また「円安」ですかぁ。日本という国にとっては良いと思うけど・・ & ダボ家の生き残り戦略

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また円安に為替は動いていますね。

2023年から2024年6月23日までの「USD/JPY」の動き。今現在、160円間近。

これって良いことなのか悪いことなのか。

それは「それぞれの立場」によって考え方は変わると思いますが、私は「日本の国」としては【円安は良い】という考え方を持っています。

また個人的にもそうで、かつて私の父は輸出業でしたが「円高」でトドメを刺され廃業。私も貿易をしていましたが「輸出が主」でしたので、長い円高トレンドの中で「益々状況は悪くなる」のを経験してきました。だから「円安のほうが良い」と心情的にも考えていましたし、そして今、マレーシアに住み「2018年に豪ドルから米ドルへ生活の中心を変えた」ので、「円安は大歓迎」となります。

でも「一般的な日本国民」としては【円安は厳しい】と感じるのは当たり前で、「輸入品は高くなる」し「海外旅行にも行きずらい」。ましてや一般国民は「輸出、海外投資をするわけではない」から【円安による直接的な利益はない】ことになる。

でも円安によって「輸出産業は儲かる」し、かつての円高で海外に逃げるしかなかった「製造業」が日本に戻ってくる。あるいは景気も良くなり利益も上がるし、雇用も増える。「国産製品(農産物含む)」は競争力を増すし、日本では「増えたインバウンド」が大きな売上と利益をもたらしているし、そして日本は世界最大の「債権国」で海外資産が大きいわけだけれど、円安によって「含み益が増大」する。これは日本政府も同じで、莫大なドル資産の含み益が凄い。何十兆円のレベル。

でも問題は、利益が出ている多くの企業も政府もそれを一般国民に還元するかというと、それは疑問。

それでも「国全体」で見たら「円安は良い」となるなら、私はそこを重視するべきと思うし、もしも円高で企業も利益が減る、政府もそうだとしたら、「国民に利益を還元する」にしても【その原資がない】ことになればどうにもならず。製造業は空洞化が加速し、雇用も減り、輸出で儲けられない、国産製品の競争力は落ちるけれど「輸入品が安くなり増える」としても、それでは「日本の富が海外に出るばかり」となる。

私としてはたとえ「自分の親がケチ」だとしても、「家としては利益が増大する」ことは重要だと思っています。もしも「国民は円高で大喜び」になったとしても、「日本の国力が落ちていく」のが良いとは思えず。

世界的にも「自国通貨安の方が有利である」というのは常識で、景気が悪くなると「自国通貨安に誘導しようとする」のは世界中の国がやってきたこと。日本も昔は良く「為替介入」をしていましたが、それは「円売り介入」で今の「円買い介入」とは真逆。

「自国通貨高の方が有利」という理論を証明できたら、それは「ノーベル賞級だ」と高橋洋一教授は言う。

でも「円安で生活が苦しくなる国民」はどうすればよいのか。

「それぞれが頑張るしか無い」と大企業や政府が国民を放り投げれば問題が大きくなるばかりだから、政府としても「適正な為替を維持するべき」とどれほど効果があるかわからないにしても「円買い介入」を行う。これって「安く買ったドルを売る」ことを意味していて、これによる財務省は「何十兆円もの含み益が大きい」だけではなく「実際に手にした利益」は莫大なものとなる。でもそれを話題にするメディアも政治家も少なく、「その利益を吐き出せ」という議論は出てこない。そしてそれを良いこととして、財務省+応援団側は「政府の負債は莫大だ」という点ばかりを強調し、支出は絞り、増税をしようとする。

せめて出た利益を移して「負債を減らす」なら良いけれど、そういう帳簿上の操作もしない。

私にはこれって「ヤクザ」「高利貸し」、「昔の悪徳商人」みたいな印象しかないんですよ。

だから国民はやっぱり「それぞれが頑張るしか無い」という結論にしかならない。

私は今「円安の恩恵を受けている」のは間違いがないものの、為替は「大きな時間軸」の中で大きく動くのは歴史が証明しているわけで、今の状態が「両手を上げて大歓迎」とも思わない。というか、「今のうちに為替が大きく動く想定をしてその準備をする時」としか思えず。

その方法は?

