やっぱり「暗号通貨取引の口座開設と入出金」で手こずっています & 我が家の方針

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「暗号通貨取引の口座開設と入出金」に関してですが、今回はどうにかなると思っていたのですが、やっぱり前回と同じく、なかなかうまく行きません。

口座開設で手間取っているんだからどうにもならず。

今回はマレーシアの取引所に口座を開こうと思ったのですが、そこでも「本人確認」で止まっています。MM2Hのビザがあれば大丈夫なはずなのに・・・。

また口座が開けたところもあるんですが、出入金が簡単とは思えない。

ちょっと1000ドル分、買っておこうかみたいな感じならどうにかできそうなんですが、金額が大きくなるとクレジットカードというわけにもいかず、暗礁に乗り上げたまま。

不思議ですよねぇ。

マレーシアには日本から何億、何十億もの暗号通貨を持つ「長者」が続々と移住してきているようなのに、皆さん、どの取引所を使っているんだろうか。

その辺の情報を探しても全く出てきません。

彼らはきっと「ドバイ」当たりの取引所を使っているのかもですね。マレーシアの取引所はやっぱり規模も小さく、取り扱う暗号通貨の種類も少なく、「田舎の取引所」という感じはありますから。

ま、情報ってのは「同じようなレベルの人達」の中で交換されるものだし、私みたいな初心者、ましてやブログに何でも書いちゃうようなタイプに情報を教えてくれる人はいない。(笑)

「暗号通貨を買ってみました」的なマレーシアのブログはそこそこあって、どの取引所が良いとか、どうやって口座を開設するのかの説明もあるんですが、マレーシアでは一番取引高も多いと言われている「Luno」でも、Proof of residencyのところで止まっている状態。Visaの確認なんですが、MM2Hでも良いと言われているのに、そもそもオンラインのデータ入力するところが変なのね。パスポートのVisaの部分の写真を送るわけですが、その後に「the back of the long term pass」の写真も送れと。

the back of the long term passって何?

とりあえずサポートと連絡を取り合っている最中ですが、なんだか出足が悪いとやる気が失せます。口座開設の後は入出金のハードルが待ち構えていますし。

「ビットコインの先物」を売買する取引所(MEXC)の口座は開設できたのですが、そこにお金も送れない、暗号通貨も送れない状態。ばかみたいですよねぇ。

今回も次男坊の口座を利用させてもらうしか無いかも。

「近よるな」という警鐘のような気さえしてきます。

---(追記)---
 

どうにかマレーシアの取引所の「Luno」に口座開設ができました。

「long term pass(MM2HでOK)の裏表の写真を送れ」というわけのわからないことに関しては、まず普通にパスポートのMM2Hビザをスキャンしたものを「表の写真」として送り、「裏の写真」に関しては、表の写真をちょっとずらしたものを送りました。つまり、表の写真を2通り送ったわけです。

なぜ裏の写真用のは「ちょっとずらした」かというと、「同じ写真の場合はシステムがはじく」ようになっているから。承認には2日掛かりました。

Lunoで買える暗号通貨の種類は少ないようで、とりあえず本日2024年7月30日の時点では次の通り。

まずは自分のアカウントに「キャッシュ」を振り込まないとなりませんが、その「方法と限度額」は以下の通り。

銀行振込の場合は、2-3日掛かりますが、日本円換算で約1000万円までは大丈夫。

振込を行う銀行口座は、Lunoと同じ名前の名義である必要があって、他の名義での振込は不可。また限度額以上のお金を振り込みたい場合は、「日にちをずらせば大丈夫」の様子(要確認)。そしてそれは「出金も同じ」なのかもしれない(要確認)。

私の場合、Lunoの口座が開ける前に、ビットコインの先物を売買するMEXCには入金(暗号通貨で入金)を済ませていたので、まだLunoの口座にはお金を振り込んでいません。

