我が家はもともとが出不精の引きこもり家族ですし、仕事は在宅で、外に出ろと言われる方が困る。(笑)
では我が家の3人は皆、同じことを考えているかというとやっぱり違っていて、一番、不安を持っているのは呼吸器系に問題があるヨメさん。
私や息子は「注意するべきことを守っていれば大丈夫」だと考えていますが、家族に一人でも不安を持つ人がいると、「あんたたちが好き勝手なことをするのは良いけれど、【家の中では私に近づかないでね】」となる。当然、一切外出しない日が続いても、ヨメさんは手洗いや消毒には気を使っている。でも家の中でマスクはしない。(笑)
異常だ・・とはやっぱり思うんだけれど、私も昨年の12月に最愛の母を亡くして思ったんですよ。歳が歳だからしょうがないという思いは間違いなくあるんだけれど、【注意すべきことを注意していればまだ大丈夫だったのではなかろうか】と。
こういう話はどちらかというと我が家ではタブーの部類で、ヨメさんも両親、妹を亡くしてほぼ天涯孤独の状態だけれど、「あの時にああしていれば助かったのに」という思いを一生持ち続けることになるはず。また、たとえ高齢者だろうと、難しい病気に侵されていたにしても、一分一秒でも長生きして欲しい気持ちは皆同じで、ましてや交通事故の様に、「全く日頃に何の問題もないのにコロナで死に至る」なんて絶対に受け入れることはできない。
ま、世の中の出来事って、死、病気、事故、あるいは別れ、破綻、倒産にしても、「あの時にああしておけば・・・」と思うことが99%以上じゃないですかね。不安があるからチャレンジしないということこそ「後で一番後悔すること」とは言え、「想定外の出来事、ミス」で人生が変わるのをそのまま受け入れようとは私は思わない。無駄な抵抗かもしれないけど・・・。
我が家では家族同士で「どうあるべきか」をきっちり話し合うことはないのだけれど、以心伝心でそれぞれが「ミスは絶対に犯したくない」という思いが同じなのはわかる。それは心配性のヨメさんがいるからであり、また定期的に必ず会う93歳の父がいるから。
正直なところ、もし息子が一人住まいだったらどうする?という話をしたら、息子はニヤッと笑って「全く違う行動を取るよ」という。ヨメさんは「私達だって若かったらまるで違うんじゃない?」という。私もそう思う。(笑)
でもやっぱり家族って良いなぁと思うのはこんなときで、「自分は横に置いといて、家族のメンバーのことを考えている」ってこと。また「家族一緒に生活している」のって、ましてや我が家は息子という次世代の青年も一緒で、引きこもりの生活をしていても「家で退屈したり、寂しく思うことは【一切ない】」のね。もし一人住まいだったら、そして高齢で持病持ちだったらどう感じるかを想像すると不安や恐怖、孤独感って半端じゃないと思う。当然、若ければ「外に出て友人とともに過ごす」のが当たり前で、カラオケ、飲み屋、クラブ、イベント等に行って盛り上がろうと思うのが普通だと思う。
そしてやっぱりそこから感染は広がるはずで、若者は重症化しない、死なない、それどころか症状もないなんてことがあるわけで、そういう意味では「行動自粛に良く若者が協力してくれている」と感謝したいとさえ思う。
でも「そんなの関係ないね」と思う人はいつの時代、どこにでも存在する。ま、しょうがないと思っていますが・・。
だから我が家は「自分で守る」しかないわけで、政府や自治体が何を決めようが、専門家がどんな理屈をこねくり回そうが、「自分の心が何を求めているのか」を大事にしたいと思っています。きっとそれは「過剰反応」かもしれないし、逆に「簡単に考えすぎていた」と後で思うかもしれない。すでに過去のこととなり、世界で5000万人もの死者を出した、しかしその混乱を自ら体験した人はもうすでにいない「スペイン風邪」の時に、皆が何を考えどうしたのか、そんなことも想像するのは大事だと思っています。
今回、焼肉はデサスリの五郎かパブリカの結に行こうと話をしていましたが、「どちらにする?予約は?」と3人が集まった時に、「本当に行っても大丈夫なのか」という話題が出ました。
「大丈夫だろう」と3人が3人共同じ考えだったのですが、今、また感染者数は増えていて、そして「今わかることは【過去の状況】」なわけで、「今起きていることは1-2週間しないとわからない」ことから、やっぱりやめようかということで話は決まりました。
その決め手は、もうそろそろ姉の誕生日、父の誕生日があって、間違いなく皆で集まるし食事にも行くわけで、「自分がコロナに罹ることはないだろう」とは思うものの、相手の不安を考えれば、そして万が一のことって普通に起きるし、そもそも死んだり重病に罹ったり事故にあったり、また仕事も傾いてしまう大きな理由は「万が一のことが起きたから」だという人生観を持っている私としては、「今回は自粛する」のがベストだと思いました。
でも今、これを書き終わったら、私はB.I.G.に買い物に行かないとなりません。自分は不安の塊のヨメさんも「行くなら早く行って、CCCとSSS、kkkを買うのを忘れないでね」と言っております。(笑)
もしかしたら外食をやめた大きな理由は、ヨメさんの「消毒したり3蜜に気を使わないとならないと思っただけで、楽しくない、美味しくないと思う」というのが決め手だったかもしれない。(笑)
こんな生活が続くことになるかもしれない?
良いんじゃない~?我が家は全く問題なし。ていうか、自分たちでどうにかするしかないし、どうにでも出来る。
こういう混乱って「(我が家の様な)野良犬」には全く問題にならないのね。(笑)
New Normalとは一体どんな世界なのか。それを見るのを楽しみにしようとさえ思っています。
しかし焼き肉を食べに行きたいなぁ・・・。
我が家には焼肉用の肉が(高い肉、安い肉がいろいろと)数種類、冷凍してあるんですが、「それを食べようか」と言ったらヨメさんが怒ること怒ること。女性の「気分」を推し量るのは私にはヒジョ~~に難しい。
でも外食しないのならしょうがないじゃんねぇ。
今、これを書いている私のところにヨメさんが来まして、「まだ行かないの?早く行ってきてよ!」とうるさいので、今回の日記は読み返しすること無く、誤字脱字もそのままの状態で終わりとします。( ̄ー ̄)ゞ