そんなことがわかれば簡単に「世界の大富豪の仲間入り」ができるわけで、【円高にいつか動く】という前提で行動すれば「その動きが来なかった時」には大損することになる。今の円安も「まだ加速すること」もあり得るし。

だからやっぱり「臨機応変にどんなときでも利益を出せるスキル」を持つしかない。

これは株式投資や不動産投資も同じで、「利益が出ているのはなぜか?」と問えば、「値上がりしたから」であって、でも「値下がりする時代」もあるわけで、そうなったらどうなるのか。歴史的に「損した人たちは口をつぐむ」だけのことで、「値上がりで利益を出した人たち」のいうことを真に受けるのは馬鹿げていると私は思う。

また「利益が出るまで待ち続ける」のも冗談だろ?と思うわけで、お金が必要な時に「株を安値で叩き売るしかない」なんてことも起きるし、「買った価格に戻るまで待つ」のに30年以上掛かったのが日本であり、絶好調のアメリカ株も、10年以上は「含み損を抱えた時期」も当然ある。

「遊び金で投資をする」ならそれでも構わないけれど、「将来、使いたい時に使う」のを前提とした場合、「利益が出るまで待つ」みたいな運任せの手法が良いわけがない。

だから、為替も株式も不動産も「値は常に動く」ことだけは間違いがなくて、【値は常に動く】ことに焦点を当てて、そこから利益を生むべきだと「考え方を変える」事が重要だと思う。

オーストラリア在住時だけれど、私が「投資を生業としている」のを知っていた非常に仲の良い友人は(私はトレードのことをブログには書くけれど、一般生活上は全くその話はしない)、株式が下がってくると「ダボさん、大丈夫?」と声をかけてくる人でした。「全く問題はありません」と当時「日経225の先物の売買」を中心にしていた私は答えるのだけれど、その彼は「不思議そうな顔をする」だけだったのね。

彼にしてみると「投資とは買うこと」という固定観念があって、「下げている時には売って(ショート=空売り)利益を出す」なんてことを全く理解できない人でした。私も詳しい説明はしなかったし、ましてや「デイトレード」なんて言葉も無い時代でしたから、その辺も話さなかった。もちろん「デイトレードが正解」ということではなくて、私がセッカチで、商人の出ですから「毎日の売上、利益を積み上げるのが何よりも重要」だと考えるからだけのこと。そしてデイトレードって「常に持ち玉(ポジション)があるわけじゃない」し、気が乗らない時には何もしないから「気が楽」なのね。長期で遊びに出てもOK。

当然、夜中や土日、祝祭日みたいに「市場が閉まっている」時はポジションがないから、突発的な「大災害、大事件、大事故」が起きても全く関係ない。911のNY同時多発テロの時には本当に驚いたけれど、「実害はゼロ」でした(利益もなかった)。またトレード中にそういう事が起きても、「いの一番に市場が反応する」から、値動きを見ていると「何が起きたのかわからないけれど、何かが起きた」のは【すぐにわかる】のね。「動く方向に乗る」のが私の基本だから、「動く理由はわからなくてもそれに乗る」わけです。そしてそれから時間が経って、「ニュースにそれが出る」わけで、その時には「もうすでに市場は大きく動いている」のが普通。

ま、それは「デイトレのメリット」で、私はそれが性に合っているだけの話し。

そして「刻々と変わる値動きに乗る」のが私の基本中の基本で「上がるだろう、下がるだろう」という「予想=期待」で買ったまま、売ったままで放置というのはありえない。上がると読んでいても「下がれば売る」のが鉄則。これは「暗号通貨」も全く同じ。アメリカのインデックス、オルカン投資も同じ。

これはたとえ「長期投資」でも同じ考え方を持っていて、いつかデイトレなんて心身ともに疲れる面倒なことは出来ないときが来るのは間違いがないので、「中長期投資」に【移行する時】は必ず来る。

