Lot10にオープンしたドン・キホーテですが、我が家はまで行くチャンスがありません。
でも「Grabmart」で注文できる様なので(商品数は非常に少ない)試しに取ってみることに。
GrabmartはスマホでいつものGrabを開けると【Mart】というジャンルが出ていますので、それを開けばオッケイ。
これで買える商品って少ないのですが、ま、売れ筋を載せているんでしょう。
今回は「お寿司」と「牛肉」を買ってみましたが、牛肉はまだ食べないので後にリポートしようと思います。
ちょっと量が多すぎたかと思いましたが、今日の晩御飯はこれだけですので、そして我が家にはお寿司専用ブラックホールが複数ありますのでこんなもんでしょうか。
配達はいつものGrabなわけですが、注文してから60分以内と書いてあったものの、30分もしないで配達されました。
注文したのは3種類。
何種類か入っているセットを3つ。鮭と大トロを1つ。そして炙りサーモン&++を1つ。合計5パック。配達料を入れてRM203.90(197.90+配達料RM6)だからかなり安いと思う。(5500円ぐらい)
大トロ、鮭、イクラ、ホタテ、エビのパック。Donki Nigiri Set A で1パックRM45。日本円で1200円程度。安いと思う。
大トロと鮭のパック。RM26.90。日本円で720円程度。これもかな~~り安い。
炙りサーモンパック&++。RM36。日本円で980円程度。
このままではなんなんで、お皿に盛りました。
これで一人前。でもこれは少食で生魚は不得手な(福岡の山育ち)のヨメさん用。(笑)
ブラックホールがお腹にある私と息子用。一人前。
さて、美味しかったかどうか。
結論から言うと「価格は正直」だというのを確認したって感じでしょうか。
大トロは切り身が薄く、味も薄く、でも脂の主張はすごくて、生臭さが目立ちました。私でさえ、途中でギブアップしようと思ったくらい。
他のネタも「味が薄い」と思いました。
これはうまい!と思ったのがあったかどうか・・・。難しいところだと思います。
ビレッジグローサーやイオンの前にある「中島水産(なかよし)」のお寿司やお刺身をご存じの方は多いと思いますが、中島水産の圧倒的な勝ちと言って良いと思います。だから日本人的感覚で言うとドンキのお寿司は「平均以下」ってところかな。
「お寿司欠乏症候群」に罹っている時には良いかも知れないと思っていたのですが、このレベルだと、逆に「口直しにまともなものを食べたい」とお寿司欠乏症候群の症状は悪化するかもしれない。
ま、この辺の感覚って人それぞれでなんとも言えないと思いますが、「お寿司を含めた和食が認知されつつあるマレーシア」を前提に考えれば、ドンキがこのレベルを選んだのは正解なんだろうと思います。ドンキが想定しているライバルってローカルの回転寿司でしょう。もし和食店でこれを出したら結構ヤバいかも。少なくとも、マレーシアで日系の和食店がこのレベルの寿司を出しているのは知りません。高級店の話じゃないですよ。我が家はそもそも高級店には行きませんし。
とにかく安いのは間違いがなくて、なおかつ美味しさを求めるなんてのはあまりにもワガママ過ぎますよね。
ただ私としてはまだ諦めきれなくて、店舗では「本マグロの赤身」や「中トロ、大トロ」の【柵】を売っているはずで、それらを買ってきて「塩や日本酒」を使うなり、ヅケにするなり、何か美味しく食べる方法はあるかも知れないと思っています。これは日本も同じで、スーパーの刺し身でも美味しく食べる方法はあるのね。でもネタの味そのものが薄いことを考えると・・・・。
今回のトライアルで、「中島水産って結構頑張ってるんだ」というのを確認しました。
価格的にはドンキより高いけれど、市場から見れば中島水産もめちゃ安いわけで、それであのギリギリのレベルを保っているってのはやっぱりバイヤーもわかっているんだなと思ったり。
私が気に入っている中島水産の大トロと大トロを使ったネギトロ。これで千円ちょっとのはず。ドンキは安いけれど、コスパを考えると中島水産の圧倒的な勝ちだと思う。
ただし、中島水産のお寿司って「シャリ」に問題があると私は思っていて、あの違和感はドンキのお寿司には感じませんでした。
これで全部で2000円ちょっとのはず。
でも今回のドンキのお寿司はこれで全部で200リンギ以下ですから、安いのは安いと思います。
青い鳥はやっぱりいなかった・・・・・・・・・・・・・・・。
ヨメさんは黙して語らず。息子は「大トロが生臭かったね」とそれだけ。