自民党の総裁選ですが、候補が乱立してややこしい感じがしますよね。ま、そのうち3人ぐらいに絞られて来るんでしょうが、私が気になるのは「小林鷹之=コバホーク」です。
彼の背景を見ると「出来過ぎ」の感じがするんですよ。
それが嘘だと言うんじゃなくて、「担ぎやすい人を出してきただけ」のような気がするわけです。「新人で若い」のは汚いイメージが着いた自民党には最適だと【誰しもが考えている】し、彼のバックグラウンドを見ても【国民受けするのは間違いがない】と思うのね。
だからこそ彼が選ばれた。
さて、彼を選び後押しする「大物」は誰か?
ここが問題。そしてそれを見ていけば、「どんな作戦が裏にあるのかが見えてくるはず」なのね。
私はそこを見ることが重要だと思っていて、大手メディアの「持ち上げ方」に乗ってはならないと思うし、どのメディアも「ポジショントークをする」のがわかりきっているから、「彼をスターのように扱うのはなぜか?」と私達は考えないとならないんじゃないですかね。
もう総裁選のドロドロした政界の戦いも、「国民に対するアピール合戦」も始まっている。
まず私が注目したのは、「東大、ハーバード」などの受けが良いブランドではなくて、彼は「財務省出身」だということ。
もうそれだけで「なるほどね」なんて私は思うわけで、彼が、あるいは周辺が、メディアも含めて「どんなイメージを作ろうとしているのか」を懐疑的に見てしまいます。彼の「出馬会見」も同じで、その内容をそのまま信じるなんてことは私はしない。
岸田氏がかつて出馬した時のことを思い出してくださいな。
会見というのは「本当の自分をさらけ出す場ではない」のが当たり前で、「何をどう喋れば国民をその気にできるか」が最大の目的でしょう。
多くの国民は「雰囲気で動く」し、それでも評判が良ければ自民党議員もその方が自分の選挙も安泰と考えるのだろうと思っています。自民党議員は「自分の将来を重視」し、自民党員は「組織からの指示を重視」するなんてことがなければ良いのだけど。
高橋洋一教授の見立て。
彼の見立てが当たっていたらやっぱり総裁にはなって欲しくない人。絶対に駄目だと思う。人気があるからこそ、私にしてみれば「一番の危険人物」となる。かつての岸田氏の出馬のときと同じ。
折角「財務省のポチ」だった岸田氏が降りたっつーのに、また似たようなのが出てくるだけじゃ何の意味もない。
悪夢の再来か・・・・。
高市氏に総裁になってほしいなぁ。候補のメンツを見ても高市氏以外に私の望む日本を作ってくれそうな人はいない。
虎ノ門ニュースの高橋洋一教授のこの話も面白い。