日本ってこの40年間で、こんな風になっちゃったのか・・・・

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こんな動画を見つけました。

この40年で、日本の平均年収が世界のランキングの中でどう変わってきたかの動画。日本の凋落って半端じゃないし、このランキングから消えて圏外に出たこともあったなんて信じられない。

日本に近接する国々の人達が、「もう日本なんて駄目だ。俺達のほうが上」と嬉しそうに話すのもしょうがない。

でもこれって「米ドルベース」で計算するからこうなるわけで、円高の時代、円安の時代で日本の順位は大きく変わる。

円高で1ドル70円台になった時、世の中は「50円になるんじゃないか」なんて言われていて、本当に為替って将来どうなるのかは全くわからない。

でも、もしかつてのように70円台の円高になれば、上のランキングでは日本がトップクラスに躍り出る。「世界一、収入の多い国、日本」の誕生も起こり得る。

日本では輸入品は安くなり、海外に出れば何でも安くて万々歳だし、ハワイに行ってカップラーメンばかり食べるなんてことをする必要もなくなる。ニューヨークでお寿司を食べて、ニューヨークでもお寿司は安いんだね、なんて言うようになる。ところが輸出産業は恐ろしいことになって、トヨタも売れなくなるのか。でも円高の時代に多くの製造業は世界に飛び出したわけで、「日本は空洞化した」と言われたけれど、実際に「生活の辛さ」ってあったのだろうか。不景気で就職難の時代だったのだろうけれど、その頃は私はもう日本を出ていたのでわからない。

日本の労働人口は減るばかりだけれど、これからはAIとロボットの時代で、合理化を進めていけば人手不足も解消するだろうし、海外から安い労働力を入れないとならないなんてこともなくなるかもしれない。

でもいわゆる単純労働や3Kの仕事をロボットができるのかとなるけれど、人型ロボットはすでに大手の企業では稼働している様子。ドイツのベンツでも人型ロボットが導入されて人間と一緒に働きだしたとニュースで見た。

そして「日本発の大発明なり新たな技術革新が起きると、それこそ古いタイプの製造業は皆、海外に出ていってしまっても構わない」なんてことも起きるかもしれない。

それが今のアメリカ。

それこそイギリスで蒸気機関が発明されて産業革命が起きて、イギリスが「世界の工場」になったわけだけれど、日本だって、どこの国でもそんな「大変化」は起きるかもしれない。

でもねぇ、それでも日本は駄目かもしれないと思うんですよ。

それは財務省の存在。政治の問題。そして日本の名だたる大企業の株主を見ると「外国企業と同じ」ような企業ばかり。つまり、日本で大改革が起きても「その利益は国民には回ってこない構造ができてしまっている」と思う。

やっぱり私としては「日本人による、日本人のための、日本人が働く企業」で大躍進が起きたら良いなぁなんて夢を見ています。でもそれって不可能ではなくて、世の中の劇的な進歩は「一部の天才が作り出す」のは間違いがないと思うんですよ。発明もそうだし、アップルやテスラも「あの創業者がいなければなかった」わけで、それはGoogleもアマゾンもフェイスブックもマイクロソフトも同じだと思う。

半導体も同じで、Nvideaにしても台湾のTSMCにしても、同じような企業が日本で誕生して育つこともあるかもしれない。

そんな時に、「日本は円安でないと企業の利益が出ない」なんてこともなくなるだろうし、少なくとも、上の動画では「日本はビリッケツ」だけれど、それだけ伸びしろもあるはず。

でもその足を引っ張るのが政治であり、古い考え方に固まった官僚であるんじゃないかと。

でも政治の世界を見ていると「新旧交代は間違いなく起きている」と思っていて、もう古い自民党も変わらなければならない時代に入ったのも明らかで、その自民党に引導を渡すことになるのが実は石破さんなのかもしれないと思ったり。

夏の参院選では自民党が惨敗する必要があると私は思っていて、「日本が変わる下地は段々とできつつある」ような気もしています。

政党の支持率の「年代別」を見ると、自民党支持者の多くは60代、70代。若い年代の支持のトップにはもう自民党の名前は出てこない。

古臭い人たちは「時間が経てばいなくなる」のは確実で、今の40代、50代との入れ替わりは間違いなく起きているんじゃないかな~。

一番最初に出した動画って見ているとがっかりするなんてもんじゃないけれど、これからの40年は逆の動きになる可能性も大いにある。でもAI、ロボット、半導体、そして【電力】で日本が頑張らないと駄目で、そしてそれは「ついこの間まで日本の独壇場だった分野でもある」わけで、日本が伸びてトップの座を獲得することも出来るはず。例えばNTTにしても世界が驚くような新技術を開発したし、そういうポテンシャルを持つ企業で日本にいっぱいあると思うんですよ。日本は決して「海外の下請け、海外の技術の模倣」で大きくなってきたわけじゃない。日本には「先駆者となる」事ができる分野ってまだまだあると思う。

「海外移住?バッカじゃないの?それって島流しでしょうよ」なんて日本になって欲しいな~~~~。

かつて外国人たちから「日本に行きたいけれど、日本は高くて無理」なんてことを何度も聞いたけれど、今じゃ完全に逆転している。

そろそろまた流れが変わっても良い頃じゃないですかね~~~。

でも「日本も変わって大きな円高」なんてことになると、米ドル中心で生きている私はもう日本の土を踏めなくなる可能性がある。リーマンショックの時には円換算であっという間に資産が4分の1になって、「もう日本には帰れない」と覚悟したときのことを思い出します。

でもそれでも良いと思うんですよ。

私は日本に帰ることができなくなっても、遠くから「やっぱり日本って凄い、やるじゃん」と眺めることが出来るならその方が嬉しい。

ダボ家は世界がどうなろうとどうにかどこかで生きて行けると思うけれど、我が祖国の日本が落ちぶれていくのだけは絶対に見たくない。受け入れたくない。

  
 
 

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