先々週でしたか、息子が友人たちと飲みに行ったんですが、【カザフスタン料理】を食べてきたと。
それが結構美味しくて、料理が多すぎて余ったものを持って帰ってきたんですよ。
カザフスタン料理なんて食べたこともなければ、見たこともないし、テレビの旅行記でも見た覚えもない。そもそもカザフスタンの国名は知っていても、どこ辺にあるのか、どんな国なのかも知らない。
ゲゲゲ、こんなに大きな国だったんだ・・・。
息子が持ち帰ってきたカザフスタン料理を食べて驚いたのが、日本人の口に合う料理だということ。アジアのテイストが強くて、私の苦手な中東料理という感じじゃありませんでした。
でもネットで見るとこういう説明。
シルクロードの中継点である中央アジアに位置し、かつてはソ連に属していたカザフスタン。その伝統料理には遊牧民の習慣が残り、またカザフ人をはじめ、ロシア人、タタール人、ウクライナ人、ウズベク族、ウイグル人、ドイツ人、韓国(朝鮮)人など100以上の民族が平和に共存する多民族国家であるため、食卓にもモザイクのようにバラエティな文化が反映されています。
カザフスタン地図遊牧民の料理は、羊やそのミルク、チーズやパン。中央アジア一帯で見られる羊料理のほか、中東料理の基本である米や香辛料、野菜、豆、ヨーグルトや、さらにソ連時代にはロシアの料理が加わりました。
カザフスタンの主な料理は、ラグマン(ラグメン。羊肉入りのあんをかけたうどん)やポロ(プロフ。炊き込みご飯)、ゆでた羊肉、シシカバブ(羊肉の串焼き。シャシリク)、キュイルダク(Kuyrdak)という濃厚な羊肉のシチューをはじめ、ベスバルマク(Besbarmak)という肉とスープ麺、プラウ(Pulau)というドライフルーツとスパイスの炊き込みご飯、ケスペ(Kespe)というラディッシュととうがらしのスープ麺、イリムシク(Irimshik)という乾燥チーズボールなどがあります。
またカザフ人は馬肉をよく食べ、ガジー(Gazy)という馬肉ソーセージをはじめ、馬肉料理も少なくありません。料理にはしばしばヨーグルト(現地ではKatyk)が使われます。
これらに加えて、ロシア風の冷たい前菜ザクースカや、ボルシチ、ブリヌイ(パンケーキ)といったロシア料理も食べられています。さらに、カザフスタンにはソ連時代に移住させられた韓国(朝鮮)の人々が少数暮らしており、韓国風の料理も食べられています。またドイツ人もおり、彼らは、かつてこの地に退去・抑留され、とどまった人々の末裔だといいます。
私が食べた印象では、上の説明とはちょっと違っていました。というか、いろいろあるんでしょうね。
お店の名前は「Astana Kazakhstan」。Face Bookはこちら。
こんな料理。
上の写真の真ん中にあるのが「牛タン」で、息子はそれを持ち帰ってきたのですが、結構大きくて分厚くて美味しかったんですよ。煮てあったのですが、煮た時のスープも持って帰ってきて、そして中には小麦粉の団子みたいなものが。日本で言う「すいとん」みたいな。
なんだかとんでもなく「懐かしい味」がしました。
その他、いろいろ持って帰ってきましたが、ちゃんと食べてみたいなと思ったんですよ。
ということで、デリバリ。(笑)
デリバリはこのサイトから。
Hungry? Order food delivery or takeaway now from Astana - S…
頼んだのはこんな。
牛タン。
馬肉。
Shashlyk Chicken。チキンの串焼き。
水餃子みたいな。
みんなそれぞれ自分の皿に好きなようによそって・・・。
正直なところ、息子がお土産で持って帰ってきてくれた時の方が美味しいと思った。
というか、スープが結構重要なのかもね。
牛タンはまぁまぁ美味しかったけれど、馬肉は???だったし、でも決して美味しくないなんてこともない。
こういう料理は間違いなくお店に行って、いろいろ並べて、熱々の内に皆でワイワイ食べるものなんだろうと思いました。
でもなんでデリバリで頼もうかと思ったかというと、やっぱり牛タンなのね。(笑)
これです。メニューから。
100グラムで15リンギって、どう思います?1キロ150リンギですが、そんな安い価格で牛たん丸々一本を売っている肉屋を私は知りません。ましてや牛タンって、牛タンらしい美味しい部位は「半分ぐらい」なわけで、非常に歩留まりが悪いのね。
それなのに100gで15リンギって異常なわけです。私が知っている肉屋から買ったら、この2倍の価格になります。
今回は3人分頼みました。300gで45リンギ。
お店としては牛タンそのものをこの価格の5分の1ぐらいで仕入れているはずで(歩留まりを考えるとそうなる)、とんでもなく安いのね。
どこから仕入れているのか教えてほしいなぁなんて思いながら食べていました。(笑)
このお店の料理をまたデリバリで頼もうとは思いませんが、店に行って食べるのはアリだと思います。
カザフスタンのお酒なんかあるんだろうか。それを飲みながら食べてみたいなぁ。
ちょっくら「異次元」の感じで面白いと思う。
でもオススメは・・・・、しない。(笑)