マレーシアがインフレになっているのが、私にもやっとわかるようになってきた

世界中がインフレで大騒ぎしていますが、何度か書いたように、私はマレーシアのインフレってほとんど感じていなかったんですよ。

買い物、支払い関係は私の仕事ですから、物価の変化は一番わかるはずなのに「インフレに関して」はわからないのね。^^;

やっぱり家庭の主婦とは目の付け所が違うんだろうと思います。

私は私なりに「頭に入っている商品やサービスの価格」があるわけですが、非常に少ないのね。まず「肉類と魚介類」は日本からの輸入物も含めてかなり細かく頭の中に入っていて、「オーストラリア産アンガスビーフのリブアイならキロ単価250~280程度」「頬肉はキロ100リンギ以内で買う」「日本の良い和牛でもキロ1000リンギ以上は出さない」とか部位別でも価格が頭に入っています。大好きなマグロやタコ、イカの価格、常備品のイクラや明太子の価格も同じく。

この手の種類は「牛肉が値上がりしている」のははっきりわかりますが、その他は大きな変化ってないのね。定点観測みたいに各販売店の価格を比較するのが我が家の必需品の「素麺の揖保乃糸」ですが、14.80リンギで何年も変わらないし、同じく必需品の冷凍ピザも1枚16リンギ程度で変化がない。こういう「定点観測」みたいに値を覚えている商品って決して多くはないのだけれど、それらに大きな価格の変化は無いのね。

Focal tradingの揖保乃糸、伊勢丹や正直屋だと5割以上高い。

あらら~~。我が家の冷凍庫に必ず入っている冷凍ピザですが、知らないうちに値上がりしてる。きっとこれはつい最近の値上げだと思う。でも600円以下。

スーパーで売っているような日頃買うような食料品に関しては、いつも目安にしている上に書いた素麺やピザ以外にも「フランスのバター」「チーズ」「牛乳」「鶏卵」とか、「冷凍サバ」「料理用油(主に米油)」の価格ぐらいしか頭に入っていませんが、やっぱり大きな変化は感じません。

ただ野菜に関しては全くわからない。そもそも「価格を見ずに買うことはない」にしても、パッと見て高いと思わなければOKなのね。そして元々が安いから、多少上がってもわからないんですよ。極論を言えば「値上がりしてもまだ安い」みたいな感覚があるのだろうと思います。いや、実際に上がっていないのかもしれない。

この辺の感覚は世の中の多くの男性と同じじゃないかなぁ。

また野菜、豚肉、鶏肉などは「買う店によって価格が大きく違う」とも思っていて、だから余計、値上がりがあっても分かりづらいのだろうと思っています。

でもたまにしか行かないけれど外食の値段が上がっているのはわかる。でもそれも「何がどのくらい上がったか」ではなくて、「いつも皆で食べるとトータルでXXXぐらいだったのが、知らないうちに値上がっていた」という風にわかるだけなのね。で、それは「デリバリ」も同じ。

我が家として「なんでこんなに値上がりしたんだ?」と思うのがいつも書いている、昔からかなりの頻度で行く「サウジャナの中華料理店のTi Chen」ですが、2倍近くになったんじゃないですかね。点心ではお馴染みのハーガオ(エビ餃子)が33リンギ++ですから、びっくりなんてもんじゃないです。でもこれは【値上がりではない】のね。メニューを大幅に変えて高級志向になっただけ。

このハーガオは大きくてプリプリのエビが入っていて間違いなく美味しいのだけれど33リンギ++で、私はこの値段のハーガオって他の店で見たことがない。

でもこういう店が増えればインフレになったのと同じだし、最近、あちこちに出来る店って「インスタ映えする店」というのか、「高級志向が多い」というべきなのか、「高い店が増えた」と感じます。でもこれはインフレとは違って、クアラルンプールが進化しているからですよね。

