これを知らずして「ウクライナ戦争」「トランプが何をめざしているのか」はわからないはず

古いエントリーが表示されているかもしれないので、是非、「投稿日」を確認してください

ネット番組で「真相深煎り虎ノ門ニュース」というのがありますよね。昔から好きなチャンネルですが、今回、「神回」と言っても良いような動画が出ました。出演者は「伊藤貫氏」と「武田邦彦氏」。

まずウクライナ戦争ですが、あの地域の「歴史」を知らずしてウクライナ戦争は理解できないというのは私もブログに書いてきましたが、「狂ったプーチンが幸せに暮らすウクライナに突然侵攻した」ということになっていますが、これって「最初に手を出したやつが悪いに決まっている」という単純思考だと思うのね。

巷にある「イジメ」も同じですが、「イジメたやつが悪い」と単純に考えるべきではなくてその「背景にあるもの」を理解しない限り解決しないんじゃないですかね。でもそれには目を瞑って「とにかくイジメるな」という方向へ動く。

でも私達は親子関係もそうですが、「建前ばかり言っても心は通じない。問題は解決しない」のを知っているじゃないですか。

ただウクライナの歴史を知るにしても何百年も前から何が起きてどうなったのかを知るのは簡単ではないのね。そもそも「事実を知りたい」と思っても「事実を観察する人の数だけ言うことは違う」のが世の中の常で、当然、当事者、関係者は「自分に都合の良い解釈」をするし、立場を良くするために「偏向した内容」になるし、それは日本も同じ。韓国も中国も彼らが言う彼らの歴史って「嘘まみれ」だと私は感じます。そして「歴史は勝者が作る(書き換える)」のもその通りだと思う。

それを前提としてウクライナの歴史を見てみると、私達はあまりにも知らないことが多すぎるし、簡単に考えてしまっているのに気がつく。

でもその内容が間違いのない事実かどうかもわからない。学術的にどうかと思っても、それさえも「書き換えられている」ことが蔓延しているのを私達は知っているわけで、これが事実かどうかはわからないにしても「こういう見方、考え方がある」という聞き方をすればよいと思う。

この動画の内容は「ウクライナ戦争」「プーチンがどういう立場だったか」「西側は何をしてきたのか」「プーチンは何を目指しているのか」という今の時点で非常に重要な話から、「トランプ」「ヴァンス」が何をしようとしているのか、その根底にある彼らの考え方はなんなのかと話は進んでいく。

結局、ヨーロッパもアメリカもLGBTQに代表されるような「ポリティカル・コレクトネス」という大義名分のもと、「国の根底をなす価値観や道徳を壊し、【個人中心主義】に持っていこうとしている」のね。それは宗教の否定であり、文化伝統の否定となり、家族を壊し、【個人中心主義」、言葉を変えれば【個人崇拝主義】になっている。だから様々な問題が噴出していて、まだ道徳や伝統、家族を大事にする日本人から見ると「なんだかおかしくね?」みたいなことが欧米では起きている。でもその影響は日本にも出ていて、またアメリカの圧力に弱い日本の政治家も「突然、LGBTQ法案を可決したり」した。これは「日本人の選択」というより「海外に遅れを取ってはならない」という明治維新から続く「海外崇拝」であり、また「日本はアメリカの属国である」ことの証明かもしれない。まさにLGBTQに関してはエマニュエル駐日アメリカ大使が積極的に活動していた違和感は多くの日本人が感じたはず。メディアもそれに乗って「LGBTQ法案がないのは日本だけ」みたいな嘘もばらまいた。

違法移民を異常なほど大事にするのも「個人崇拝主義」と言ってよいわけで、BLMが暴動を起こしても「抑圧されてきた人たちを許そう」と動き、「950ドル以下の万引きや窃盗は軽犯罪」とし、「検挙しない」ような州や都市も出てきた。その理由は「彼らが悪いのではなくて、差別され抑圧された弱者だから許すべき」という論法。人種による「所得格差」も【差別が原因】だから「同じ所得にすべし」という動きにまで発展。これはあまりにも異常で「チャンスは平等に」というのならその通りだと思うけれど、「収入を同じにしろ」ってまさに「共産主義的発想」でしょう。

そしてそういう動きはどんどん広がり、「反対意見を言う人達は弾圧」されたのね。SNSでも「言論統制が敷かれた」し、保守派は逮捕されたり、職場を追われたり、そんなことまでおきた。これは政府内も同じで、イーロン・マスクが大手術をしたUSAIDも「他国を援助するという大義名分」の元、左派思想を広めたり、性転換手術の援助金まで出してきた。「援助」という名の「内政干渉」も多い。

その左傾運動はどんどん広がり、強引になり、「全体主義へ」となってしまった。ヨーロッパもそうでこれに文句をいったのがヴァンス副大統領のミュンヘンで開かれた安全保障会議での演説。「これはもう民主主義ではない」と断言した。ヴァンスはヨーロッパを敵に回したと言われるぐらいインパクトがあったけれど、私はさすがヴァンス、良く言ったと思いました。