ただ気になるのは、Lunoでは(私のトレードの基本となる)USDTを扱っていないのね。だからLunoを通して他の取引所とやり取りする場合にはLunoで扱いのある暗号通貨に替える必要がある。これの検証は後日やってみるつもりで、今の時点ではなにか問題があるかどうかはわからず。

もし読者の方で、「Lunoでの口座開設」に関して質問がある方は、ご遠慮なくコメントに残してください。私の分かる範囲でお答えします。

でも「口座開設以外のこと」は、私には全くわからない状態。(笑)

ただ、大事なポイントとしては、マレーシアの居住しているVISAに関してですが、MM2Hなり就業ビザなり、「長期滞在可能なビザ」が必要で、「観光ビザ」では駄目なはず。

それと「暗号通貨同士のデイトレ、売買」に関して、どうしてMEXCを選んだかと言うと、規模としてまぁまぁ大きいということと、「手数料の安さ(非常に重要)」があるから。

ただし、何度も書きますが、私が「ビットコイン先物」のデイトレを始めようと思った理由は、「24時間、365日、売買が可能」という点が一番で、一般的なFX、商品先物の場合、「トレードする日、時間帯に制限がある」から。

私の目的は「ダボ流のトレード手法」を「(サラリーマンで、トレード可能な時間帯に制限がある)シドニー在住の次男坊にすべて教えたいからなわけで、彼とdiscordで常時つなげて、同じチャートを見ながら意見交換をしつつドレードをしたいから。もちろん長男も同じ様にセッティングをして、親子3人で同時進行するつもり。きっと「怒声のやり取り」の中でやることになるんでしょう。(笑)

昨日、3人で「トレード手法」に関してdiscordで話をしたのですが、もうこの数カ月間で次男は次男の「ベストな手法」を編み出していて、それで多い日は1日1000ドル以上稼ぐこともあって、「半端じゃない自信を持っている」のね。でもその手法は一般的ではなくて、彼が得意の統計を用いた「数ピップ狙いのスキャル」なんですよ。

細かいことはここに書いても意味がありませんが、彼の手法は決してアービトラージではないのだけれど、スポット(現物)のチャートと先物のチャートを見比べながら「ある特殊な動きの違いがある」のを見つけて、それで稼ぐ手法。そして売買対象は「Sonalaの先物」です。

私にその手法を教えると次男坊は言っていますが、「私はそれに興味がない」と言ったらまぁ怒ること怒ること。(笑)

もし「今はそれで稼ぐことが可能」だとしても、対象はSonalaであって、出来高も「その手法だとすぐに頭打ちになる」のがわかるんですよ。つまり「手法が確立したら、あとは売買ロット数を上げれば利益も増える」ということじゃないってこと。出来高が少ないってことね。

またMEXCの先物の「板情報」ですが、これは「実際のトレーダーの注文ではない」のは板を見るとわかるのね。つまり「円滑なトレードを促す」ために「取引所がマーケットメーカーとして作った板情報」なのがわかるんですよ。だから実際の売買を見ていると「売買頻度は少なく、出来高も小さい」のね。要は「作られた市場」だということ。現実は小さな市場なのに、「大きな市場で誰にでもチャンスがあるように【見せかけている】のが明白」なのね。

これが何を意味するかと言うと、取引所が「アルゴリズムを変更する」だけで、【ある種の手法が使えなくなることもありうる】わけです。

ましてや、前に書いたように、「突然、次男坊の口座が凍結された」なんてこともあった。これはすぐに解除されましたが、つまりですね、普通の株式やETF、商品先物のように「実際のトレーダーの注文を仲買する普通の取引所ではない」ってこと。

これは多くのFXの証券会社と同じようなもので、もしかすると「私達が売買する相手は、他のトレーダーではなくて、取引所そのものかもしれない」のね。

この辺の確認は取れていませんが、暗号通貨のスポット、つまり現物の売買ならいざ知らず、【暗号通貨の先物って何だ?】ということ。それも先物(Futures)と言い方を彼らはしているけれど、先物に「限月がない、永遠の先物」なんですよ。この辺は先物ってなんだ?というのがわからない人にはピンとこないでしょうが、一般的な先物としては「ありえない先物」なのね。

