アメリカでは不法移民が大問題になっていますが、私達日本人にはなんとなくその凄さが実感としてわからないんじゃないでしょうか。
ま、日本ではせいぜいクルド人問題?
アメリカの民主党は「理想主義者が多い」と私は感じるのですが、「不法移民も同じ人間、同じ人権を持っているから助けるべきだ」という。そもそもアメリカが移民によって出来た国だし、「チャンスは平等に」という考え方もわかるのですが、国家の成長期、安定期など、その時その時、あるべき姿も変わるはずで、その理想論だけでゴリ押ししようとするのは、私には「左翼運動家」にしか見えないのね。
で、アメリカではその手の左翼運動家が市長だったり知事だったりする市町村や州があって、「不法移民を受け入れる」のを是とするところが多い。
それを「聖域都市」と呼ぶ。ほとんどが民主党側。
市長や知事が「不法移民受け入れ大賛成」ということは、住民がそういうリーダーを選んだのだから、当然、住民は不法移民が瀑増することによって起こる問題は受け入れるということですよね。これが私にはどうしても信じられない。
では実際にどんなことになっているのかの説明動画があります。
こういうことが日本でも起きる可能性は十分にあって、武蔵野市市長だった松下玲子(衆議院議員、立憲民主党)が外国人参政権(投票権)をゴリ押ししようとしていたのは皆さん御存知の通り。当然、LGBTに関してもいわゆるあちら側の活動家に見える政治家。
アメリカではこういう市長や知事がごっそりいるわけで、不法移民の為の財政支出も凄いし、ホテルを借り切って不法移民の住居にしたり、毎週、お金を渡したり、それはそれは厚遇でお客様待遇に見える。
そして犯罪も増え、市民サービスは低下し、低賃金競争になり、それでも住民が「その理想を後押しする」とは私には想像もできないのだけれど、それがアメリカ。
当然、政治家はもちろん官僚の中にも同じような人はごっそりいて、日本の駐日米国大使だったエマニュエル氏も同じで、彼の積極的な日本での活動で「岸田政権も動いた」のは間違いがないと思います。特にLGBT関連。
そういう理想を実現するべきだと考える住民、活動家、政治家、官僚も日本には決して少なくないし、あのスケベで天下り禁止を無視した前川氏もそっち系で、それでいて文部省のトップになるような日本ですから本当に私としては心配です。
彼らの理想は理解はできるけれど、それは「日本の伝統文化」を壊す方に働くわけで、私としては賛同できないどころか排除したい対象に思うくらいです。
日本は変わるべきとは思うけれど、そっち方向に変わるべきではないと思う。
その辺の考え方がトランプも同じなわけで、だから私はトランプ推しなわけです。
しかしアメリカもすごいですね。
市長がトランプの指示には従わないと公言し、不法移民を追い出すのであれば警察だけではなくて、住民のバリケードを作って阻止すると言う。
私が唯一残念だと思うのは、そういう市町村の「住民の声」が全く聞こえてこないという点。
本当にそういう市長を歓迎しているのだろうか。
本当に不思議。
万引きも950ドル以下なら見逃すという法律を作ったところもあるし、店員もそもそも万引きがあっても注意さえしないことも多いらしい。だから商品には万引き防止の鍵を取り付けたり、閉店、撤退する大手も出てきている。
そこまでして理想論を押し通すって本当に理解に苦しみます。
アメリカはキリスト教のバックグラウンドを失って随分経つし、「共通の価値観を失ってしまった」から、議論をしても結論が出ない国になったとあのアメリカ在住の伊藤貫国政政治ジャーナリストは言う。
でもそれって「多民族国家の結末」はそういうもんだろうと思うし、日本がそんなふうにならないように願うばかりなり。