久しぶりに鶏のネックを食べましたがやっぱり美味しい。ビールのつまみに最高。
もしかしたら鶏の部位で私が一番好きなのはこの「鶏のネック(せせり)」かもしれない。
ところが~~~~~~~~~~
今回、家で食べたのはこの焼き鳥屋で出てくる「せせり」ではなくて、もろ「鶏のネック」。
これです。(笑)
なんじゃ~~?と思う人がいるかも知れませんが、この鶏のネックから「肉だけ」を削ぎ落としたものが【せせり】なんですね。
日本なら「せせり」として売っているので、それを買うのがベストですが、マレーシアでは売っていない。でも「鶏のネック」はどこでも売っていて(スーパーにもある)、価格はただ同然。コスパ最高。
日本。
マレーシア。(オーストラリアも同じ)
これを見るとゾッとするし気持ち悪いと思うのが普通ですが、食べれば美味しいので我慢。(笑)
調理は簡単で、基本的には「茹でてポン酢に和える」だけ。
でも細かいことに注意も必要で、我が家はこんな感じで作ります。
1 茹でこぼして、流水で綺麗に掃除する(黄色い余分な脂、汚れを落とす)
2 茹でる
3 茹でている間に、ゆずポン(あるいは醤油、酢、かぼす汁等)、酢、ミリン、(絶対に必要な)柚子胡椒を用意する。
4 熱々のネックをタレに入れて混ぜて混ぜて混ぜ続ける。
5 常温になったら出来上がり
ヨメさん曰く、最後の混ぜるところがポイントとのことで、「茹でたネックをゆずポンにつけて食べるのでは無い」のね。「熱々のまま大きなボールに入れて、ゆずポンを掛けて混ぜて混ぜて染み込ませて水分を飛ばす」のが重要だそう。
私が思う重要なことはそれではなくて、
○ 大きなネックを見つける(やせ細っているのは美味しくないし、食べるのが面倒)
○ 茹ですぎない
実はマレーシアの鶏って小さいのね。これってマレーシアで昔から食べられていた鶏(カンポンチキン)が小型なのが関係していると思うのだけれど、現代のブロイラーでも「小型で出荷」している。だからスーパーで売っている鶏ももにしても胸肉にしても小型。そして「手羽好き」にはがっかりなのは「手羽中が小さくて薄い」ものばっかりってこと。
日本の鶏より二周りは小さいんじゃないかなぁ。日本で言う「若鶏」よりも小さい。だから脂のノリも少ないのね。
マレーシアでは鶏のネックも小さくて細い。
そもそも鶏のネックをどうやって食べるかと言えば、「トウモロコシを齧る」ようにネックに着いた薄い肉をかじり取って食べるわけです。
だからそこそこの大きさのネック、肉(せせり)の量がないと面倒なんてもんじゃない。
そして「小さいと美味しくない」のね。そういう意味では今回のも決してベストの美味しさではない。
それとですね、茹で方ですが、しっかり茹でれば「出し殻」になるわけで・・・。
低温調理オタクの私としては、ネックも同じで、最初の茹でこぼしは熱湯ですが、茹でる時には70度台で30分が良いと思っています。
今回のは通販で買った小さくて細いネックでしたが、スーパーなどで「大きいネック」を見つけたら買う、みたいのが良いかもね。
パブリカにある焼き鳥屋の「酉玉」ですが、もう何年も行っていません。マレーシアでは、我が家としてはトップグループに入る大好きな店だったのに。
焼き手のリキちゃんが日本に帰ってから、全く行っていません。
リキちゃんとのおしゃべりが好きだったのか、あの酉玉の焼き鳥が好きだったのか・・・・・。
そのうち行ってみるか・・・・・。
ちょうちん(キンカン)も食べたい。これも大好物で酉玉に行くときには予約しますが、「ちょうちんを一人二本、確保しておいてください」ってお願いしていたっけ。「今日はありません」なんて言われたら行かない。(笑)