だからCFDもそうですし、多くのFX業者がそうであるように、「作られた市場」であって、実際の売買をするトレーダーの「仲介業務ではない」かもしれない。

これがなぜ駄目かと言うと、「売買相手は証券会社」だとしたら、彼らの思惑でどうにでも市場がかわってしまうということ。かつて私はFXをやらなかったのはそれが理由で、「実際の為替の売買は行われていない」なんて、まるで「競馬のノミ屋と同じ」だと思ったから。だから為替のトレードをするなら「ECN」と呼ばれる実際に銀行間取引の市場で売買できるFXしか私はやらないし、あるいは実際にトレーダーの注文が存在する「為替の先物市場」で売買します。

ま、「とりあえずやってみよう」みたいなトレーダーなら、手数料が安いとか、スプレッドが小さいとか、そういう事が重要なのはわかりますが、それって「そういう風に証券会社が作っているだけ」なのを忘れちゃならないのね。そもそもスプレッドがない、手数料も安いとしたら、【どうやって証券会社は利益を出すのか】を考えてみれば、「なにかおかしい」ことぐらいは誰でも気がつくはず。

私は暗号通貨の市場のことは全くわかりませんが、MEXCの暗号通貨の先物市場をちょっと見ただけで「これは普通の先物市場ではない、作られた市場だ」というのがすぐにわかりました。でも「他の取引所」はどうなっているのかはわからない。

だから本当にトレードで大きくなりたいとしたら、そういう市場で勝負をしていたら駄目だと考えるわけです。

でもそんなことを「トレードそのものも良くわかっていない次男坊」は、「MEXCの先物市場にややこしいもの、怪しいものもある」ということがわからないのね。

でも「今、儲かっているんだからそれで良いじゃないか」という。

そもそもそういう考え方が「初心者」なのね。というかそんなのは「誰しもが通る道」で、「俺は面白い手法を発見した」とか「俺って天才かも」なんてのは【誰でもがそう思う時がある】んですよ。私もそうでした。

ところが、何かの歯車が狂ってくると、その手法は使えないとか、勝てないなんてことは普通に起きる世界なのね。

じゃ、そこからまた「新たな方法を探せば良いじゃないか」というのは正解といえば正解ですが、それを繰り返していると10年、20年はすぐに経ってしまうのがこの世界。

私が息子たちに伝えたいのは「汎用性のある売買手法」なんですよ。

売買対象が暗号通貨のSolaraだろうがBitcoinだろうが、あるいは為替のUSD/JPY、現物の金(Gold)だろうが、石油の先物だろうが、あるいはありとあらゆるETFだろうが、そしてここが重要なんですが、1分以内に勝負をするスキャルだろうが、数分~数十分のデイトレ、あるいは1日をまたいで週単位にもなるスイングトレードだろうが、あるいはもっと長い目で見た年単位の「為替の動き」、「日経225の動き」だろうが、「チャートを見た時に、今は買い時か、売り時か、あるいは静観するべき時か」がわかるような「基本中の基本」を息子たちに教えたい。

そして次男坊と話していて面白いのは、「今は静観するべきか、出撃するべきか」というのをほとんど気にしていないのね。

この「待つ」というのがトレードでは何よりも大事だと私は思うのだけれど、初心者は「いつでも勝負できる」と思う人が多いのね。また、ちょっとトレードで勝てるようになると、そういう「自信過剰になる」のが普通。これは私もそうで、「俺って天才か?」なんてこの30年以上の間に何度思ったことか。(笑)