週に2,3回はデリバリを頼みますが、たしかに「支払額は上がっている」。でもいつも同じ店から頼むわけじゃないし、結構頼むケースが多いベトナム料理は、「高いけれど美味しい店を見つけた」なんてこともあって、支払額からはインフレがあるのかどうかはわからない。

結局は「今までよりよい店に行く」「今までより良い店からデリバリを取る」、そして「安い店は敬遠する」様にもなっていて、それは私の長年の「安物買いの銭失い」を卒業したいという思いもあるわけです。だから「高いなぁ」と思う店からもデリバリを取ったり。で、やっぱり高いお店はそれなりに美味しいのね。最近頼むベトナム料理のフォーは一杯40リンギを超えるけれど、美味しいから良いと思っています。でも他の店では30リンギ前後かそれ以下なんですよね。

結局、高いと思っても2~300円の違いしかないわけで、その辺はケチらないようにしようと思っています。

これってインフレとは違うけれど、我が家にとってはインフレと同じなのね。近場に手頃な店がなくなったり、品揃えが高級志向になったり、これは電化製品も同じで、「時代とともに良いものが出てくれば高くもなっていく」わけで、【生活範囲の店や商品がレベルアップ】すれば自ずと出費は増えるわけで、そして「より良いものがほしい」となれば出費は増えるわけで、そういう生活習慣の変化によって支出額が増えるのも私はインフレと同じ様に考えているのはいつも書いている通り。そしてそういう意味では、間違いなくインフレになっているのね。

もしかしたら我が家で一番それに敏感なのは息子かもしれない。

買い物は私の仕事だけれど、頻度が多い食べ物のデリバリを取るのは息子の役割なんですよ。で、息子と話をすると、【間違いなくデリバリの出費は増えている】と言います。何がどれくらい上がったというより、「デリバリをするときのトータルの額が上がっている」という言い方です。息子も主婦のような細かい金銭感覚があるわけじゃないから、何がいくらという細かいことはわからないのね。でも今まではデリバリと言えば250リンギ程度だったのが、最近は300リンギを超えるのが普通、みたいな言い方をします。

でも実際に値上がっているのかはわからなくて、上にも書いたように「高い店から買うようになっている」とも言えるわけで、細かいことはわからない。でも支出が増えているのは間違いがない。

私はインフレには3種類あると思っていて、

◯ いわゆる米や牛乳などの価格が上がるインフレ
◯ 生活環境が良くなることによる価格の上昇(住んでいる地域が田舎町から六本木みたいに変貌すれば高いものに囲まれるようになる)
◯ 自分や家族の生き方、年齢の変化によるインフレ。(歳と共に良いものを欲しくなるとか、間違いなく増える医療費とか)

これら3種類の支出増ですが、使うつもりがなくても間違いなくジワジワと上がってくる。だから私の中ではすべて「インフレ」として考えています。小さい子供がいたらそれに拍車が掛かって、かつては親のオマケで、近くの公園で遊ぶのが好きだった子もハワイに行きたいぐらいのことは言い出すし、教育費も子供がその年令に達する頃には間違いなく今よりもインフレで高くなっている。また自家用車も大きな車に乗り換えないと家族皆で出かけるのは不可能なんてことにもなる。

また、必需品の価格が変わらないとしても、【時代の変化とともに必需品が増えれば出費は増える】わけで、私はそれも「自分に起きているインフレ」としては同じだと思っています。テレビやスマホが一人一台の時代になれば出費が増えるのと同じ。近い将来、一家に一台「ヒューマノイド型ロボット」の時代がくるとも思っています。

そういう意味での我が家の出費は間違いなく増えていて、それをインフレと呼ぶのは決して間違っていないと思っています。そしてそのトータルの上昇分を「毎年確実に稼ぐ」ことが重要で、それが出来ないと知らない間にどんどん貧しくなるのね。特に、日本は長い間デフレだったこともあって、インフレの怖さを知らない日本人は多いし、【持っている資産や収入の額面の金額が同じなら、減っていないと思ってしまう】傾向がある。

