久しぶりの【マッドクラブ】が美味しかった~~

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カニ大好き人間ですが、マッドクラブって微妙なんですよね~。

ゴールドコースト時代は「家の前の運河」でカニ籠を仕掛けておくといくらでも穫れたのでよく食べましたが、当たり外れが本当に大きい。

ゴールドコースト時代の我が家。桟橋からカニ籠を運河に放り込んでおくだけで簡単に穫れた。25年間で100匹は食べたかもしれない。

また、カニってどんなカニでも当たり外れがありますが、その差ってなんなのかさっぱりわからず。家の前のマッドクラブも半日掛ければ4~5匹は穫れたもののそれぞれが全く違うのね。だから季節で変わるってことでも無いようで、脱皮の前後は駄目なのは想像がつくけれど、本当に難しい。

マッドクラブってそこそこ大きいから「迫力がある」のね。でも美味しいかというというとこれまた微妙で、やっぱり日本の様々なカニと比べると味は落ちると思う。でも日本から来た友人には「大ウケ」する。

マレーシアに来てからも何度か食べましたが、大当たりってなくて、まぁまぁというのでも確率としては25%あるかないか。だからマッドクラブを食べる度に「もうこれで最後にしよう」なんて思うわけです。

ところが~~~~~~~~

やっぱりたまに食べたくなる。というか他の美味しいカニをマレーシアで手に入れるのは難しいから。

今回、頼んだのは500グラムぐらいの大きさのマッドクラブ。オスです。

一人一匹ずつね。我が家は食べ物でもすぐに喧嘩になるから。(笑)

もちろん生きていますが、マッドクラブって本当に怖いと思う。手を近づけただけで「戦闘態勢に入る」のね。爪を結んであるから良いですが、自分で捕まえた場合は、あの大きな爪に本当に注意しないと指をちぎられるぐらい怖い。私は挟まれたことはありませんが、ヨメさんは挟まれたことがあって、指の爪は割れるわ、血だらけになったのを思い出します。

とりあえずアイスピックを刺して「昇天」させます。生きたままだと蒸すなり茹でた時に、自分の足を切り落とすから。生きたままバケツに入れた状態でも興奮すると足を落とすのね。

今回は500グラムの中型ですかね。買ったのはいつものPiau Keeからで、XXXLの大きさ。でもこの大きさはゴールドコーストでは小さい方で、もしかしたら「獲ってはいけない大きさギリギリ」かも。ちなみにゴールドコーストがあるクィーンズランド州では「メスは捕獲禁止」で、ニューサウスウェールズはOKとか。だから我が家は「メスのマッドクラブ」って殆ど食べたことがなくて、今回はメスにしようかどうか悩みました。でもヨメさんの「オス!!」の一声でオスに決定。

メスってそもそも型が小さいし、内子も茹で過ぎると固くて美味しくないし、丁度よい火の入れ方って難しいんですよね。

これはうまいぐあいに火を入れたときのメス。内子がネトっとして美味しい、

今回のマッドクラブはPiau Keeから買いましたが、オスもメスも売っていました。

フェイスブックを見てWhatsappで注文したら、2時間以内に配達された。Piau Keeっていつも本当に早い。

蒸すか茹でるか悩んだのですが、茹でることに。お塩と日本酒を投入。茹で時間は約20分。

いい感じに茹で上がりました。「殻は割っておいてね~」というヨメさんの命令要望があったので、適当に分けて割るのですが、爪の殻が半端じゃなく分厚くて硬いので、我が家の秘密兵器を使うことに。

3匹のマッドクラブですが、どれがアタリでどれがハズレかわかりませんが、ヨメさんが私に選べと言うので適当に選びました。

これがですね、いい感じで、「爪にも身がパンパンに入っている」。\(^o^)/

今回はラッキーで、どれも身はしっかり詰まっていました。でもこれもまたギャンブルで、大きな爪なのに「身は小さくて細い」なんてのも普通だからマッドクラブって本当に難しい。

問題は味ですが、これがびっくり。マレーシアで今まで食べた中で一番美味しかったです。私は「二杯酢」で食べるのが好きなんですが、ヨメさんがしっかり出汁を利かした二杯酢を作ってくれたのでそれもグッド。\(^o^)/

今回は本当にラッキーでした。

でもヘラヘラ喜んでいたのは私だけで、ヨメさんは「う~~~む、イマイチ・・」と言っていた。息子は「カニ嫌い」ってわけじゃないのだけれど、甲殻類でアレルギー症状がでることもあるからか、無頓着というか反応らしい反応は無し。今後は息子のは【カニカマ】にしよう。(^_^)v

私は「じゃ、ちょっと俺のを食べてみる?」なんていう優しい旦那じゃないのですが、ヨメさんは「次回はくじ引きにしよう」ですと。(笑)

ただやっぱりこの大きさって、イマイチ小さいというか、このぐらいの大きさだと「細い脚は食べるほどの身がない」のね。だからやっぱり1キロ以上の大きなマッドクラブが良いと思う。巨大な爪の身を頬張るのも楽しいし。

これで1,2キロぐらいかな?

でもねぇ、この大きさだと一人じゃ当然、大きすぎるし、3人で食べるには足りないし、二本しかない爪の争奪戦で大騒ぎになるわけで、じゃぁ2匹となると恐ろしい価格になるし、余った一本の爪でやっぱり争奪戦になる。(笑)

というかこの大きさのマッドクラブをマレーシアで売っているのは見たことがない。

なかなかうまく行きませんね~。

ご馳走様~~~~~~~~~~~~~。

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