でもま、その前に、子どもたちに「相場の動きで利益を出す基本の基本」を教えてから、引退というか、「中長期投資」でのんびりしたいと思っています。

さてさて、為替はどういう風に動くのか。これは株式も同じで、【将来のことは神様にしかわからない】という大前提でいて、そりゃ自分の読み、予想もあるけれど、それを重視することは絶対にありません。自分の読みも「多くの想定するべき考え方の一つでしか無い」という位置づけ。当然、「自分の読みとは真逆の動き」も想定して作戦を練るわけです。

でもその考え方がベストだとも思っておらず、「君子危うきに近寄らず」と【何もしない】で、利益は望まず、収入や資産の変化に合わせて生活を変えるのも良いと思うし、ネットや書籍を読み漁って「上がるの下がるの」と予想をして、それを元に投資をするのも良いでしょう。

ただ「私の基本はこうだ」というのをこのブログに書いているだけのことで、「こうするべき」とも思わないし、オススメもしない。でも息子たちには「これ以外のことは考えるな。無駄だ」「想定は重要だけれど、予想+行動とはギャンブルするときの考え方だ」と【かなり激しい押し付け】をしています。(笑)

そもそもまだ30代の息子たちには「資産運用するほどの資産はない」わけで、まずは【資産形成】を考えるべきで、巷の毎月アメリカインデックス、オルカンを買うとか、そんな遠い将来、それもどうなるかはわからないような長期投資を考えるべきではないというのが私の考え方。まずは「積極的に利益を積み上げて資産を作るにはどうするべきか」が重要。そして「そのノウハウ」は「どんな時代にも生き残れるノウハウ」に繋がるわけです。

そのノウハウは、手法の細部は違うにしても、「基本的な考え方」として私がいつもブログでオススメしているユーチューブ動画からもわかるはず。

Nobu塾

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【量子論ハイボールバラエティー系プロトレーダー】 はじめまして、金融の格闘技FXや株で得たファイトマネーを前途ある若者…

石原順氏

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毎週火曜日の夜に配信予定 ホットトピックに対する見解やニュースの裏側を現役ファンドマネージャーの石原順さんが解説します。…

その他、良く紹介するレバナス1本リーマンさんや、モハPチャンネルさんは「この業界の主だった見方」を理解するのに適していると思うだけで、彼らのいう「投資方法」は全く私とは違う。でも世の中を見るのに非常に参考になるので見ているだけ。

ただし、下で紹介する人の知識や考え方は「投資家には絶対に必要」だと思っていて、私はかなり一生懸命に、彼から知識や考え方を吸収しています。特に「債券投資」で資産運用を考える人には「必須」だと思っています。ただし、彼の基本は「長期投資の資産運用」であって、私のように「短期売買で利益を積み上げる」ことは一般的ではないし触れていません。でも「短期売買で出した利益」だろうが「給料や他の収入を貯めた資金」だろうが、必ず「いつかまとめて長期投資に回す」のは間違いがないので、彼の考え方は重要となる。

そして「いつの日か、資産運用だけで生きていく」のがダボ家の理想でもあります。ただ「日銭の稼ぎ方がわからない」としたら、世界に大きな変化が起きた時に、「生き残るのも再起も不可能」だと私は考えています。そもそも「資産運用の元手をどう稼ぐか」の議論もスキルも無ければ、資産運用も「絵に描いた餅」でしかないのですから。

逆を言えば、資産運用が下手くそでも「日銭を稼ぐ能力」があれば【どんな時代でも生きていくことは可能】となると私は考えるし、「日銭はすべての基本」(月収、年収も同じ)だという考え方に変わりはありません。それは「刻々と変わる流れに乗る(トレンド重視)ことで利益を出す」という考え方を持つべきという意味であって、そしてそれは「手に職を持て(お金を稼ぐスキルを持つ)」という古い考え方と同じで、私はそれは永遠の真理だと思っています。

そういう意味で、この人の話は「他に収入を持つ人(たとえばサラリーマン)向け」に思うし、多くの方々にとって非常に有意義だと思っています。

【ヨウヘイ】元証券マンの誰でも分かるお金の話

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※週2回(木曜19時と日曜19時)で更新予定! 投資商品を一切売らない独立系ファイナンシャル・プランナーの「ヨウヘイ」…