これって新NISAを始めた人も同じで、「口座を開いてお金を振り込んだ」後に、【すぐに何かを買ってしまう】でしょ。「投資とは1にタイミング、2にタイミング、3,4がなくて5にタイミング」と言われる世界なのに、【今、すぐに買ってしまう】って何?そもそも「そういう人が勝てるようにはなっていない」ことを理解する必要があるし、専門家もインフルエンサーも【その大事なことをまず最初に伝えるべき】で、「タイミングを言わないで【買え】というのがいかに無責任か」を知るべし。また「売り時」の話もしない人ばかりでしょう。これも「絶対に有り得ない」のをどうして多くの人が気が付かないのか本当に不思議。

でもそこに初心者でも気がつく時、また自信過剰でもその自信が打ち砕かれる時って必ず来るのね。

だから「初心に帰って頑張ろう」なんて思っている内に10年、20年という月日が流れてしまう。それもまた私が経験したことでもあるんですよ。(笑)

そういう意味で、「トレードをするための基本的な考え方」を知るには、これもいつもこのブログで紹介している「石原順氏」の考え方が非常に有用だと思っています。

YouTube

毎週火曜日の夜に配信予定 ホットトピックに対する見解やニュースの裏側を現役ファンドマネージャーの石原順さんが解説します。…

また、ついでと言っては申し訳ないけれど、いつもこのブログで紹介している「モハPチャンネル」さんの動画ですが、これは「レバナス一本リーマン」さんと同じく、「今の情勢をどう読むか」という意味では重要だと思いますが、問題は「彼らはトレーダーではない」のね。でも「投資家」なのね。トレーダーと投資家って何が違うのかと言われると困るのですが、私の中では大きな違いがあって、ま、投資家というのは範囲が広くて、長期投資が主で、小さな値動きは気にせず、ファンダメンタルズを重視して「Buy & Hold」を基本とする人達。でもトレーダーは投資期間は長い、短いは関係なく、その時その時の動き、情勢を見て「頻繁に買ったり売ったりする。空売りもする」し、「ポジションを持たないこともあって、それも作戦の内」みたいな。

これが何を意味するかと言うと、みなさんが「大手の機関投資家なら良い」でしょう。でも私みたいな雑魚のトレーダーだった場合、彼らの考え方では「安定した利益を出すことは非常に難しい」のね。

特にモハPチャンネルさんの最近の動画には驚きました。やっぱり彼はトレーダーではないと思ったし、この考え方では我々みたいな雑魚が日の目を見ることはあり得ないと思いました。

この中のどの部分に問題があるかというのを細かく書きたいとも思うのですが、そこまで気になる読者も多くはないでしょうし、それは書きませんが、彼の一貫した考え方として「予想をする」というのがあるのね。そしてそれは多くの人が「常識でしょう」と思うはずですが、私の考え方の基本は「予想をするから勝てない」なんですね。

ま、この辺を説明するのも理解するのも簡単ではないと思いますが、それが前提にある限り、「予想の大波の中に埋もれてしまう」だけで、「眼の前にある利益を逃す」と私は考えます。またこのような「損切りの考え方」では雑魚トレーダーが生き残るのは不可能だと思います。でも皆さんが「機関投資家になりたい、勤めたい」と思うのであれば、モハPチャンネルさんの思考方法が重要となる。そしてモハPチャンネルさんはやっぱり「ファンダメンタルズ重視」で「テクニカル分析では勝てない」と信じているように思えます。

この「ファンダメンタルズVSテクニカル」の議論は「永遠のテーマ」だと私は思っていて、私は「テクニカル分析派」なだけで、ファンダメンタルズ分析が駄目だとは思わない。ただ、ファンダメンタルズ分析って半端じゃなく難しいわけで、相場の動きを左右する「根拠」は数限りなくある。そして「それの何を重視するのか」で結論も変わってくる。私は、雑魚トレーダーにそれを判断するのは不可能だと思っているわけです。これはどれほどの専門家の意見を聞いても同じで、そもそも「専門家の意見も統一されたものはない」じゃないですか。これを悪く言うと、あえて悪くというとですね、「どの競馬の予想屋の話を重視するべきか」と同じことが起きるのね。