私は昔から「毎年3%はインフレ分として上乗せして稼ぐ必要がある」と考えていて、その分は「収入増ではない」と常に自分に言い聞かせています。でもオーストラリアがそうであったように、「大きなインフレ」が来ると10年で50%とかそれ以上のインフレが起きるわけで、焼け石に水だと思ったこともあります。でも常時3%の上乗せって決して簡単ではないのね。収入から生活費を除いて3%を確保する必要があるわけですから、銀行の定期が3%だなんて喜んで使ってしまうと、毎年3%づつ貧乏になってしまうということ。なおかつ出費は増え続けるんですから。

ただマレーシアで現在借りているコンドミニアムの家賃は変化はないし、光熱費なども横ばいで決して目に見えて増えているということもない。これに関しては本当にラッキーだと思っていて、その基本的な出費がこの6年間、横ばいというのは本当に救われていると思っています。

結局、我が家はそこで値上がりを経験していないから、「インフレになっている」という実感が薄いのかもですね。

また日頃の必需品なり、食材、外食費やデリバリの支出は「減らそうと思えばいくらでも減らせるのがマレーシアの良さ」で、また我が家は「日本から取り寄せる食材も多い(輸入商から買う空輸の生鮮物含む)」ことから、それも減らしてこちらで手に入る物に切り替えればかなり切り詰めることが可能。

結局ですね、世界中どこでも同じだと思うのですが、「インフレで支払いが増えて困っている」のか、「支出を減らそうと思えば大きく減らせる」のか、「今の支出額を受け入れられるのかどうか」で、「体感インフレは大きく違う」ってことじゃないですかね。

そういう意味では、我が家はまだインフレ耐性はあると思っています。

でも「高級店には行かない」と決めている我が家ですが、【行きたいと思う店は確実に増えている】のね。主に和食店ですが、食事だけで一人500リンギから上なのは常識みたいになっていますし、家族3人共かなりの酒飲みですから、トータルは恐ろしいことになる。でも日本でも良い寿司屋に行けば、一人20000円以上は普通ですから、マレーシアの高級店とて、メチャクチャ高いわけでもないんでしょう。

つい先日ですが、和食材輸入商のマレー系中国人と雑談をしていた時に、ある和食店の話になったんですよ。彼女いわく、「あの店の価格はスタンダードで良いと思う」というのね。で、調べてみたら我が家にとっては「高すぎる店」で、我が家の金銭感覚は一般的マレー系中国人よりもケチになっているのかと思ってびっくりしました。(笑)

そういう店に行きたいのに我慢をしているという感じではないから助かっていますが、もしも我が家のヨメさんが「たまには良い店に連れて行ってよ」なんてプレッシャーをかけるタイプだと、マレーシアでも簡単に月の食費は10万円以上アップしてしまう。

でもま、私はまだ現役だし、所得税も掛からないマレーシアにいるんだから、そしてこれから先は老いるばかりなのはわかりきっているし、頻繁に旅行に行くわけでもないのだから、これからはヨメさんが好きな店に月に一度や二度は連れて行ってやるのも良いのかもしれない。

やっぱり私としては長年の「安物買いの銭失い」から今年は卒業したいと思うし、家族のためにも【ケチからの脱却】を真剣に考えるのは大事なのかも。

もっと頑張って稼げば良いだけのことなんですが・・・・、ハァ・・・・・・

あれれ、そういえば昔は「投資資金をグループ化」して、「旅行資金」「カメラ資金」みたいにして、【そこで出た利益はそれに使う】ようにしていたんですよ。だから頑張らないとどこにもいけない、カメラも買えないなんてことになるから、結構頑張りましたっけ。で、利益が出れば「そのための資金」だから、ケチくさいことを考えることはありませんでした。

あの資金のグループ化っていつからやらなくなったんだろうか。思い出せませんが、マレーシアに来てからはやっていないのは間違いなし。

復活させますかね~~~。

まずはカメラ資金から・・・・・^^;

     
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