それとちょっと気になっているのは「マレーシアリンギットvs日本円」の動き。

2011年から今までの動き。マレーシアリンギットも弱いですが、それより弱いのが日本円。

リンギットの対米ドルはこんな動き。史上最安値近辺でウロウロしている。

私はリンギットは「必要以上の額を持たない」と長い間やってきましたが、この安すぎるってのも嬉しい反面、この状態が良いとも思えないのね。「儲かった」のは「損した」のと同じというか「同じ紙の裏表」なのね。やっぱり「適当なところで安定している」のが私は嬉しい。マレーシアに住んでいますが、リンギットの変動をヘッジする方法もないのに変動に悩まされたくないのが本音。

しかし為替も含めて、「将来、世界がどうなるのか」は想像は出来ても実際にどうなるかはわからない。

BRICSが「アメリカ離れ」の動きを明確にしていて、石油界の巨頭であるサウジアラビアがBRICSに加盟すると言い出し、米ドルの覇権を支えていた「石油の決済には米ドルを使う」という約束ももう終わりを告げた。これってかなり大きな変化で米ドルに何の変化もないと考えるのは無理があるかもしれない。でも為替相場はこのことで動いていない。

そして今、マレーシアもBRICSに参加すると表明

ま、「アメリカにくっついていれば大丈夫」という時代では無くなったのは間違いがなくて、それは「アメリカの世界GDPの占有率の低下」であり、「超巨大なアメリカの債務」そして「国力を裏付ける軍事力の低下」で、「今までのアメリカとは違う」のは誰にでもわかるし、新たに「トータルのGDPも大きく伸びているBRICS連合」に参加するべきだと中小の新興国が考えるのも当たり前。

どうなるんですかね。

でも私は「アメリカの時代、米ドルの覇権は終わる」とは思っていなくて、BRICSが大きくなり力を付けてきたとしても、政情も経済も不安定な彼らの通貨が「米ドルに変わる」なんてことは私には想像も出来ないのね。それどころか「金持ちになったら米ドルを持つ」という昔からの習慣は当分の間、変わるとは思えないし、BRICS内で得た利益をどの通貨で持つのかと考えた場合、その候補が私には浮かばない。

また、今は米ドルの金利は高いにしても、ではBRICS内ではどうなのか。資金調達をするにしても「どこの誰がBRICSを信用して低金利で金を出すのか」を考えた場合、やっぱり米ドルに頼るしか無いのは、中国の近年の動きを見ても明らか。ロシアにしてもインドにしても、誰が彼らの通貨を持ち、あるいは彼らの通貨で金を貸すのか考えても、そんな時代はまだまだ先の話としか思えない。

でも「アメリカが力を落としている」のも間違いがなくて、突然、大きな変化が来ることはないにしても10年、20年という年月をかけて世界は徐々に変るだろうとは思っています。

そして日本も同じで、アメリカからいつまで経っても独立できない日本。それどころか岸田政権のように、アメリカべったり、中国にもべったり、そして正義感を振り回してロシアとは距離を取り、ヨーロッパの出来事である「ウクライナ支援」に巨額の税金を投入してのめり込む日本は「ええカッコしい」にしか思えないし、日本国内は疲弊が続くばかり。

「米ドルの終焉」を考える時に、それが「円高につながる」と考えるのは浅はかかもしれず、「アメリカと日本が共に沈む」ことを想定することも重要だと思う。つまり、たとえば1ドル160円のままで、米ドルも円も「世界の中で安くなる」という想定も重要だと思っています。

これはマレーシアに住む多くの日本人が「マレーシアリンギットと日本円の関係」に気を取られているとうまくないのと同じで、「円もリンギットも非常に弱い状態」なのがわからなくなってくるのね。「日本円を持つべきか、リンギットを持つべきか」ではなくて「どちらも駄目になっている」のが今の現状。

では米ドルを持つべきかというのも短絡的で、でも今だに世界の中心である米ドルの【強さ】を考える時に、ドル円を中心に見るのはうまくなくて、世界の中の米ドルの強弱を見るのが重要だと私は考えています。