でもテクニカル分析は「誰がなんと言おうと間違いのない過去と現在の【値の動き】を重視している」わけで、私の場合は、そこから「ベクトル」、つまり【方向性と力の強さ】から今後の動きを想像するわけで、私はそれは「物理の法則に則っている」とも思う。「誰かが投げたボールの軌跡をみれば、そのボールがどこまで飛んでどこに落ちるのか」は想像できるのと同じ。でもそのボールが着地した後にどう動くか、明日はそのボールがどうなっているのかまではわからない。

これは「時間軸を長く見る場合」でも同じで、たとえ「週足」で何年もの動きを見るときも同じで、どういう動きの時には「見逃す」のか「買う」のか「売る」のか、あるいは「買ってはならない時期」「売ってはならない時期」って見えるはずなのね。

USD/JPY 週足 2015年から今までの動き

もしこのチャートを見て、「どの時点でどうするべきか、全く検討もつかない」のであれば、チャート分析には縁がないと思って、売りだの買いだの、目標額はいくらだの、理論値はいくらだのとそういう「専門家の予想」を聞いて判断するしかない。

私がまだ若くて元気なら、息子たちにも「どんな手法でも良いから突き詰めてみろ」「その経験は絶対に無駄にならないから」と言いたいのですが、私には残された時間が長くはないのね。

だから「どんな手法が良いのか」を議論する時間は無いんですよ。

私としては「とにかく私のいう通りにやってみろ」と言うしか無いのね。そして息子たちが納得がいかなくても「その手法を覚えて欲しい」んですよ。だから3人で並んで「同じチャートを見ながら一緒にトレードする」ことが重要となるわけです。

そしてその方法を彼らが学んだ後に、自分が好きな方法、気になる手法、ビッグプレイヤーのマネをするのも良いと思うんですよ。

いつもこのブログで紹介する「Nobu塾のNobuさん」の手法を真似するのも良いと思う。

YouTube

【量子論ハイボールバラエティー系プロトレーダー】 はじめまして、金融の格闘技FXや株で得たファイトマネーを前途ある若者…

そして、私は思うのね。息子たちが10年、20年と経験を積む内に「オヤジが拘っていたのはこういうことだったのか」と理解する時がいつか来ると思う。

でもそのときにはもう私はいないであろうから、「なぜこの方法が良いのかわからなくても、その方法を学べ」と押し付けています。

長男はもう10年以上、私と二人三脚で、イヤと思うほど「ダボ流を教えてきた」から、基本的なことはもう理解しているのね。でも彼は「基本的にデイトレードを好きになれない」というとんでもない性格。(笑)

その点、次男坊は「生まれながらギャンブル好きな性格」で、「トレードに合いすぎている」のね。だから一発勝負もすれば、攻めるときには攻め続けたり、勝てば自信満々になるし。実は私は「そういう性格な場合、トレードをしない方が良い」と考えるんですよ。だから「ダボ流トレードは長男のほうが向いている」と思ってきたわけです。

「勝負はしない」「自信過剰にもならない」「常に自分を疑う性格」だからこそ、トレード向きだと思うし、それとは真逆の次男坊は「やる気満々」で「自分で市場のアノマリーを見つけ出して利益を出す方法も考案した」のは良いのだけれど、「ギャンブル好き性格」は【いつか足をすくわれる事があるだろう】と私としては気になるし、それで消えていったトレーダーなんて山程見てきましたから。

でもま、まるで性格が違う兄弟ですが、半端じゃなく仲が良いですし、お互い尊敬し合っているのがよくわかりますから、彼ら二人が二人三脚で将来やっていってくれれば「それで良い」とも思っています。

次男坊って昔のサムライだとすれば、関ヶ原の戦いの時、どちら側についたとしても【刀を振りかざして、先頭を走って突撃するタイプ】なのね。でも長男は「どちらにもつかず、山の上から戦いの行方を見ている」タイプで、戦争が終わった後に「戦場に行って落ちている武器や防具を拾うタイプ」というべきか。

