資産防衛もお金儲けも本当に難しいと思う。
って当たり前と言えば当たり前ですが、どれほど努力をしても思うように行かず、何も考えず、何もしないでも良いんじゃないか、みたいな気になってしまいます。
でもやっぱり「老化」はかなり影響していると思っていて、頭がピピッと回らないのね。それと行動も遅い。「慌てるより良いじゃないか」みたいに思うところもあって、結局は「全くタイミングが見えていない」し、「ここぞと思っても動けない」のね。
今回の「円安ドル高」では恩恵を受けているけれど、「このままドル高が続くことはありえない」と書き続けていたし、その対策は考えていたんですよ。いつかどこかのタイミングで「ドルが安くなる時にFXでヘッジをする」と。
でも「今じゃない」と思っていたのね。まだドルが高いうちに、年末年始のシドニー旅行の経費と3ヶ月分の生活費はドルから替えたけれど大した額ではない。
そんな時に、今月11月のアメリカCPIの発表が、市場の予想より「酷くなかった」ことから、大きくドルは売られ、金利も下がった。
ま、インフレの勢いが弱くなればそれも当たり前だけれど、それにしては「市場の動きが大きすぎる」と思いました。
アメリカCPIの発表された数字はこんなですから。そりゃインフレの勢いは弱まったけれど、インフレ進行中には変わりはない。
でも市場の反応は大きかった。
なぜなんでしょう。この理由が私にはさっぱりわからないんですよ。まず「ドルが急落した理由」がまるでわからない(円高ではない)。
ま、ドルも金利も爆下げしたわけじゃないものの、私が「こうしようと決めていたこと」が何一つ出来なかったことに腹が立っています。そして、今の市場の動きが私には全く理解できないことに焦りを感じています。現状を理解できないってことは、こういう事が起きるという想定もできないってことですから。
ドルのFXによるヘッジですが、「ドルを売る」と言っても「つなぎ売り」だから、ドルが高くなっても損失はでないわけです。要は「利確したのと同じ」なわけで、それ以上高くなっても「その分の利益はない」だけのこと。だからさっさとやればよかったのに、そしてやろうと思っていたのに、「まだ円安ドル高の行方を見たい」なんて思ったのね。
ドル建て債権も、利回りがガクっと落ちてしまいました。タイミングを大きく外してしまいました。
10月の24日に、米ドル建て債権の利回りが良いと書きましたが、もっと良くなるだろうとスケベ根性を出して「見逃し」をしてしまったってこと。
その時の日記。
古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください 今年の7月に、利回りが良くなった米ド…
ま、過去の過ちを悔やんでもどうにもなりませんが、「なぜあの時、そう思ったのか」「なぜ、その後、自分は動けなかったのか」をきっちり分析しようと思っています。
自分の欠点、弱点をはっきり見つめるのは大事だと思っていて、「なんとなくそうしてしまった」という風に放置すると、また同じことが起きるのは間違いがないし、進歩も無いのね。
やろうと思っていたことをちゃんとやっていれば、今、どうなっていたのか。ボーっとしていたことによる機会損失がどのくらいあるのか、それはかなり大きいのはわかっていますが、それもきっちり正確に計算して、「自分のミス」としてはっきりさせようと思っています。
それは自分に対する戒めでもあるし、逐一、どうすべきか相談していた長男にも「自分のこととして考えて欲しい」と思うから。長男の失敗ではないけれど、「オヤジ、ぼーっとしていないで行動しないと!」という一言も欲しかったと思うんですよ。だってこのままじゃ、彼もいつか私と同じ失敗をするということだから。
ダボ家としての【反省】をしっかりやって、来たるべき勝負の時は、2023年だと思っているので(特に春)、その時までにしっかりシミュレーションをして作戦A、B、Cの3つぐらいは建てたいと思っています。
私としては息子の「積極的な作戦」を期待したいのね。いつまでも私が立案者じゃなくて、息子が早く主導権を取って計画して欲しいと思っているわけです。そして私はサジェスチョンをするだけになりたい。
早くバトンタッチしたい。
無理かな・・・・。
とりあえず、本日、年内の行動を決めて、ちょっとタイミングを逃したけれど、出撃します。