その時に見るべきチャートは、ドル円ではなくて「アメリカインデックス」だろうと。これが「米ドルの強さを見るチャート」だと私は思っていて、これが安くなってくると共倒れしそうな日本も危ないと考えています。そしてもしその時、円高だとしても「円が強くなった」様に見えるだけで、米ドルとともに日本円は沈んでいくのかもしれない。

いつの日かこの米ドルが弱くなってきた時に、ではどの通貨を持つべきか。まさか中国元、インドルピー、ロシアルーブル、ブラジルレアルかなんて私には到底考えられないし、冗談じゃないと思うわけです。もしBRICSの統合通貨が出来たところで「信用もない弱い通貨の集合体」が良いわけがないと思う。

差別発言になるかもしれませんが、私は「所詮、発展途上国は発展途上国」という考えを持っているし、彼らが団結して力を持とうとするのはわかるけれど、「安定性」は非常に大事で、政治的にも経済的にも「不安要素」が大きな発展途上国が「アメリカ、米ドルに替わる」なんてことは想像できないのです。

そもそも自国の通貨が不安定で「米ドルにペッグしてきた、している」国々がどうやって米ドルに立ち向かうつもりなのかと思うわけです。

きっと「通貨を分散して持つべきだ」なんてポートフォリオ信奉者は言うと思うのだけれど、ポートフォリオ重視は「なんの戦略も持たない人たちの逃げ道」だとしか私には思えず、やっぱり「利益を出すには選択と集中が重要」で、それを重視した場合にどうするべきか。

でも選択を間違えれば大変なことになるわけで、だからやっぱり「臨機応変に為替の変化で利益を出すスキル」が重要となると私は思っていて、その時、たとえ日本円、米ドルを中心に持とうが、それらが消滅するわけでもなく、それらの変動で利益を追求できればよいという考え方。

「為替を制するものが世界を制する」という格言は間違いではないと思っていて、でも為替ほど多くの理由で変動するものもなくて、将来を読むのは非常に難しい。

「だったら将来を読まなければ良い」というのが私の出した結論で、それは突き詰めれば為替だけではなくて株式も同じ。暗号通貨も同じ。

今の世の中は「上げても下げても利益を出せる」ところが重要で、「流れに乗って利益を出すスキルを磨く」しかないと思っているし、それは株式もインデックスも暗号通貨も同じ。

「流れに乗って利益を出すことなんか出来ない」とするなら、対象は為替でも株式でもインデックスでも何でも、予想に妄想と期待と勘違いを交えて「ギャンブルをするしか無い」と思っています。

そしてそれは「積極的投資を放棄すること」とイコールで、それならリスクを回避するためにも「何もしない」のが正解となるのかもしれない。

「どうするべきかわからない」とするなら、やっぱり上に出したNobu塾のNobuさんや石原順氏の様に「変動の中でどうやって勝つか」のノウハウを学ぶべきだと私は思うし、私もこのブログに長い間、書き続けてきたのはまさにそれ。

アメリカインデックス、オルカン?暗号通貨を持て?外貨投資?金投資?

そんなレベルでどうにかなるなら、誰も苦労しないし、世界から貧乏人はいなくなる。

「何を買えば儲かるのか」とそればかり気になる人が大半だけれど、「何を売れば儲かるのか(ショート=空売り)」という考え方も併せ持つ必要があると思います。「売りと買いは同じこと」という認識を持って動きを見てそれに対応していると、上がっても下がっても利益を出せる自分になれる。

それが「激動の世界で生き残るはじめの一歩」かもしれない。

でもそれさえも出来ない、したくないとするなら、やっぱり「投資はしない」「コツコツ働く」「お金を使わない」「貯める」「変化に身を任す」、あるいは「企業や国の助けをあてにする」のが惟一のサバイバル方法かもしれない。

でもそれでどうにか生きてこれたのは「過去の話」で、これからの激動の時代、それでどうにかなるとは私は思わないだけのこと。でも60歳も過ぎて、あるいは定年になってからやる気を出すのは、どうでしょうか。それに関しては私は「保守的」に考えたほうが良いかもしれないと思っています。

 

 

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