「財務省解体デモ」が【財政の民主化運動】に変わる。解体のプロセス、解体後の組織をどうするか

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「財務省解体デモ」が大きな広がりになっているようですが、メディアがそれをきっちり取材して報道することはしない。

それこそ「頭の弱い連中が騒いでる」みたいな扱い。「無視するべき」という風潮を作りたいのだろうし、そこには当然「財務省の意向」が入っていると思う。

確かに「ある層を利用する」動きはあると思うのだけれど、私は「財務省解体派の大筋は間違えていない」と思っていて、このブログを始めて十数年、「財務省、日銀はおかしい」と書き続けてきましたし、やっと国民運動にまで発展してきて良かったと思っています。

なぜこの運動が広がったのかですが、「財務省が何をしてきたのか」がどんどん明るみに出てきたからでしょう。では「なぜ明るみに出たのか」はまさに自民党が劣勢になってきたからで、今までは「自民党の中のある一部の組織、人物たちが決めていたこと」なのが白日の元に晒された。それまでは「名前ぐらいしか知らなかった税制調査会」が全てを決めていたのもわかってきた。そしてその中心人物が誰で「財務省・旧大蔵省出身」で、財務省とのつながりも見えるようになった。

いい傾向ですねぇ。選挙で選ばれたわけではない官僚とその影響下にある政治家が日本を動かしていたのがわかったわけですから。

ただ「財務省解体デモ」と言うのは、確かに「戦争はんた~~~い」とただただ「叫ぶ人達」みたいな印象も与えるわけで、どうせ「文句を言うだけ」で【具体案もないのだろう】と思われがち。

そんなこともあって、「そもそも主権在民なのだ。財政も国民の意思を重視するべき」となり、より具体的に「解体してどうあるべきか」も話されるようになってきた。これまた良い傾向だと思う。この具体的な「解体するべき理由」と「解体してどうするのか」を国民が理解してそれを主張できないと「戦争はんた~~~い」と同じレベルに扱われる。

私はまず「歳入庁を作って分離するべき(財務省の力を削ぐため)」とは考えていましたが、それ以上のことはやっぱり専門家でもないしわからない。でも最近、「具体案」が出てきているようで、これが広がってもっと大きな国民運動になれば良いなと思っています。

それに必要なことは、まず「自民党に勝たせないこと」が何よりも重要で、今の動きとしては「自民党は消費税減税を諦めた」ことからも評判ガタ落ちで、でも石破氏はやる気だったのに「森山裕自民党幹事長」に強く止められたらしい情報も広がり、石破氏の能力不足も含めそれが広く知れ渡って来たのは良いことだと思う。

でも「国民民主党に力を付けさせない秘策もある」ようで油断は禁物だし、選挙後の自民と立憲の大連立も冗談じゃないと思える動きがあるので注意が必要だと思う(国民民主との連立なら良いと思う)。でもその辺を今の30代、40代はしっかり見ているようで、自民党の支持率は第三位(1位国民民主、2位れいわ)で、自民党の支持率が高いのは相変わらず60代以上。

私は60代以上は「テレビ新聞などの既存メディアの影響が強い。洗脳されている」とは思いたくないし、やっぱり自民党と考えるのはそれなりの根拠があるとは思うものの、日本の将来を背負う若者や中年が望む日本になるべきだと考えています。ましてや今の60代以上は困っている人も多いにしても「比較的豊かなのは間違いがない」ですし、「逃げ切りばかり考える年寄りは黙っていろ」という論もまんざら間違えているとは思えないのね。

財務省をどう解体してどんな方向で行くべきか。

自民党を終わらせるときが来た。そんな気がしています。また自民党内にも良い政治家はたくさんいるものの、彼らに力は無いし少数派。また岸田氏、石破氏に彼らは排除されてきて、当選できなかった人達も多い。そういう彼らの為にも「自民党の若返り、財務省の影響下から出る」事が重要かと。

石破総理の誕生時に、私は落胆したなんてもんじゃありませんでしたが、石破総理だからこそ「古い自民党を終わらせることが出来る」のかもしれない。

 
 
 

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