誰も気にしていないだろうとは思うんですが、数日前のブログに「紀文のカニカマがマレーシアで一番美味しい」と書きました。Focalで500グラム25リンギで買えることも書きましたので、その気になった人もいるかもしれない。
本当に私のブログで書くことを真に受ける人がどれだけいるのかわからないものの、ちょっとそのカニカマの件に関して気になっています。
久しぶりに、その紀文のカニカマを食べたのですが、「あれ?こんなだった?」みたいな・・。
美味しいんですよ。美味しいと思うんですよ。
でも「本物のカニに限りなく近い美味しさ」ではないのね。カニカマの進化の一つの形として、紀文が作った「味」を私は美味しいと思うだけで、決して「本物のカニに近いわけではない」というのを久しぶりに食べて確認しました。
期待してしまった読者もいるかもしれないけれど、大変申し訳無いと思っています。本当にごめんなさい。
ただカニカマに関して書いてよかったと思うことがありました。
読者の方から、「今のカニカマの世界は【第3世代】になっている」のを教えてもらったから。
2019年に日本に行った時、コンビニで売っているカニカマの美味しさにびっくりしたのですが、あれが第3世代だったのだろうと思います。今までのカニカマを超えていたのは間違いがない。
ただ、その手の新しいカニカマはマレーシアでは売っていないのね。そういう意味で、紀文のカニカマが美味しいという私の評価に変わりはないのです。
でも日本のカニカマの世界を知っている人なら、「なんだこれ?」って思うかもしれない。
そういう意味では、マレーシアで売っていることが多い、そして日本でもランキングの1位になることが多い「香り箱」という名前のカニカマは、本来あるべき「カニの模倣」の方向性があって、その味は本物のカニには遠く及ばないにしても、その分野のカニカマとしては評価が高いというのも今になると理解できます。私が好きな紀文のカニカマはそういう方向性じゃないのね。カニカマという新しい食べ物としての完成度を目指していて、「カニの模倣」を主目的としているのではないと思います。
さて、日本で流行りだしている第三世代のカニカマとはどんなカニカマで、マレーシアでそれを手に入れることは出来るのか?
千里という和食材輸入商社の小売部門のサイトで売ってました~~。
この中にありました。
カネカツという会社が「ほぼ・・・・」シリーズを出していて、これもその一つで「ほぼタラバガニ」という製品。
私が日本で買って食べたことがあるかどうかわかりません。ただセブンイレブンで「タラバガニ」にそっくりのカニカマを食べて、あまりの美味しさに驚いたことがあります。
今調べてみたところ、私がセブンイレブンで買って食べたのはセブンイレブンの商品の様です。2019年12月。
でもどちらにしてもカニカマの世界では新たな流れが出来ているようで、カニカマ好きとしては嬉しいし、マレーシアに普通に入ってきて買えるようになるのか、その辺に注目したいと思います。
読者に教えていただいた、カニカマの第3世代に関するブログ。
見た目も味もカニにそっくりの「ほぼカニ」。発売元のカネテツがカニかまの第三世代として開発した背景には意外な理由があった。…
開発元のカネテツの動画。
たかがカニカマで・・・と笑っている読者の顔が浮かぶような気がしますが、こんなことが気になるカニカマ好きもいるということで・・・。m(_ _)m
もしこれが美味しかったら、是非これで「カニグラタン」や「カニクリームコロッケ」を作ってみたいです。「本物のカニを使えよ」という声も聞こえてきそうですが、マレーシアで「まともで美味しいカニを買うのは至難の業」なんですね。美味しくなくて捨てたこともあるくらい。だったら、味も安定していて出来上がりに不安を感じることもないカニカマで満足度の高い物を作りたいと私は考えるわけです。
紀文のカニカマにしても、一度これを鍋料理の時にシャブシャブして食べてみて頂きたい。うまいっ!と思うはず。主役にはなれませんが、脇役の仕事はきっちりしていると思います。
う~~む、そんなふうに思うのは我が家だけかも・・・・。