またですかぁ?
はい、またです。
また「カメラが欲しい」と悩んでいます。これって年間を通して時々、そして必ず出てくる「持病」みたいなもんですが。
最近のスマホは本当にカメラ性能が良くなって、他の方のブログの写真を見ても「これ、本当にスマホで撮ったの?」なんて思うのがありますが、私のスマホは「カメラ機能がいまいち」なんですよ。
日頃撮る写真って、ブログに載せる料理の写真ぐらいしかないのですが、ブログに載せてから見直してみると、「なんだよ、この写真」ってがっかりするのね。決して「恥ずかしい」とまでは思わないけれど、「私は写真を撮るのが趣味です」なんてことは言えない写真だと思う。
でもカメラ機能のためだけにスマホを買い替えるなんてことは考えられない。というのは私はジジーで目が悪いし、指も太いから「画面が大きなスマホ」じゃないと駄目で、やっぱりそちらの方を優先してしまうわけで、今のスマホはサムソンの折りたたみ式で、「開くと画面がかなり大きくなる」からジジーには最適。もう普通のスマホには戻れないと思う。
でも正直なところ、重いし、カメラ機能はイマイチだし、やっぱりiPhoneはすげーなと思ったり。
ちょっと前までは、どう頑張ってもスマホがカメラ専用機に敵うわけがないだろうよと思っていたし、そもそも「ボケ」も好きだし、カメラも一眼レフ、フルサイズセンサーが一番好きなんですよ。でも近年、小型軽量化していると言ってもやっぱりデカい、重い、そしてクソ高いのね。
そんなカメラをホイホイ買って、なおかつ常に持ち歩くなんて不可能。
でも自分のスマホの写真を見ると、じぐそ・・・と思う。「解像感」が全く無い。
カメラはポケットに入らなくても、いつも持ち歩いている肩掛けバッグに収まれば良いのだけれど、今、持っている一番小型のフルサイズセンサーのカメラでも小さなバッグには収まらない。
いや、入らないことはないのだけれど、デカすぎなのは間違いない。だからといって、「いつもリュックを背負っているジジー」なんて想像しただけで落ち込んじゃいます。 (┰_┰)
でもねぇ、一番気に入っているそのフルサイズセンサーのカメラももう古くなってきたのね。もう10年以上前のカメラで、やっぱり最近のカメラに比べると「機能」的にかな~~り悲しいものがある。カメラそのものやレンズは最高なんだけれど、やっぱり古い。
このカメラってフルサイズセンサー、レンズ一体型のカメラとしては「世界最小、最軽量」かもしれない。レンズは固定式ね。カールツァイスの35mmのF2。
Sony RX1R
このカメラが去年、壊れたんですよ。起動しなくなって、大好きなカメラだからとんでもなく悲しかったのだけれど、「新しいカメラを買うチャンスか」なんてことも思ったのね。
そうしたら、1週間もしない内になぜか直ってしまって、今でも全く問題なく動く。これって喜ぶべきことなんだけれど、残念でもあったりして。
欲しいと思ったのを買えば良いじゃないか、なんてことを思うのだけれど、欲しいのは何種類もあるわけで、なおかつ交換用レンズもいろいろ良いのが発売されているし・・・。「贅沢しちゃえ」「馬鹿なことはするな」「分不相応だ」「そもそも持ち歩けないだろう」「好きなカメラは無理をしてでも持って歩け」と耳元でいろいろな声が聞こえてくる。
そんなことを毎年毎年考えているんですよ。だから最近は「新しいカメラの情報は見ない」ようにしていたのね。
ところが今日、自分のブログを見ていて、「なんだ、この写真」と思ったわけで・・・。
細かい話になりますが、カメラそのものより「問題はレンズ」なのね。カメラ本体は、フルサイズセンサーカメラで小型軽量のは発売されているけれど、「レンズが大きい、重い」わけです。フルサイズセンサーとなればレンズも大きいし、私は「ボケが好き」ということは「明るいレンズじゃないと駄目」なのね。で、明るいレンズは「大きいレンズ」となるわけで・・。
こんなのをいつも持ち歩くなんてことができるわけがない。でもこれでもコンパクトな方。
じゃぁなんでスマホのカメラって「米粒みたいなレンズとセンサー」なのに良いのかっていうと、「ソフトが凄い」からなのね。あの小さなレンズ、センサー、それでは「ボケ」が出るわけがない。でも「ソフトでボケを作っている」し、数年前は全然駄目だと思ったけれど、最近はそのソフトの進化も凄いのね。
つまりですね、本来なら、「クレジットカードの大きさ」で「厚さは2センチ」ぐらいで目一杯大きなセンサーとレンズを付けたカメラで、なおかつソフトも良いのを載せれば、「スマホの写真よりぶっちぎりで良い写真」が撮れるはずなのね。
あるいは、もうそれなりに歴史もあって進化も続けてきた「アクションカメラ」、つまりGo Proみたいな小さなカメラでも「スマホよりぶっちぎりで良い写真」は撮れる、というか作れるはずなのね。なんでiPhoneを超える写真が撮れるような小型のアクションカメラを作らないんだ?
