イーロン・マスクの本質が見える対談があった 相手はあのタッカーカールソン

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私はイーロン・マスクが大好きで、彼の持つ知識、知能、そして行動力が凄いと思うから。

でも彼が悪党だったらとんでもなく困るわけで、でも彼は悪党だとは私には思えない。

その理由は「彼の行動の根本にあるのが【好奇心】なのがわかるから」なのね。

私達は「利益を追う」事が多いけれど、「利益を得ることそのものが目標になる」と悪党への道に進みがちになる。でも「利益とは好奇心を満たすために必要な道具でしか無い」となると話は違ってくるわけで、私達一般人でも「お金は手段でしか無い」とよく言われるのと同じだと思う。そして「お金そのものが目的となることはない」ところが「悪意と善意を分ける要」みたいに思っています。

好奇心もいろいろですが、「善意が根本にある好奇心しか長続きしない」のを私達は知っているわけで、イーロン・マスクの話を聞いているとまさに「純粋な好奇心で動く人」なのがわかる。

つまり、私がハッとさせられた三島由紀夫氏が語っていた「人は自分のためだけに生きられるほど強くはない」というのと同じで、自分と自分以外のものを比べたら、はるかに「自分以外のほうが大きい」わけで、これが何を意味するかと言うと「小さな自分だけの利益になること」を追求しても【小さな満足しか得られない】と思うのね。

それを人は生まれ持って理解していると私は思っていて、だから「自分のことだけを考えて行動しよう」と思っても、すぐに息切れするし、面倒くさくなるし、この辺で十分だと妥協するし、楽をしたいと考えてしまう。それは仕事をしている時に私も良く感じたことなんですよ。でももっと大きな物を大事にしたいと思った場合、その対象が大きすぎて「どれほど頑張っても追いつかない」事が起きる。つまり途中で投げ出したくてもそれが出来ない。満足を得られるポイントははるか遠いから諦めるわけにも行かないと頑張れるし、自分でも信じられない力が出てくるのだろうと思う。

例えば大事な子どもが心を痛めて泣いていたとしたら、親はそれを放置しようとは思わない。放置できないじゃないですか。でも自分だったら「自分で自分を慰めて我慢することも出来る」けれど、愛する子どもに「我慢しろ」とは言えないのと同じ。愛する人が困っていて、それを助けたいと思った時に「もう諦めたら?」なんてことは言わない。でも自分の場合だと「諦めようと一生懸命になる」ことがあるじゃないですか。

だから私は「悪は決して善に勝てない」と思っているんですよ。「悪」は自分のことしか考えていない場合に出てくるから「自分が負けそうになればすぐ諦めてしまう」けれど、でも「自分のことではない」場合は諦める事もできないし、「命さえ賭ける」ことがある。でも「自分のことしか考えていない場合は【絶対に命を賭けることはしない】と思う」のね。それじゃ本末転倒になってしまうから。だから「利己主義と利他主義とぶつかった場合、いつか必ず利己主義は負ける」と私は考えています。

また細かい話ですが、厳密に言うと利己主義の反対が利他主義だとは思っていなくて、「利己主義の反対は非利己主義」って感じかな。ま、ここでその細かい話は無用だと思いますが。

そういう意味でイーロン・マスクが「好奇心を満たすために生きている」のは、私は「利己主義ではない」と感じるのです。テスラという電気自動車、スペースXでロケットを作るのも「それで儲けよう」というのが原動力ではなくて、イーロン・マスクには「あるべき人類の未来図」が彼の中にはしっかり見えていると思うんですよ。で、その未来に向かって進んでいるだけ。彼がトランプ政権に参画しているのも同じで、それで利益を出そうとか名声を勝ち取ろうとかそういう低レベルの発想が根本にあるのではなくて、「アメリカのあるべき未来図」を彼は見つめていて、それに合わせていらないものを切り、必要なものを創造しようとしていると私には見えるのね。もちろん利益は無視なんてことはありえなくて、「道具としての利益(お金)は絶対に必要なもの」なのは間違いがない。

アップルを作り上げたスティーブジョブスもイーロン・マスクと似ていて、彼はマッキントッシュやiPhone、iPadで「儲けたい」と思っていたのではないという確信が私にはあります。やっぱり彼も「あるべき未来図」がはっきり見えていて、それを現実のものにしようと走り続けただけだと思うんですよ。彼は「妥協が嫌いな人だった」というのも当たり前だろうと思うわけで、「ここで妥協をしたら彼の見る未来は実現しないと判断した」だけのことに思う。でももし彼が「自分の利益が目的」だとしたらアップルはああならなかったろうし、そもそも生まれなかったと思う。

そんなイーロン・マスクの本質的なものが見える動画がありました。対談相手はあのタッカーカルソンだからこの動画は余計面白いと思いました。

またこの対談も面白い。イーロン・マスクの人となりが見えてくる。

 
 
 

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