皆さん、深田萌絵さんってご存知?自称ITビジネスアナリストの女性です。
彼女ってちょっと変わっていて、IT絡みの話も一般的なジャーナリスト、アナリストとは違っていて、「自分が仕事をしてきた中で得た知識や経験、情報」を元にして発信している。
だから非常に興味深い話が多い。でも逆に「思い込みが激しい」ところもあって、活動をしていてもあちこちと摩擦が起きることも多い。
でも私は彼女を気に入っています。少なくとも彼女は「愛国者」なのがわかるし、「自分の経験に基づいて話をしている」し、「違う視点」「違う考え方」に興味がある人は彼女を無視できないんじゃなかろうか。
その深田萌絵さんは、今回のLGBT法案には半端じゃなくブチ切れていまして、それは私も同じ。(笑)
LGBT法案の中身もさることながら、なぜアメリカに言われてヘラヘラと推進するのか。アメリカ大使に内政干渉されても放置。なぜ十分な議論もせずに法案を提出しようとするのか。ましてや自民党内では反対も多いのに、そして本来は満場一致で決めるのに、今回はそれを無視して押し通した。これって自民党内にも民主主義がないことを意味する。
そして不思議なのは、かつてLGBT法案に反対していた自民党の重鎮達が掌返しをしているのね。これってどう考えても理解の外。
ところが日にちが経つにつれてわかってきたことがある。それはどうも「法案提出はするけれど、【成立させるつもりがない】ように見える」こと。そもそも野党は「生ぬるい」という意味での反対派でもあって、「成立する見込みはない」という専門家もいる。
つまりですねG7までには法案を通したい、あるいは提出したいという【岸田政権のメンツ】があったということなのね。それは当然、アメリカに対し、世界に対し、「日本もLGBTの被差別をなくすために頑張っている」のを見せないとならないから。
でもその頑張っている姿さえ見せれば、法案そのものは成立しないでも良いという考え方があったらしいと噂が広まっている。
だから委員会でも反対派だった安倍さんに近かった人達が賛成派に回ったと。ここには「成立はさせない」という裏約束があったのではないかと言われている。
ま、そんな話の真偽はわからないし、もしそうだとしても「あまりにもいい加減すぎる」と言えるわけで、深田萌絵さんは「賛成派に回った萩生田光一氏を糾弾するチラシを作り、同じ思いを持つ人達と運動を始めた」わけです。
これに自民党が噛み付いた。即刻活動をやめろと。法的措置も取るぞと。これはLGBT法案をゴリ押しして、自民党内、支持者内、国民の間でも鬱憤が溜まっているのを自覚しているからだろうし、近々あるであろう「解散総選挙」も公明党といざこざがあるし、そして深田萌絵さんの影響力があることも知ってるからじゃないですかね。
私としては深田萌絵さんがいつもと同じように「性急すぎる」と感じますし、【行動力がありすぎる】のね。でも彼女が腹を立ているのは私はよーーくわかるわけです。
彼女に誤解があるにしても、その原因を作ったのが自民党であるし、国民に対してだけではなくて、自民党内に多い反対派にも【納得がいく説明が必要】だと思う。
自民党はそれをせずに「お前たち、黙れ!」とするのであれば、それは弾圧以外の何物でもないと私も思うわけです。
私は遠くから深田萌絵さんを支援しようと思うし、自民党内の反対派も同じく支援します。でもそれは「LGBT法案をつぶせ」と言うんじゃないんですよ。まず「無理やり通そうとする説明」と、法案の内容をもっと議論すべきだし、国民は不安を持っているわけだからそれを解消しようと努力すべきだと思うから。
本来なら「しょうがねぇなぁ」と黙ってしまう場面でも、彼女は行動を起こす。そして、彼女は本当に今の日本を憂いていて、どうにかしないとならないと本気なのが私にも伝わってきます。
こういう人を潰してしまうような日本であってはならないと思っています。
涙をこらえながら訴える彼女ですが、私は正しいと思っています。
この動画も面白い。LGBT関連に限らず、「人権派活動家」の闇。
第153回闇鍋トーク「公金チューチューLGBT法 活動家に乗っ取られた立民と自民党の大物政治家3人」