あるいはアップルだって、「マッチ箱ぐらいの大きさのカメラ専用機」を作れば良いのに。って世界中で何百万台も売れなければ駄目ってことか・・・。
Go Pro アクションカメラ。こんなのでiPhone を超えるカメラが出てきても良さそうなんだけれどなぁ。
とりあえず、流行りの「コンパクトデジカメ」でも買ってみますかね。小型軽量重視で。
どれが良いか・・・。これがまた優柔不断だから選びきれないのだ~~~~~~~~~~~~。
iphone 15 Proとそこそこ良いソニーのカメラZV-E10(キットレンズ付き)の比較を見ていたら、カメラじゃなくてiPhoneを欲しくなってしまった。駄目じゃ~~~ん。(笑)
ああ、DJI Osmo Pocket 3が発売された時に、これも良いなと思っていたんだった。センサーが「1インチ」ってのが凄いと思う。
iPhoneとの比較もあった。そこそこ良さげなのでDJI Osmo Pocket 3にしてみましょうか。動画主体のカメラだけれど、これからは動画をもう少し撮ってみるのも良いかもしれない。でも動画を撮ると、「必ず編集しないとならない」のが半端じゃなく面倒なんですよね。だから今でも「未編集」の動画だけがどんどん増える状態。
https://www.youtube.com/watch?v=wWsdCxsxNM8
動画に拘りがある人向けのレポート。
やっぱり良さそうだなぁ、これ。DJI Osmo Pocket 3。
私が良いと思うところはいろいろあるんですが、(機械的なジンバル=手ブレ防止の凄さは別にして)特に「被写体にかなり寄れる」のが良いと思う。この手の小型カメラって結構「最短撮影距離」が長いんですよ。でもこのPocket3はレンズから10センチぐらいまで寄ってもピントが合うから、かなりおもしろい画像、映像が撮れるはず。
いろいろ見ていたら、アクションカメラのGo Proの優位性が崩れるようなのも出てきている。
これも良いなぁ。「Insta360 Ace Pro」
Insta360って360度カメラを出している会社なんですが、最近、良い感じ。
新時代アクションカメラと言って良くて、AIチップ搭載でいろいろ自動でできる。
これの「静止画」がどうなのか、そのへんも詳しく知りたいなぁ。8K動画も撮れるみたいなんで、8K動画から「静止画像の切り出し」も試してみたい。
写真・カメラ好きとしては「やっぱり基本的に良いカメラが欲しい」けれど、実際の生活との密着度を考えてみると、良いカメラ+良いレンズって、私の場合は出番が少ないのね。それは「大きくて重い」から。「伝家の宝刀」みたいな感じ?(笑)
もし本当に余裕があって、何台でも良いものを揃えることができるのなら、是非欲しいのはこのカメラ。
「Leica Q3」
世界中に「ライカファン」ってごっそりいるけれど、「価格がぶっとんでる」のね。一式、数百万円は注ぎ込んでいる人が非常に多い。このカメラはもしかしたら「ライカ入門機」みたいなものかもしれないけれど日本で90万円はする。フルサイズセンサーカメラでレンズは固定式。やっぱり「ライカ」と言えば、フルサイズセンサー搭載のレンズ交換型がメインで、数々の素晴らしいレンズがあるのね。でも良いレンズは一本100万円みたいな世界。
でもこのカメラが写し出す世界って本当に凄くて、被写体が本当に目の前にあるような、触れば質感さえわかりそうな「精細感、写実感」があるのね。きっとこの手のカメラを一度でも手にすると、他のカメラで写したくなくなるんじゃなかろうか。
本当に不思議なカメラ。
是非、高解像度の大きなモニターで下の作例を見てみてください。「ピントの切れ」なんて凄まじいものがある。
私には「理屈」が良くわからないのだけれど、このカメラで撮った写真を縮小して「ブログに掲載する」として、当然、その写真の解像度は低いけれど「凄さ」って伝わるのね。
これらの写真の凄さが、今このブログを読んでる貴方の環境でわかりますかね。写真をクリックすると「元画像」が表示されますが、それを見たら本当に驚くと思う。当然、動画もすごい。こういう写真を見てしまうと、私が持っている全てのカメラが「ただのオモチャ」に思えてきます。