私はと言うと、やっぱり「山の上から様子を見るタイプ」で、「どちらかが勝ちそうなのがみえた」ときには、その軍の「一番うしろに着いて、チャンスがあれば前に出て一太刀浴びせてすぐ後ろに下がるタイプ」なんですよ。(笑)

ま、三人三様、性格が違いますが、私が重視したいのは「絶対に死ぬわけにはいかない」ということなのね。

そして世の中は「見渡せばあちこちで戦っている」のが見えるわけで、その中で「自分が参加して勝てそうな戦い」を選び、「勝ち組に着いて、安全を重視しつつ一太刀浴びせたら、すぐ後方に戻る」ことを繰り返し、「勝利だけは頂戴する」という非常にずるく、卑怯な戦い方が私のやり方。(笑)

でも「生き延びるとしたらそれしかない」と私は考えていて、【勝ち組に乗る】ということは、要は「トレンドを何よりも重視する」ということに他ならないわけです。

そして「どうやってトレンドを見るのか」「その中で自分の出番をどう見つけるのか」、そしてもっと重要なことは【勝てそうなトレンドが見えないときには何もしないで待つ】ことなのね。

この【待つこと】って本当に難しくて、前に何度もブログに書きましたが、私にトレードのキモを教えてくれた師匠筋にあたる人に、しつこいぐらいにそれを教えられましたっけ。でも私には「待つことは簡単ではない」ので、毎日、日経225の動きを見たら「買いだ~、売りだ~」とデイトレを続けていた時期があります。

そんな時にその師匠に「ダボさんは、一度裸にならないとわからないんだろうね」と何度も言われましたっけ。(倒産してどうにもならなくなる経験が必要という意味)

その師匠はIBMに勤めていた技術者だったのですが、退職してから相場を本格的に始め、5000万程度の退職金(当時は退職金が多かった)をすぐに溶かしてしまい、家族にも迷惑をかけて、それでも復活しようと頑張った人なのね。当然、家族にも内緒で、「なけなしの5万円を片手に見事、蘇った人」だったんですよ。

彼は私と一緒に毎日「日経225の動き」を見ているのに、【何ヶ月も全く売買しない】なんてことがある人でした。そして、ある日ある時、「ここだ!」という時に出撃して大きな利益を掴む人でした。

本当に「待つこと」って難しくて、私もそれを理解するのにそれから10年は掛かりました。(笑)

だからそういうことを、今、調子に乗っている次男坊に話してもわからないのね。彼の手法は「機関銃を撃つ」みたいな手法で、「XXの方法を取れば勝率は78%で・・」とか、ありとあらゆる手法を試し、それをエクセルに記録して、得意の「統計」で戦法を練るんですよ。

それで勝ててるもんだから、「自信たっぷり」なんてもんじゃないのね。

でもそれは上にも書いたように、「今、それで勝てる環境」だから勝てるのであって、そしてそれは暗号通貨のSolanaだから良いのであって、そういう環境が一変したら、彼はまた「最初からやり直さなければならない」のね。でも自信家の彼は「その時にはその時に合う、勝てる手法を自分は必ず見つけ出せる」と信じている。自信過剰の極致みたいな。

「あのね~~、それって勝ってるときには誰しもがそう思うんだよ」なんて私は言うもんだから、大喧嘩になる。(笑)

その次男坊と私の言い合いの中に割って入るのは温和な性格の長男で、結果的には「お互いの良さは認める」ところで落ち着くのね。

でもそれは実は「妥協」でしかなくて、「私にはお前たちに教えなければならないことがある」という一線だけは私は譲らない。

でもそれは「3人で一緒に実際のトレードしながら前に進む」ことで話は決着。

そしてやっとそれが今、始まったということ。

私の最終的な目標は、子どもたち二人が「ドイツのBundのトレード」でそれなりの資産を築けるようになること、そして為替(USD/JPY)のトレードに慣れて、為替変動でビクビクしないようになること。そして「資産運用」に関しては、今まで通り「債券の長期保持」でインフレには負けないようになること。その3つだけと言っても良いくらい。

