ChatGPTには本当に驚いて、すぐに飛びつきましたし、その後ChatGPTは進化し、取り巻く環境も拡大して使いやすくなった。そしてGoogle陣営もかなりのスピードで進化していると思います。
ま、使い道があるという人も多く、なるほどなぁとは思うのですが、実業から離れている私としては「趣味」とか「興味」がある分野で使うだけなのね。
そういう使い方で感じることは「AIも大したことないなぁ」ってこと。
こんなことを頭もボケたジジーが言っても「何をバカなことを言ってるんだ」で終わるんでしょうが、本当にそう思うんですよ。
自分が知らないことを調べる分には非常に良いと思うんですよ。「なるほどね~」なんて思うことも多く、それを調べる時間も掛からないようになってきた。ちょっと知りたいことなら、今までの「検索」よりは良いと思う。
ところがですね、「自分が知っている分野」を調べると、「こいつ、バカじゃないのか?」なんて思うんです。「こんなことしかわからないのか?」みたいな。つまり「初心者向けの、触りの部分は良い」にしても、専門的に細かいところを掘り下げようとしても「当たり前の答え」しか出てこないのね。
実際にどういうことを聞いて、どういう答えがでてくるのかの例を上げれば良いのですが、細かいところをここに出してもピンと来ないんじゃないかと。
皆さんもやってみたらすぐに分かると思いますが、私達は日本のこと、あるいはマレーシアに住んでいればマレーシアのことってわかりますよね。そのあるトピックをどんどん深掘りしようとしても駄目なのね。いわゆる「簡単な観光案内書」みたいなところでストップしちゃう。
細かい歴史をみようとか、その解釈がいくつもあるわけですが、それを対象比較しようなんて全然駄目なのね。
中学校の教科書の方が詳しいんじゃないかと思うくらい。
まぁ、それは【私の問い方(プロンプト)が駄目】なんだろうとは思うのですが、なかなか突っ込んだ話には乗ってこないのね。
料理に関しても同じで、「醤油にはどういう種類があるのか?」にはちゃんと答えて教えてくれる。「製法の違い」もOK。では「使い分け」になると段々怪しくなってくるのね。「それぞれの使い方の注意点、その理由は?」となるともうお手上げみたいな。
私の趣味の低温調理も同じで、「趣味の低温調理」とか「これから始める低温調理」レベルなら良いんですよ。では「ローストビーフの適温と時間は?」と突っ込んでいって、「そうするべき根拠は?」とか、「長時間低温調理した場合の肉質、味の変化は?」「牛肉、豚肉、鶏肉の違いは?」「部位によって温度や時間を変える必要は?」となるともうアウト。
でもこういうことって低温調理をやっていると誰しもがぶち当たる壁じゃないですか。でもその壁を超える答えは出てこない。
でも「低温調理ってなんだろう」とか、「必要な器具は?」とか、「どうやるのか?」レベルなら問題ない。
そういう「料理」というとんでもなく多くの人が関係していて専門家も多い分野でもそんなもんで、私が知りたいこと、確認したいこと、新たなアイデアが欲しい「トレード」なんて全く、全然、どうにもならないほど酷い答えしか出てこないのね。全く使えない。
「AIに聞けばなんでも分かる」なんてことはあり得ないのはわかっていますが、私の期待が大きすぎるのか、聞き方が悪いのか、どちらにしても私の専門分野では使い道がないと思っています。
でも「入門書を書く」とか、最初に「目次を作らせる」のは良いかもしれなくて、あるいは読みやすく書き直すとか、要約をさせてみるとか、使い道が無いわけじゃないけれど、今の私に「必須」という感じじゃないなぁ。
長い文章を書きなぐるのはやめて、AIに要約を作らせてそれをアップしろ?
はい。おっしゃるとおりで。m(_ _)m