久しぶりの「トンカツ」が美味しかった~

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トンカツも大好物なんですが、外食をほとんどしない我が家は食べる機会がありません。

家で・・・と思うのだけれど、なぜかマレーシアには「とんかつ用の豚肉」を売っていないのね。本当に不思議。

こういう肉がない。

私はトンカツは「ロースカツ」と決まっていて、脂のない「ヒレカツ」はまず食べません。だから上のような肉を売っていないマレーシアでは家でトンカツを作るのは不可能なのね。

でもこういう肉はどこでも売っている。いわゆるロース肉の【芯】の部分なのね。綺麗に脂を掃除してある。(┰_┰)

料理だけじゃなくて、こういう素材にも国の違いって大きくて、面白いのはスペアリブなんですよ。骨付きのバラ肉ね。これがマレーシアでは「ほとんど肉がついていない状態」なんですわ。分厚い肉が付いているアメリカ的なスペアリブってマレーシアでは見たことがない。

ま、レストランはそれなりの特殊な注文をして仕入れるわけですが、普通のスーパー、肉屋では見つからない。

ということで、私がトンカツを食べるとなるとほぼ外食です。美味しいトンカツ屋ってクアラルンプールには結構あって、我が家は一番家に近い「まめとん」に行くことが多い。でもコロナのせいでこの二年間は行っていません。

じゃ、デリバリで取ってみる?という話になりました。でもねぇ、トンカツも揚げたてじゃないとねぇ。

な~んてことを言っているといつまで経っても食べられませんから、Grab foodで頼んでみました。

パブリカのまめとんは非常に近いですが、やっぱりデリバリとなればトンカツの温度は下がっている。

でもそのまま食べずに、オーブンでちょっと温めたらいい感じになりました。

美味しいと思うなぁ。

やっぱりトンカツってロースで、この脂身が大切なんですよね。火の入れ方もうまいと思うなぁ。

ヨメさんはヨメさんで、好きな部位が違っていて、彼女は肩の「カラー」と呼ばれる部位が好きなのね。

私はこの部位も好きなんですが、通販だと「ブロック」で買うのが難しいのね。中途半端の薄切りとか、1センチぐらいの厚さのものならどこでも売っていますが、我が家みたいに「最低2.5センチの厚さ」が欲しいとなるとブロックを買うしか無いのですが、ブロックは通販では買えない。(┰_┰)

でもま、とんかつって揚げるのも難しいと私は思っていて、火を入れすぎればすぐ固くなるし、そうじゃなければ危ない感じだし、私にはとんかつをうまく揚げるのはほぼ不可能。ヨメさんは天ぷらを含めて「揚げ物は難しいからやらない」と言います。

となれば、やっぱりデリバリが良いってことになりますね。

オーブンを使って温め直すなり、自分の家で作った気に入っているカレーを掛けて「カツカレー」にするなり、素材と考えたらいろいろ使いみちがあるかもね。他に海産物を家で揚げて一緒に食べるのも良いし。

今回、ヨメさんがエビフライも食べたいと言い出して、ヨメさんだけ「エビフライ+ロースカツ」にしました。私と息子は「(いつもの)ジャンボロースカツ」でした。

でもそのヨメさんが文句タラタラ。

エビフライは衣が分厚くて中のエビは鉛筆みたいで、(普通の)ロースカツは薄くてペラペラで火が入りすぎてパサパサだと。

私と息子は「美味しいねぇ」と喜んでいるのに、ヨメさんだけは違う店の食べ物みたいな反応。(笑)

でもまさにこれがトンカツの難しさだと思うんですよ。

家では料理しないトンカツですが、ロースカツに合う良い肉が見つからないものの、あったらあったで揚げるのは簡単じゃないのね。生パン粉も我が家には無いし。

でもいつか、「家で食べるトンカツが一番美味しい」みたいに出来るようになりたい。

その前に、「メンチカツ」をどうにかしないと。昔、新橋の家の近くにあった普通の肉屋の普通のメンチカツを再現したいとおもうのだけれど、全く及ばず。

それを言い出すとハンバーグもそうだし、プロと我が家の間には大きな大きな埋めようのない溝があるのを感じています。

ま、何を作ってもそれは同じですね。

まめとん。我が家には十分美味しい「ジャンボロースカツ」でした。

いつかあんなトンカツを家で揚げられるようになってみたい。

 

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