肉も高い、【魚も高い】時代になりましたが、我が家はこの30年ぐらい、「バサ(Basa)=バンガシウス」と呼ばれる魚で「メコン川領域で養殖される淡水魚」には結構、お世話になっています。
本当にコスパ抜群で、最近はちょっと高くなりましたが、マレーシアでも「切り身で1キロあたり1000円~1300円」という激安さ。
白身の魚で「ちょっと淡水魚らしいクセがある」けれど、味付け次第では結構美味しいのね。私は「フライがベスト」だと思っていて、「鍋に入れるとちょっとクセが気になる」けれど、オーストラリアでも「フィッシュアンドチップスの定番」だし、日本でも「お弁当の白身のフライ」として使われてきた歴史がある。マレーシアでも「白身の魚」として結構使われている。
それが近年、日本でも流行って生きて、この10年で「日本の輸入量が4.6倍」になったらしい。
「パンガシウス」という魚、ご存知ですか?最近、スーパーなどで見かけるという方もいるかもしれません。輸入量は10年でおよそ…
「バサ(Basa)=バンガシウス」ってどんな魚かというと【ナマズ】の一種。でもこの姿で売られているのは見たことがなくて、「切り身として流通している」のが普通。
マレーシアでは「Dory」という名称で売られていることも多い。これは「John Dory=マトウダイ」と間違えることもあるから注意が必要で、マトウダイなら美味しいから良いのだけど・・・。
この姿で売っていたら全く買う気は起きないけれど、こんな魚。「加工した状態で輸出」されているのね。
バターソテーも良いんじゃないかなぁ。
私は「フライがベスト」だと思うけど。
ところが~~~~~~~~
マレーシアに来て、「冷凍」で多く売られていたので早速買ってみたのだけれど、【全く駄目】なんですよ。
もともと「水っぽい切り身」なんだけれど、マレーシアで売っている「バサ=Basa」は【解凍するとベチャベチャ】【身も柔らか過ぎる】なんてもんじゃなくて、「これが同じバサ?」と思うようなものばかり。
切り身に重量の10~30%の【氷】をまとわせて、空気を遮断して乾燥や酸化を防ぎ、鮮度を長期間保つ方法(Grazing)が取られてるケースが多いけれど、それと関係があるのかもね。「流通段階で解凍・冷凍が繰り返されちゃったり」とか?
絶対そんなはずはないといろいろ買ってみたのだけれど、今まで「これなら良いかな」と思ったのに遭遇したのは「たったの一度きり」なのね。確率としては「20分の1」ぐらいかなぁ。
「東南アジアで養殖され、加工され全世界に大量に輸出されている」白身の切り身だけれど、「東南アジアでの広い地域での養殖」ってのも考えてみると「結構、怖い(マレーシアの養殖も同様)」わけで、それが「どう加工されているのか」も、大体、想像がつくじゃないですか。
私はマレーシアには【B級品】が大量に入っていると思っていて、やっぱりまだまだマレーシアでは「安さ優先」なんだろうと思う。
とは思うものの、レストランや軽食スナックがある店で食べると「そこそこ美味しい」ことがあって、「これが同じバサ?」と思うこともけっこうあるのね。
でも切り身で売っているものは、日本だったら「絶対に売れない」レベルばかり。バサは大流行のオーストラリアでも売れないんじゃないかなぁ。
もしかしたら、私がマレーシア最大の問題点であると思う【流通、スーパーなどでの扱い】に問題があるのかもしれない。
だから「飲食店への卸し専門」の業者から買えばよいかと思うのだけれど、「10キロ単位」だったりするからうまく行かない。
今まで「これなら良い」と思ったのは、Jaya Grocerで買った「切り身が2枚入りの冷凍もの」なんだけれど、パッケージを覚えていないし、どのメーカーのものかもわからない状態。だからまたいろいろ買ってみるのだけれど「ハズレばかり」という状態。
なんなんですかね。
通販を調べてみるとやっぱりいろいろあって、「A Grade」とか「Premium Grade」のもあるのだけれど、マレーシアのそれって全く信用できないわけで、それは「買ってみればすぐにわかる」のは何でも同じ。
日本では結構流行っている「水分抜き」「一夜干しが作れる」「肉類のパンチェッタの自作」などで使われる「オカモトの脱水シート」を使えば良いかもしれないけれど、この「ピチットシート」はかなり高くて、輸入するととんでもない価格になるわけで、極端に言うと「魚のほうが安い」みたいなことが起こる。
もしかすると「キッチンペーパーや安い脱水シート」を使って「ラップで包まず冷蔵庫に一晩放置」とかすれば良いかと思うけれど、これまたマレーシアのキッチンペーパーって「水を吸うとグズグズになる」のが普通で、日本のしっかりした「リードペーパー」みたいなものは基本的には【無い】と言ったほうが良いくらい。
でもそんな愚痴をブログに書いたら「しっかりしたキッチンペーパーも売っていますよ」と読者から教えてもらって、時々買うのが「Scott Disposable Cloth-Like Wipes」だけれど、これも一般的なキッチンペーパーに比べると結構高いのね。
また日本在住者の多くは知っていると思うけれど「コストコのキッチンペーパー」もスグレモノとして有名だけれど、これはマレーシアでは売っていなくて、以前、たまたまShopeeで「台湾から送付」のものを安く買えたから買ったけれど、今ではもう売っていない。
昔から「マレーシアは何でも安い」と言われていた裏にはこういうこともあって「安かろう悪かろう」というのが非常に多いのは「電化製品」も同じで、「品質が良いもの」は「世界共通の値段」なのは食料品でも何でも同じかもしれない。
ただ、「マレーシアは人件費などの固定費が安い」から【何でも安い】こともあるんだろうけれど、それも近年、大きく様変わりしているのは間違いがなくて、「日本のほうが安いケースが増えている」のはそういうことだと思ったり。
今回は「魚」の話だけれど、マレーシアでコスパが良い魚としては「養殖物のティラピア」「いわゆる(小型の)ナマズ(Putin)」があるけれど、私はどうもティラピアは昔から苦手で手が出ない(そもそも淡水、汽水域の魚類は好きじゃない)。またマレーシア産のナマズ(Putin)も買ったことはない。
私にしてみると「普通のバサ(Basa)=バンガシウス」があれば嬉しいのだけれど、良いものを手に入れるのは簡単ではない。
息子もメルボルンの貧乏大学生時代は「バサには随分お世話になったよ」というし「結構、良いじゃん」というのだけれど、ヨメさんは「臭い!」とはっきり言うし、食べない。(笑)
確かに「鍋料理に使った」時は、私も美味しいとは思わなかったし、その後、素材としての魚が前面に出る料理には使ったことがない。「潮汁」にしてみれば「バサ本来の風味がわかる」だろうけれど、そんなことはしないほうが幸せだろうと思ったり。(笑)
だから益々、バサを買う機会が減るのだけれど、一応、冷凍庫には常に入っていて、「独りでフィッシュアンドチップス」を作ったり。
日本の「バサ(Basa)=バンガシウス」を食べてみたいなぁ。
魚王国の日本で、美味しくないバサが流通しているとは思えないし、「お弁当のフライ」としての歴史は長いようだし、【そこそこの味付けをする料理】なら「淡水魚独特の匂い」も気にならないだろうし、良いんじゃないかなぁ。
日本在住の読者の経験談を是非、聞かせてください。m(_ _)m








