心臓に問題がある人が多いのに驚いた

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去年、偶然、私の冠動脈に「詰まり」があるのがわかって、今年の始めに「冠動脈にステントを入れた」わけですが、このことを知った知人、友人から「私もだ~」なんて話が多い。

普通、そういう話はしないのが日本人的ですが、私はブログでも「普通、書かないことも書く性格」です。だって「自分ではない誰かが書いているようなブログ」って自分の記録としても意味がないように思うから。

で、ステントですが、「私も入れました」とブログ友達がコメントしていたこと。私の親しい友人が「俺はステントが5本入っている」と教えてくれたこと。そして近親者が「突然、具合が悪くなって病院に行ったら即、入院・手術でペースメイカーを入れた」と。これらのことは、私がステントを入れたという話題を出さなかったらわからなかったこと。

私の狭い交友範囲でもこんな話が出てくるってことは、日本全体で見てもすごい数の人達が「爆弾を抱えている」のだろうと思いました。

私の場合、定期診断時に「たまに胸が痛くなるんですよ」とたまたま言ったら先生の顔色が変わって「即、検査しましょう」とCT検査。そしてステントをすぐにでも入れましょうとかなりのスピードで動きました。

もし私が「たまに胸が痛くなるんですよ」と言わなかったらどうなっていたのかを想像するとゾッとします。

「うっ」と胸を抑えてそのまま逝っちゃうなんてことが起きたのかもしれない。

実は私の祖母は「朝起きたら冷たくなっていた」状態で、それはヨメさんのお父さんも同じ。まさに「医者の不養生」で50代になって突然、他界。それによって何代も続いた病院も閉鎖、子どもたちもまだ若く、後に家も崩壊し一家離散するような大事になった。

もしも「心臓に気をつけていたら違う人生があったのかもしれない」なんて強く思うわけです。それは残された遺族たちも同じ。

日本の死因ランキングを見ると「ガンが1位、心疾患は2位」で、心疾患は結構多い。でも悪くなるまでなかなか気が付かないのかもね。そして発症したときの死亡率は40%に達するそう。でも入院している最中なら10%に下がるとのこと。

だから早いうちに「ステントをいれるなり、バイパス手術をする」と多くの人は助かるのかもしれない。

前兆としてはこんなことがあるとのこと。

  • 胸痛、胸の圧迫やしめつけ感
  • 胸焼け
  • 腕・肩・歯・あごの痛み
  • 痛みが数分程度で治まる
  • 胸痛などの症状を繰り返す
  • 階段や坂道を上る時に症状を起こしやすい
  • ちょっと歩いただけで息切れして、少し休むと回復する
  • 疲れやすい
  • 倦怠感
  • 下肢のむくみ(浮腫)
  • 夜間頻尿

それと最近、歳を取った自分の変化も強く感じるようになり、若い頃、そして50代までは「暴飲暴食」をしてもなんとも無いし、「健康であることを意識する必要もなかった」と思うんですよ。

でも私も70代になり、あちこちが悪くなって来たのがはっきりわかるのね。

私のかなり親しい友人は「人工肛門」をお腹に付けているし、知り合いの老人で「挙動不審」でかなりの頻度でお手洗いに行く人もいる。だから「シモ」の方に問題を抱えている人も多いだろうし、スーパーに行っても「大人のオシメ」がごっそり売っているのもそれが理由なんでしょう。

そして大病を患っている人、障害を持つ人も多い。でも昔に比べれば、多くの人が「外に出る」様になったのは良いものの、「問題が解決したわけじゃない」んですよね~。

「出かけたくない」「飛行機にも乗りたくない」人って結構いるし、私もそうなんだけれど、そういうことなんでしょうね。思い出すのは私の結婚式ですが、祖父は「万が一のことがあると迷惑をかけるから出席しない」と頑なに出席を拒んでいましたっけ。なんで?どういう意味?なんて若い私は思っていたけれど、今になるとどうしてなのかがよく分かる。

だから前だったら考えたこともない「健康管理」をするようになりました。食べる物もそうで、かつては「食物繊維を多く摂る」なんて考える必要もなかったのが、今では「食物繊維が少ないとかなり調子が悪い」のがはっきりわかりますし、腎臓や肝臓を守るためにどうしなければならないとか、結構、真面目に勉強し、実践しています。

多くの健康体の人達が「健康を維持するためにああしようこうしよう」と考えて実行しても「すぐにその効果がでるわけじゃない」と思うんですよ。私がそうでした。でもやっぱり油断大敵で、「車の調子が悪くなる前にちゃんとメンテナンスをすることが重要」なのと全く同じことが自分の体に関しても言えるのだと、今は思うようになりました。

当然、歳を取っても「あまり気にしない」人も多いわけですが、そういう人達が近い将来どうなるかは「答えが出ている」のかもしれない。

私は何が何でも長生きしたいと考えるタイプではありませんが、まだやるべきことが出来ていないですから、もう少し、生かせてもらいたいと思っています。

 

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