手を伸ばせば実物に触れて、毛並みの触感がわかるような気がしませんかね。
料理の写真を撮ることが多い私としては、こういうのを見ると「もう二度と撮るのはよそう」みたいな気になってきます。
誰かプレゼントして~~~~~~~~~~。(笑)
自分で買うにしてもこんなカメラを買ったら「罰」が当たりそうだわ。ていうか、私に使いこなせるのだろうか。
もしかすると、私がいつも「どのカメラを買うかウジウジして決まらない」のは、本当はこのカメラを欲しいからかもしれない。
でも私にはこのカメラを買う「勇気」はほぼゼロに近い。どれほど自分を奮い立たせても「10%」ぐらいにゲージが上がる程度。(笑)
でもこのカメラは爆発的に売れていて、どこでも「入荷待ち状態」だとのこと。凄い世界だわ。マレーシアのライカでは約3万リンギット弱だけれど、売り切れ状態。
その他、結構良さそうなカメラがこの1年でも発売されているけれど、「入門機ではないけれど高級機でもない。でもこのカメラから始めるのは良いです」なんて言われるレベルのカメラが30万円ですもんね。当然、レンズが必要で、交換レンズを複数揃えれば簡単に50万円を超えてしまう。
たとえばこれ。Sony ZV-E1だけど、最近流行りのVlogに良いと言われていてソニーのプロモーションビデオを見ると「若者用の入門機」みたいなイメージ。でもカメラ本体だけで30万円。安売り価格でも27万円くらい。それプラスレンズですからね~。
結局、昔、皆が持っていたような「コンパクトデジカメ」はスマホによって淘汰されたのね。そしてスマホは昔で言う「中級機」レベルまで来ているから、どうしたってスマホ以上のカメラじゃないと売れない。となると、「30万円から」みたいなことになるんでしょう。
あるいは今までの概念のカメラとは違う、アクションカメラとか、小型ジンバル付きカメラ、360度カメラとか、そんな付加価値があるカメラがどんどん広がっている。
しかし、そこそこ良いカメラは30万円からって・・・。
やっぱり不思議なのは、そういう高価なカメラのレポートをする若者が「これは絶対に買いです!」なんて紹介していること。一桁安いカメラならわかるんですが、そういう時代になったんでしょうね~。
インバウンド価格ですか?なんて言いたくなるけれど、外国人にしてみれば「妥当な価格だよね」ってことなんでしょうね。
でも確かに日本の経済が普通に伸びて、ここまでの円安がなければ、きっとそういうカメラも「7~8万円」の感覚なんだろうと思う。
海外ではそこそこ出来る若者の初任給は800万円を超え、30代では2000万円台も出てくる。これは次男坊の住むオーストラリアも同じだけど、日本では夢のまた夢。でも頑張ってやっていればいつか追いつくのか。って海外はそういう目でかつての日本を見、そして追いつき、追い越していったわけで、これからの日本に期待したい。
でも私達みたいな年寄りや、自営業者って自分でどうにかするしか無いわけで、待っていても何も起きない。
かつての田中角栄時代の狂乱物価を思いだすけれど、多くの日本人の収入もどんどん上がった。でも当時の年寄りはどうだったかというと、私の親族たちもそうでそれはそれは悲惨だったのがわかる。結局「主流から外れ」て、「忘れられて」「押し出されて」「そして消えていく」運命ってか?
自分もそういう流れの中で歳を取って70を過ぎてやっと「自分の置かれた立場に気がつく」って、やっぱりアホなんだろうと思いますわ。私なんて60歳になった頃でもまだ「根拠のないふんわりした将来の夢を持っていた」もんなぁ。これって、「高成長時代、バブルの後遺症」かもね。
今の若者は「景気が良かった頃もバブルも知らない」わけで、その分、リアリストなのかもしれない。
頑張れ、若者。インバウンド価格に負けるな!!
歳寄りも若者に迷惑を掛けないように頑張るからね~~~~~~~。一緒に山を登ろうぜ~~~。