そして「母国を愛し伝統文化を守ろうとする人たち」は【極右】だと蔑む呼び方をされるのは世界共通のこと。日本の報道も同じ。

こういう世界の動きに「おかしいだろうよ」と声を上げたのがトランプであって、それに多くの国民も賛同したし、イーロン・マスクやケネディジュニアを筆頭に多くの「保守派」がトランプの元に集まった。トランプは政権から左派排除を始めたけれど、それは「忠誠心のないものは切った」「イエスマンばかり集めている」と言われていて、でもアメリカの大手術をする時にトランプの言う事を聞かない、信条が違う人達を信頼して変革は不可能。ましてや前トランプ政権時代にトランプはトランプ政権の内部で足を引っ張られた経験があるのだから。だからトランプ支持者は強引なトランプに声援を送るわけだけど、日本では「やっぱりトランプはキチガイ」みたいな報道をする。

でも彼らが戦っている相手は(全体主義に動く)グローバリズムであり、ネオリベラリズム(新自由主義)であって、それが重要だと思う保守派はトランプを応援するけれど、左派グローバリストにしてみれば「全否定された」のと同じで、徹底的にトランプ、トランプ政権を叩いてくるのね。ここでの問題はグローバリストもネオリベラリストも「お金儲けが非常に上手い」ところだと私は思っていて、だからウォール街も反トランプ側に着いてきた。そもそもグローバリズムとは「勝者による世界統一」なわけで、そこに個々の都合や考え方なんて関係ない、無視し、排斥対象となるのだから弱者は弱者のまま置かれる。でも彼らは「弱者救済」を全面に出して来るのはLGBTQやポリティカルコレクトネスも同じで「分断を進めている」ことに気が付かない信者が多いと思う。なんでもかんでも「差別だ」と騒ぐ人たちは多いけれど、彼らが新たな差別を生んでいるのは問題がないと考えている様に見える。

これも非常に重要な点で、本質的なものを見ずに言動だけ見ても何もわからないと思うんですよ。ましてや日本の報道は酷くて、その本質的なものどころか、トランプやイーロン・マスクが何をしているのかさえもまともに報道しない。その理由は「そもそも国民が興味を持っていない」のが大きな原因だと私は思っていて、メディア批判も多くなされているけれど、そもそも国際問題、そして大事な「日本の政治」にしても国民の関心が薄いと私は思っています。これは「優れた人たちに任せておけば全てうまくいく」という【日本人の素直な性質、歴史】が大いに関係しているはず。そんな時代は大きく変わって来たのを感じますが、まだまだ日本人の多くは関心が薄く、テレビや新聞を重視する人たちは多い。そしてメディアを牛耳っているのは「左派思想」だということにも気がついていないんじゃないかと気がかりです。

一般的な「中国人の言動」に違和感を感じる日本人は多いと思いますが、それは上に書いたような欧米の変化の行き着くところと言っても良いと思うんですよ。共産主義は「宗教や伝統を壊し、共産主義思想が最上だと教えてきた」。だから個人個人は宗教観も無く、「共産主義の次に大事なのは自分」という文化が出来てしまったと私は考えています。法輪功信者は排斥され「移植用の内臓摘出対象となった」のは世界が知っていること。中国は儒教をはじめ、素晴らしい思想を作ってきた国なのに、「近代になり道徳の崩壊が起きている」と言っても良いのかもしれない。そしてその手の中国人は日本に多く入ってきて、日本の良さが侵食されているように私は感じています。でも日本は日本で道徳は壊れだしているのも感じます。それでも「上辺だけは良い人のふりをする」のは現代の日本文化だと思っていて、表面的な「綺麗事」は好きなのね。私は「憲法9条を守れ」と固執する人たちにそれを感じています。またイジメなどの「隠蔽体質がある」のもそうで、あるいは「いじめっ子を糾弾すれば良い」という単純思考で、フジテレビ事件はまさにそれだと思う。ジャニーズ事件も同じ。「臭いものには蓋をする」のが好きな国民だと思っています。私は「臭いの元を調べるべき」という性格ですが、それ故に変人扱いされることも多かった人生。(笑)

でも情報を幅広く取る人達も増えてきて、その代わり「ガセネタに振り回される」ことも増えて来たのは間違いがないにしても、そういう中にいるからこそリテラシーも向上するのではないかと思っています。な~~んて偉そうに書く私も「根拠がない話」にも乗ってしまうことはまだまだ多く、でも【真実を知るのは簡単ではない】と思って、様々な意見や解釈は「そういう見方がある」という程度で止めていて、後は自分の性格や価値観、夢、希望と照らし合わせ、自分で裏とりをしつつ自分で判断するしか無いと思っています。ただ「無知でありたくない」という気持ちだけは強い。

と、前置きが長いのは毎度のことで本当に申し訳ないけれど、今回の「虎ノ門ニュース」は【神回】だと思うくらい、大事なところがまとめられていると思いました。この中で話されているウクライナの歴史も「要点だけ」で簡単に話されていますが、でもそれだけにわかりやすい。こういう考え方、見方が自分の頭の片隅にあると「世の中が違って見えてくる」のね。その情報が正確かどうか、誤解、曲解があるかもしれないけれど、そしてそれは「単なる頭の体操」でしかないのかもしれないけれど、重要なことが話されていると感じましたので紹介します。

必見!!

  
 
 

「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