロナの事もあり、またそれを強行すれば反発は必ずあるわけで、支持率が低下してきた安倍さんとしては危なくて解散は出来ない。

ま、そんな時期だからこそ、立憲と国民は「再編成ができる」はずで、今年の9月とはそういう時期。

安倍さんは(私には理解できないけれど)次期総裁には岸田氏を推している。でも解散も出来ないまま、安倍さんがそのまま続けると、「総裁任期」「衆議院選挙」の日程上、うまくないとずーっと言われてきた。だから今年9月での解散が言われてきたはず。でもそれは出来ない。

そして通常の総裁選が行われるとすると、やっぱり気になるのは「石破茂」の存在で、国民的には人気抜群、党員の中でも同じで、彼が総裁に選ばれるのだけは絶対に阻止したい安倍さんとしては、このまま自然の流れに任すことは出来ないはず。

地方党員には人気があっても、派閥としては小さく、自民党の国会議員票を重視すれば「石破阻止」は可能。

となれば、「緊急時の総裁選」として、【党員投票が見送られる】ことになれば、【どっちにしろいつかやめる安倍さんには好都合】ってことになるんじゃないですかね。

今はその動きになっていて、「二階さんに一任する」ことになったけれど、【党員投票がないと困る石破氏は「略式」に反発】。でも【緊急時にはそれは問題ないという大義名分がある】わけで、石破排除には好都合。

結局、上の図で言う「原則」は排除され、右側の「特に緊急を要するとき」の方法で、9月14日に総裁選と決定。17日には臨時国会を招集し、新首相を選出するという日程。これって「最高の日程」にも思えるんですよ。「立憲民主党」が新たに生まれ変わったのを国民に披露したい時期に重なるけれど、そんな話題は消し飛ぶ。出来すぎ。

これで「石破排除」は可能。逆を言えば「緊急を要する総裁選」でなければ「石破排除は難しい」ので「どうすれば緊急を要する総裁選にできるのか?」を反石破派は必ず考えたはず。安倍さんはどちらにしても「消える運命にある」というのがポイントで、そうだとすれば「いつ、どういう風に消えるか」を考え、今、「健康を理由に今、辞任すれば【石破は間違いなく排除できる】と読む」のが妥当。

そしてここへ来て、「菅官房長官」が総裁選に名乗りを上げた。

これこそが、安倍さんが狙った筋書きじゃないんですかね。出来レース。

そしてこの安倍さんが書いた筋書きが概ね重鎮の中では賛同を得られたから、「健康上の理由で辞任する」と28日に発表したのではないか

健康上の理由で辞任することに関して、外野は一切文句は言えないし、「残念です。でも今までご苦労さまでした。これからはお体を十分いたわってください」となる。

ある意味、【勇退】の形を取ることに安倍さんは成功したんじゃないですかね。様々な問題が大きくなり、支持率がもっと下がり、「責任をとって辞任」ということから逃れられた。

でも今回の辞任がなかったとすると、【今後のコロナ対応】【来年のオリンピック】【支持率低下の責任】【米中激突に関する意思表示】【経済対策】など、安倍さんにしてみれば難題ばかりで、ましてや解散総選挙もできずにダラダラと年を越せば、総裁任期は来年の9月いっぱい。そして衆議院議員の任期満了による総選挙となって「不確実性が高すぎて」非常にうまくない。

そこで出てくるのがリリーフとしての菅さん。総裁になったとしても来年の9月までで、ある意味、汚れ役、安倍さんのお尻を拭く役を引き受けることになるのかもしれないけれど、逆を言えば、菅さんにしか出来ないことかもしれない。「安倍さんを踏襲して、来年の9月まで頑張ります」なんていうのが国民にとっても一番動揺が少ない選択のような気がするんですよ。実際に、国にとっても自民党にとっても、「新たな総裁が突然、頑張られても困る時期でもある」んじゃないですかね。

総裁の椅子を狙う人たちに取ってはこれもチャンスかも知れないけれど、任期は来年の9月まででしかないし、今の時期は日本、世界が問題を抱えている時期で、あまりうれしくない時期じゃないかと思ったり。

総裁選が14日で、首相が決まるのが17日だとすると、「立憲と国民」に取っては【話題を完全に持っていかれる】ことになるし、野党つぶしも計画にあるような感じがしなくもない。

そしてまさかの「解散総選挙」となるかもね。

安倍さんがやれば反発は大きいものの、「病気でやむなく辞任」「女房役の菅さんがリリーフ」、そして解散総選挙となれば「弔い合戦」みたいな雰囲気になるんじゃなかろうか。新しい「立憲」の出鼻をくじくことにもなる。

安倍さんはいつ解散するのだろうか、という見方でいた私からすると、「菅さんがリリーフとなり、解散総選挙」という筋書きがベストのような気がするんですよ。

いつかは去らねばならない安倍さんが、まさかそこまで計画を練った上での「健康上の理由による辞任」だとは思えないのですが、あの世界は・・。

「健康上の理由で辞めます。後はよろしく。好きなようにやってください」なんてことはありえないと思う。

「菅さんは安倍さんの影武者」と考えると、あるストーリーがはっきり見えてくるような気がするわけです。

巷の保守層の中では、「総裁候補に手を上げた菅さん」に対して「卑怯者」「逆賊」だ、「手を挙げるなら官房長官を辞任してからにしろ」という声が結構あるようですが、私は「総裁の椅子は狙わず女房役に徹してきた菅さんだからこそ、今できることがある」と思うわけで、上に書いた【計画の存在】があるような気がしてならないのです。

な~~んて、これも妄想でしかないんでしょうね。(笑)

 

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