そして一番大事なのは「何のためにお金を稼ぐのか」「稼いだお金を何に使うのか」という点。でもま、そこのところは今、ブログには書きませんが、でもそこに「高い理想、夢があるから頑張れる」のね。

私としては責任重大で、「オヤジのやり方より、俺のほうが簡単に稼げるじゃないか」なんて次男坊が言い出さないように頑張るしか無い。(笑)

でも大事なことは「今、いくら稼ぐかじゃない」のであって、上にも書いたように、どんな売買対象でも、どんな時間軸、つまりデイトレだろうがスイングトレードだろうが、年を跨ぐ長期投資だろうが、「基本的な見方は同じ」だというところを私は教えたいし、それこそが「一生使える道具になる」と思っているわけです。

Solanaという暗号通貨のスキャルで利益を出している次男坊ですが、では「S&P500の長期投資をするとしたら、今、どうするべき?」と質問を投げかけると、「答えは出てこない」わけです。

「だから、それが見れるようにならないと駄目なんだよ」というと、「うん、それはわかる。その通りだ」と次男坊は言う。

だから、ま、どうにかなるんじゃないかとは思っているわけです。

どうなりますかね~。

---(追記その2)---
 

早速トレードを始めていますが、24時間の内、「大きく動く時間帯」「動きが少ない時間帯」「出来高が大きい小さい時間帯」があるかと思ったけれど、「いつでも同じ様に参戦できる」不思議な先物に感じます。

でも参加者はそれこそ世界中に散らばっており、「取引所が板を作っている」ということだと私は思う。

とりあえず、 5分足で大きな流れを見ながら15秒足で50ドル抜きを基本にしたら良いかも。テンポ良くトレードできる感じ。当然、トレンドは24時間、常に出てくるし、その時は500ドルぐらいは動くのが普通。今まで15秒足でトレードするなんてことをやったことがないけれど、それでも目が回るようなこともなくトレード出来る面白い値動き。

私のトレードの基本はここでも同じで、「トレンドを探してその方向で【小幅でも良いから取る】」のが基本。逆張りもしないし、トレンドの変換点も探さない。買われ過ぎ、売られ過ぎの「戻り」も狙わない。また「小幅抜きが出来なければ大幅抜きも出来ない」という基本ですから、漁師だとすれば、まずどこにでもいる「小アジ」の数釣りから始めて、中型釣り、大型釣りを考えていこうと思っています。ただし、「自信がなければ1時間でも2時間でも待つ」のはお約束。「下手な鉄砲、数撃ちゃ負ける」のがこの世界。ま、一ヶ月もすればどんなスタイルがビットコインの先物デイトレードに合うのか見えてくるんじゃないですかね。

約定ですが、成り行きでも10ビットコインぐらいは問題ない出来高。もしその上を狙うのであれば、連発するなりピラミッディングすれば良いのかもね。

でも十分な大きさがあるのはやっぱりビットコインだと思う。

Solanaも面白いと思うけれど、出来高がさほど大きくないのと、「たまに大きな注文が入ると【ヒゲが長く伸びる】」ことが多く、その一瞬で「TPが約定する」こともある。逆に「SLもそのヒゲで約定してしまう」ことも起きるからSLの設定が難しいと思います。次男坊は「SLの設定はしない」と言うけれど、それはそれで問題があるんじゃないですかね。でも彼はスキャルで「常に値動きを監視している」から大きな問題は起きていない様子。

暗号通貨の先物デイトレの「将来」は私には想像もできないのだけれど、とりあえず、「今は面白い」のは間違いがないと思う。

またTP/SLも取引所のサーバーで覚えているので、停電でPCが落ちても問題ないし、ソフトを立ち上げておく必要もないのは高得点。5分足、1時間足、日足でも「注文を出し、TP/SLも設定し放置する」ことも可能。

