海外に「日本語を公用語とする国」があるのを知って驚いた~~

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海外に日本語を公用語とする国があるのを知ってました?

まさかと思いますよねぇ。

ところが本当にあるんですね。

それはパラオ共和国の中の「アンガウル州」。州だけど、パラオは共和国だからアンガウル州は国みたいなもの。

アンガウル州ではパラオ共和国の公用語であるパラオ語と英語の他、日本語がアンガウル州憲法第12条第1項で公用語として定められている(Wikipedia)

もう一つ驚いたことは、日本では法律で「日本語を公用語とする」という規定がないんですってね。

ということは、「日本語を公用語とする世界で唯一つの国がパラオのアンガウル州」ということになると。

皆さん、パラオと日本との繋がり、絆ってご存知でした?

パラオって本当に日本のことを好いていて、独立した時に選んだ国旗がこれ。

青色はパラオを常に支えてきた海。黄色は満月で、独立国家としてのパラオの出現を意味すると。

(似ているのは単なる偶然だという説もある)

私は若い頃、グアムに入り浸っていましたが、その当時、随分パラオの人たちと知り合いになりました。もう40年以上前のことですが、当時のパラオ人は「皆、日本語を話せる」と言って良いくらいで、その話し方も決して片言ではなくて日本人の日本語そのものだったので驚いたのを思い出します。(当時の台湾・韓国の年寄りは日本語が堪能な人が多かった)

かつてパラオはドイツに統治されていましたが、第一次世界大戦の後、日本が委任統治をすることになり1945年の終戦までそれが続いた。

日本人は台湾と同じ様に、パラオには随分力を入れたようで、やっぱり欧米の「植民地経営とは違う」ので、「パラオの発展は日本のおかげ」とパラオ人は思っていてくれている。パラオ語の中には日本語が随分混ざっていたり、日本語の名前を持つ人も多くいるのね。

そんなパラオですから、当然、私も好きになるわけですが、ある時、戦時中の物語を聞き、私は感動のあまり号泣したのを思い出します。

このような物語。


そのパラオは今、中国の驚異にさらされています。中国はパラオにどんどん観光客を送り込み、パラオのインフラ整備にも協力していたのだけれど、パラオが中国の言うことを聞かないので、中国は突然、観光客を止めてパラオ経済は急落。パラオの地図を見れば、中国としてはここを抑えたいのはよく分かる。軍艦が寄港できる港が欲しいはず。

ついこの間の10月のことですが、米国、日本、オーストラリアが共同で出資し、「インド太平洋におけるインフラ投資に関する三機関間パートナーシップ」の事業として、シンガポール=パラオ=米国を結ぶ「光海底ケーブル」の敷設を発表しましたよね。これも中国包囲網というかデカップリングの一環。

当然、これはトランプ政権が決めた政策で、米国、日本、オーストラリア、そしてインドを含めて「インド太平洋での安全保障を確立させようと頑張っている」、セキュリティダイアモンド構想の一部でもあるんでしょう。

トランプは中国の驚異に立ち向かっている米国初の大統領。オバマとは大違い。

日本の(北朝鮮による)拉致被害者にも心を寄せてくれていたのがトランプ。

オバマは拉致被害者の親族との会談はしたけれど、それは立ち話で、座ることは拒否。部屋の片隅にも椅子を置くなと言ったのが、バイデン政権では多分、閣僚として参画する可能性が高い「スーザン・ライス(かつては親中派であり北の核容認論者)」との話がある。

安倍さんが靖国神社訪問をして、米国から文句を言われましたが、その中心はバイデンらしい。

また安倍さんは「尖閣になんらかの形で日本人を常駐させる」と言っていたのがある時から一切それに関しては言わなくなった。その理由は「オバマ政権が、そんなことをしたら今後、一切会わない」と通告してきたからという「噂」がある。

尖閣に関して、「米国が守る」と明確に言ってくれたのはトランプ政権。

これからの日本は自らの手で、日本、アジアの安全保障を進めないとなりませんね。もしかしたら、バイデン政権誕生は日本にとっては良いことなのかもしれない。いつまでも寝ぼけている日本も目が覚めるかもしれない。

あああ、このことを書きたいからパラオのことを書いたのではありませんのでよろしく。パラオのことを書いていたら、いろいろ思い出しただけのことです。

 
 
 

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