ビッグテックによる「言論弾圧」に関する【高橋教授の説明】。監視社会の到来。

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アメリカでは今とんでもない【言論弾圧】が起きていると思う人がどれほどいるのかわからないけれど、私としては前代未聞のことが起きていると思っています。

アホな私はそれをうまく説明できませんが、あの高橋教授がポイントをついて説明しています。

ただこれは行われている言論弾圧の一部に関してでしか無く、SNSに過去に載せられた内容でも今回の件に関して書かれたものは全て削除したり、トランプ側に賛同した人たちのアカウントまで削除され始めています。これは「歴史の書き換え」「魔女狩り」であり、「あったことをなかったことにする」というまさに中国共産党の得意とするやり方。コンサルタントが付いているんじゃないかと思うくらい。


こういうことが当たり前に行われる世界って、本当に怖いと思います。

権力者はその権力をより強く確固たるものと出来るし、弱者の発言は簡単に消されてしまう。

テクノロジーの発展とこういうやり方が合体すると「全ての人間の行動を監視し、奴隷にする」世界が完成する。中国の個人認識の凄さは多くの人が知っていますが、あれが世界に広まれば、誰がどこに行き、誰と会い、何を話し、買い物も何をしたのが全てわかってしまう時代になる。

そもそもクレジットカードがそういうサービスですよね。オンライン、スマホ決済も同じ。かなり多くの個人情報が提供会社に集まる。

だからスマホを2台持ちして、一台はGPSを使わない、チャットソフトの類、支払いサービスは一切使わない人もいる様子。

最近は便利で面白いアプリがいろいろありますが、そこからどれほどの情報が流れるんでしょうか。

先日、Zoomを使って複数の人たちが相談していたのを、Zoomの社員がそれを盗聴し、使えなくしたのが発覚して大騒ぎになったのを思い出します。利用者たちが何の話をしていたか忘れましたが、香港のことだったか、どちらにしても中国関係の話し。

私の現在の立場ですと、私がどこで何をして、何を買ったか、どんな発言をしたのかのデータが取られても全く気にしませんが、政府関係はもとより、企業に務めている人たちもターゲットになり、人間関係までわかってしまうのはかなりうまくないと思います。

中国産の製品をボイコットするのももちろんこれに関係して、もし「バックドアもない」「通話内容も個人情報まで外にはもれない」としても、中国には恐ろしい法律があるんですね。それは命令を受ければ全てのデータを当局に出さなければならないこと。またある時、「何かを仕掛けろ」と命令されたときに、メーカーはそれを拒否することが出来ない。

そもそも中国にある大手企業には「中国共産党支部を設置する」決まりがあるらしいじゃないですか。そしてそれが実質的な司令塔になるんじゃないですかね。そもそも中国って「憲法の上に共産党がある」国ですから。

この法律がある限り、中国の通信機器や監視カメラシステムは使うなという考え方は、私は正しいと思う。

でもねぇ、彼らが手に入れる膨大な個人情報を含むデータ、それに必要な機器、システムを、喉から手が出るほど欲しがる企業がある。それがまさにフェイスブックやグーグルで、今でさえ、フェイスブックやユーチューブ(=グーグル)を使うと、「なぜか私が欲しい物の広告が並ぶ」。これは彼らが集めた「私のデータ」から私の趣向や買い物パターンを分析して、私に合う広告をぶつけてくるからですね。

またこういうブログやニュースを見ていても、かなりの数の広告が入りますが(このブログには広告は出ない)、アマゾンやLazada、Shopeeで【検索しただけの商品】まで、広告で出てくるのは驚きです。

うそ~~と思いますが、このシステムって本当に便利で、「あ、そうそう。これを買わなくちゃ」なんて思う。(笑)

だからこういうシステムって、利用者も販売者も広告会社もそしてプラットフォームを提供しているビッグテックも、皆に取って良いシステムなのかもしれない。

でも同時に、産業スパイや探偵や調査会社、警察や諜報機関もそのデータは欲しいはずで、そのデータを持つものは世界を牛耳れる。

この「膨大なデータ、収集システム、AIが合体」すると凄いことになるのに気がついているのはフェイスブックであり、グーグルであり、そのシステム、技術が進んでいるのは中国であり、また中国マーケットもとんでもなく大きいわけで、どうしたって彼らは中国寄りになるのは当たり前だと私は思う。私も現役で事業をしていたら、「中国無視」は不可能だと思いますもの。

便利な世界とは、怖い世界と同じなんでしょうね。

そして個人データを握られたら、彼らに反抗することはもう不可能でしょう。私達がなにか行動を起こす前に、私達が「どこに行き」「誰と会って」「何を考えているか」までバレちゃうんですから。

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