ただし、今の時点では「トレイリングストップ」が使えるのかどうかはわかっていません。

また独自の「自動売買ソフト」を繋げられるのかもわかりませんが、「大きな注文が入って、大きなヒゲが伸びてすぐ戻る動き」がSolanaにはよくあるので、「常に現在値の上下で待ち伏せをする」のも面白いかもしれない。

マレーシアの取引所のLunoでとりあえずSolanaを少量買い、それをMEXCに移動しようとしましたが、すんなり行かず、どうするべきか実験中。またSolanaの一部を売り、銀行口座にその代金が入るようにしたけれど、数日掛かるようで「問題があるのか無いのか」はまだわからず。

ただし、「現金化を含む、手数料は高い」ように思う。大きな額を動かす時にはLunoで良いのかどうかは疑問。でも暗号通貨の世界は、「どこでも好きな交換所、取引所に口座を持ち、出入金も簡単に出来るようにはなっていない」から、いつかどこかの時点で問題にぶち当たる可能性は大きいかもしれない。

この世界って、嘘みたいな話だけれど、5人に一人は詐欺にあった経験があるような世界だと注意喚起をする人もいる。「URLをきっちり確かめずにクリックするタイプの人」はかなり危ないと。「偽サイト」も多いらしい。

だから「出入金が簡単にできるようになっていない」のは当たり前といえば当たり前だし、基本的にマネーロンダリングが簡単な世界だから、「出入金」のところはかな~~り厳しくやるんでしょうね。その厳しさって私が想像していたよりもはるかに厳しい。

長男も同じ様にビットコインの先物のデイトレが出来る環境を作らないとならないけれど、マレーシアのLunoに口座を持つべきかどうかは思案中。

この辺の問題ですが、日本在住者が日本の取引所を利用する場合は「楽に出来る」ようにも見えます。

でも世界を見渡せば、わけのわからない小国のわけのわからない人達も、素性がわからない「なりすまし」の人達もごっそり参加する世界で、「誰でも簡単に口座を作り、売買し、暗号通貨の受け渡しも出入金も簡単」というふうにはなっていないのも当たり前ですね。

東京から横浜に行くだけなのに、途中に「厳しく調査する関所が何箇所もある」ようなイメージを持っています。

現在、とんでもない人数の人達が参加し、とんでもない額のお金が動いているのは間違いがないけれど、皆がこんなややこしいシステムをクリアしながらやっているなんて、私には想像さえできない世界。

私のケースが特殊だとは全く思えないし、変な世界だわ。私も次男坊の助けがなければ、間違いなく途中で諦めていると思います。

ビットコインに興味があって、ちょっと買ってみようと思うような人は、まずはETFで売買するのがベストだろうと思います。証券会社も取引所も「怪しい、信用できない」なんてこともないし。

私は、何度も書きますが、暗号通貨の長期保有には全く興味がありません。100倍、1000倍になる?良いですねぇ、頑張ってBuy & Holdしてくださいとしか言いようがない。私は、というかダボ家は「クズ拾い」みたいなことを続けて「塵も積もれば山となる」のを目指すのが基本。ま、小商人的な考え方で今後もやるし、「投資家」なんてダボ家には似合わないし、一生、クズ拾いでも大いに結構。(^o^)v

それどころか「投資家になろう」なんて思うようになったらダボ家は終わるかもしれない。

私がいつもオススメする「Nobu塾のNobuさん」ですが、実は彼は動画で言っていることと実際にやっていることが大きく違うのがわかりますかね。大きな方向性やトレンドを見る話はいつもしているけれど、実際の売買は「これほどまで細かい売買をするのか?」と売買譜をみたら驚くはず。なぜ彼はそうするのかがわからないと、彼の動画に見入っても大事なところはわからないかもしれない。

人の行く 裏に道あり 花の山

 

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